作品タイトル不明
ああ!だからか!!
リッカちゃんの提案で私が破壊したゴーレムを調べる事になり全員でゴーレムを調べ始めて2体のゴーレムから私の拳大の宝石みたいなのを発見した。
「ねえニーズヘッグ?これって何?ゴーレムを倒した時のご褒美?」
私がそう聞くとニーズヘッグが『くくく!!』と何故か笑い始めた。
「何で笑うのさ?」
そう言うとニーズヘッグが話を続ける。
「んな訳ないだろう相棒?それはゴーレムのコア・・・・・つまりは心臓だ、それに術式が組み込まれていてゴーレムが動く・・・つまりさっきの騎士で言うと石像の部分が服でコアが本体って事だ」
ああ!だからか!!
「つまりこの【魔法殺し】のトラップでゴーレムが動けていたのは作られたゴーレムをここに持って来ていたからって事だね」
その問いにニーズヘッグも同意する。
帝都近くのゴーレムは周囲の石をかき集めて人型になったのに此処のゴーレムは違ったのが気になってたんだけど此処じゃその方法は出来ないから出来た奴を持ってきました!!って方法を取ったんだろうね。
うんすっきりした!!
「ねえニーズヘッグ、私でもこのコアを使ってゴーレムを作れる?」
コアが無傷で残ってるんだからもしかしたら再利用できるかもしれないと思いそう聞くとニーズヘッグが黙り込む。
「あれ?無理?」
もしかして私には無理なんだろうか?と思っていたらニーズヘッグが話はじめた。
「ゴーレムをつくることは出来ると思うがやらない方が良いと思うぞ?」
は?
「え?何で?ゴーレムがあった方が便利じゃない?」
私がそう言うとニーズヘッグは話を続ける。
「簡単な理由だ、そのコアはすでにこの通路の防衛命令が書き込まれてるのさ、だからそのコアを元にゴーレムを作っても相棒の命令を聞かずにこの通路の防衛・・・・つまりはまた相棒達に攻撃をし始めるって事だ」
ふーん・・・『書き込まれてる』・・・・ね、まあ今は調べる時間が無いから【ディメンションスペース】に放り込んでおいて後から調べてみようかな?・・・・うん!そうしよう!!
「わかった、今は諦めるよ、ディアナ・・・他には何か見つかった?」
コアに関する話をしている最中もディアナとユリアンとアンディさんがゴーレム達を調べてくれていたのでそう聞くとディアナが首を左右に振り口を開く。
「何もない・・・・と思うわ」
まああのゴーレムを動かしていたコア以外に何かあるとは思えなかったから納得は出来るんだよね。
「なら奥へ行こうか、ゴーレムが此処を守ってたって事は此処は遺跡で間違えないと思う、だから早く奥へと行こう」
あのゴーレム達は無傷だった、つまりは此処に誰も来た事が無いって事になるから楽しみになってきた!!
それから20分ほど進み・・・私達は足を止めた。
「行き止まり?」
ユリアンの言葉に私は首を傾げた途に目の前に現れた壁に手を翳してエーテルを流し込む。
・・・・・が!何も起きなかった。
「もしかして【魔法殺し】のせい?」
私がそう言うとニーズヘッグが同意するように声を上げてきた。
「その通りだ、今お前さんは周囲のエーテルを集めて流そうとしていたな?エーテルを集めるという行為を【魔法殺し】が阻害しているのだ」
本当に厄介なトラップだね。