軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

似てないよ!!

アイーシャさん達と別れてから私達はすぐに宿を取る為に前に泊まった宿に向かい無事に人数分の部屋を取る事が出来て、其々自由時間を過ごす事になった。

・・・・・・けど!!私のとった部屋にはユリアン、ディアナ、ムーアさん、アンディさん、私が集まっていた。

「何で私の部屋に集まってるの?狭くない?」

流石にこの人数でこの部屋は狭いと思いそう言うとユリアンが苦笑する。

「少し話したい事があってね、表ではあまり話したくない事だったからここに集まったのよ」

だからって私の部屋で・・・・って思ったけど大事な話し合いっぽいから何も言わすにユリアンに視線を向けるとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「さっきの衛兵隊の隊長との会話は皆聞いていたでしょう?」

その言葉にここに居る全員が頷く。

「どう思う?」

ユリアンが更に続けた言葉にここに居る全員が何を言ってるか分からないって顔でいるとユリアンが話を続ける。

「グランパルス方面の賊達の活性化のことよ」

ああ!その話ね、でもどう思うも何もないと思うんだけどな?と思っているとムーアさんが真剣な顔で口を開く。

「隊長は賊達の活性化は偶然ではないとお考えなのですね?」

ムーアさんの言葉にユリアンが真剣な顔で頷く。

「あの話を聞いてそう思ったわ、私はこの活性化の裏側にキルアスキルがいると思っているわ」

ん?キルアスキル・・あ!犯罪組織ね!!と思い出し首を傾げる。

「何でそう思うの?」

私がそう言うとユリアンが少し考えてから口を開く。

「グランパルス在中の時にウラットが盗賊を取り込んだ可能性があるって言ったわよね?」

確かにそんな事を言ってたね。

「それとウラットが現れてからの時期と一致してそうなのよね」

その言葉に私は首を傾げて口を開く。

「なら何であの時にアイーシャさんに言わなかったの?」

衛兵隊の隊長が目の前にいたんだから教えてあげれば良かったのに?と思っているとユリアンが苦笑する。

「可能性の段階でこの事を言うのはどうかと思ったのよ」

なるほどね、考えすぎって事もあるかもしれないから言えなかったのね!

「それで?ユリアンはどうしたいの?」

この話し合いをし出したのはユリアンなんだから何か考えがあるんだろうと思いそう聞くとユリアンが腕を組み口を開く。

「それを今から考えるのよ」

何も考えてなかったんかい!!と思わず力が抜けて深い溜息をつく。

「ユリアン・・・・私の事を考え無し・・とかたまに言うけどユリアンも似たようなものじゃない」

まったく私の事を言えたもんじゃないよ?と思いながらそう言うとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「リアと一緒にしないで?私は考えてから行動するから」

酷い言い方だ!!と思っていると隣にいるディアナが深い溜息をつく。

「似た者同士でしょ?」

「「え?」」

私とユリアンがディアナの言葉に同時に疑問の声を上げるとそれを見たディアナが更に深い溜息をつき口を開く。

「ほらそっくり」

似てないよ!!とは言えずに黙るとムーアさんが口を開く。

「私はキルアスキルが何かをしている・・・・と言う前提で動いた方が良いと思います、まあ何その何か・・・は判りませんが事が起きて慌てるよりは何かが起きると思っていた方が冷静に対処できますから」

ムーアさんの言葉に今度はアンディさんが口を開く。

「そう考えておけばいいだろう、それに賊の活性化が偶然じゃないとしたら今回捕まえた賊も何かしらの情報を持っているかもしれないから情報が得られるのを待ってから調査をしてもいいかもしれないな」

今後の事を考えればそれもいいかもしれないね。