軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

私もまだまだだね!!

「ふう」

ヘルスネークとの戦いの後にそのまま昼食をとり少し落ち着いたら自然とホッと一息という感じで『ふう』と出てしまった。

「さっきの戦いで疲れたのリア?」

そんな私を見てディアナがそう言って来たので私は苦笑する。

「あんなのとやりあうとは思わなかったからね、ちょっと汗かいたからお風呂に入り・・・あ!」

私がお風呂に入りたいと言い終わる前に『お風呂に入る』の言葉に反応したミーティアがどこかに走って行ってしまった・・・そんなにお風呂が嫌いかミーティア?

「全くあの子は・・・ティファお願い出来る?」

ミーティアが走って行った方向を見ながらティファにそう言うとティファが『ウミャ!!』と鳴き追いかけるように走って行った。

「これでよし・・・っていうかそこまで嫌なのかな?」

ディアナに視線を向けてそう聞くとディアナが少し考えてから口を開く。

「あの子元は野生の子だからお風呂なんて馴染みが無いのかもしれないわね」

そういうものなのかな?

「でも私達と過ごすのだから風呂は入ってもらうけどね」

やっぱり旅をしている時にもお風呂に入りたいよねぇ・・・何かいい方法は無いかな?あ!

【ディメンションスペース】にバスタブを入れておけばいいんじゃない?水は【魔術】で出せるしお湯を沸かすのも【魔術】でやればいいし・・・・・何でこれを思いつかなかったんだろう?良し!サールンに戻ったら早速バスタブを買いに行こう!!あ!でもお風呂に入る時丸見えに・・・・そうだ!【クリエイトアース】で壁を作ればいいか!!本当に何でこれまで思いつかなかったのか・・・・・私もまだまだだね!!

「あ」

そんな事を考えているとティファがミーティアの首の後ろを咥えて戻って来た。

「ご苦労様ティファ」

私の足元まで歩いてきて見上げてくるので私はティファの頭を撫でながらそう言うとティファが嬉しそうに目を細めて撫でている手に頭を押し付けるようにしてきたので私は微笑みながら更に頭を撫でてあげる。

「さてと・・・・ミーティア?」

私がティファに咥えられたままのミーティアに視線を向けそう言うとミーティアが私を恐る恐るという感じで見上げてきたので思わず笑いそうになるけど我慢して話を続ける。

「此処じゃお風呂には入れないからね?」

私の言葉にミーティアは尻尾をブンブンふりはじめる。

「そんなに嬉しいの?でもサールンに戻ったらお風呂には入ってもらうよ?」

あ・・・今度は悲しい顔で尻尾が垂れ下がった!めっちゃ落ち込んでる!!

「安心してミーティア!丁寧に洗ってあげるから」

あ・・・更に落ち込んだ!!と思っているとミーティアを解放したティファが私の服の袖を咥えて『クイクイ』と引っ張ってきた。

「ん?どうしたのティファ?」

私がそう聞くと咥えていた服の袖を放して10歩くらい歩いて振り返り私を見てもう10歩歩きさらに振り返り私を見る。

「ん?何か見つけたの?」

何か『ついてきて』と言われた気がしてそう聞くとティファが私に背を向行け数歩歩いてまた振り返って来たので私は立あがりディアナに視線を向ける。

「何か見つけたみたいだから行ってみるよ。ディアナも付き合って」

私がそう言うと椅子に座っていたディアナが立ちあがりながら頷く。

「さて何を見つけたのかな?」

私とディアナは歩いて行くティファの背を追うように歩き出した。