作品タイトル不明
全然違う人が出てきたんだけど!!
うーん厄介だね、もしかしてこの目の前の壁がエーテルを流す事で開くとしたら他に方法は・・・あ!
私は【ディメンションスペース】に放り込んだゴーレムのコアを取り出してコアを握りしめてから壁にその手を当て意識を集中する。
「あ・・・やっぱり」
コアの中にエーテルが籠めてあるのを感じそれを取り出し壁に流すようなイメージをすると壁が横へとずれて行った。
「やってみるものだね」
思い付きで周囲のエーテルを集められないならコアに込められているエーテルを使ってみればいいんじゃね?と考えてやってみたら出来た!!
「相棒・・・お前凄いな」
動き出した壁を見ていたらニーズヘッグがそう言って来たので私は首を傾げる。
「ん?何の事?」
その言葉にニーズヘッグが話を続ける。
「俺が他の方法を提案する前に自分で解決策を考えちまった、しかもコアからエ-テルを引き出すとか普通は思いつかんぞ?因みに俺は思いついていたがな!!」
本当に?・・・・・と疑いたくなるけど口にはせずに頷いてから隣にいるディアナに視線を向ける。
「さあ行けるようになったから行こうか」
新しい通路が出て来たのでそう言うと全員が頷きそして新しい通路へと足を踏み入れた。
通路を進む事20分・・・・少し開けた場所で出た。
「これは・・・」
そしてその開けた場所には二階建ての建物が建っていてその建物は出入り口以外は中へ入れないようにしてあった。
「入る順番は私、アンディ殿、ディアナ、リア、リッカ、ラッツの順で入ります」
ディアナが人一人しか入れない出入り口を見てそう口にすると他のメンバー全員が頷く。
「それじゃあ入るわよ」
そう口にした後に出入り口のドアを開けて中へと入り私達も後を追うように建物の中へと入った。
「こりゃあ・・・」
建物中へと入り目の前に現れた物体を見て思わず口にする。
目の前に現れた物体・・・・それは・・・サイズは小さくなるがグランパルスの遺跡で見た奴と似たような魔道具だったのだ。
それを皆で見ていてふとある考えにたどり着きニーズヘッグを握りしめて口を開く。
「ユリアン・・・これがグランパルスの遺跡で見かけた奴と同じような物だったらまた執事さん達が出てくるかもしれないから警戒しておいて」
そう・・・・あの人達は魔道具が何処にあるかを知ってるような感じだったのでもしかしたらまた出てくるかもしれないのだ。
「私、ラッツ、ディアナで周囲の警戒を、アンディ殿、リア、リッカでこの魔道具を調べて」
その言葉に全員が頷き私はリッカちゃんとアンディさん共に目の前の魔道具へと近き調べ始める。
手触りは壊された魔道具と似たようなものだと思う。
「さて・・・・・・・・」
次は取り敢えず全体を把握する為にこの魔道具の周りを歩こうと思って歩こう・・・と思った時・・・『此処まで見つけられるとは思いませんでした』・・・・と幼い感じの女の子の声が聞こえここに居る全員が動きを止めた。
私は声がした方向を見ると成人していないくらいの歳の緑の髪をしたメイド服の女の子とピシッとした服を着て眼鏡をかけた黒髪の女性がいつの間にか部屋の片隅に立っていた
「どちらさんで?」
この魔道具を見て執事さんが出てくるかもとは思っていたけど全然違う人が出てきたんだけど!!