軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

断言できないけどね!!

私がユリアンに声を掛けようとするとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「もちろんわかってて言ってるのよ?襲ってきてくれた方が効率がいいから」

分かってて言ってるって訳ね!と思いながら疑問に思っている事を口にする。

「ねえ・・何でウラットは衛兵隊を襲ったの?」

私がそう言うとユリアンが首を傾げるので私は話を続ける。

「衛兵隊を襲うってかなりのデメリットだよね?お尋ね者なんだから目立ちたくない筈なのに目立つ事になるし衛兵隊はそれなりに強いし・・・・それなのに何で衛兵隊をおそったの?」

デメリットの方が多いと思うんだけど?それを超えるメリットがウラットにはあったんだろうか?と思いそう聞くとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「言われてみれば確かに・・・けど思いつかないわね」

まあ普通は犯罪者の考えている事なんてわからないよね。

「でも向こうから来てくれれば話をきけると思うよ?ならその時に聞けばいいじゃん」

まあ襲ってくるとは断言できないけどね!!と思いそう言うとユリアンが苦笑する。

「まあこの時点でわかる事なんて無いし来た時に考えればいいのよ」

まあね!その時にどうやるか?だよね!!と納得していると再びノック音が聞こえたので私はドアに向かい口を開く。

「だれ?」

「私よリア」

ドアの向こうからディアナの声が聞こえたので口を開く。

「鍵はかかってないから入っていいよ!」

私がそう言うとドアが開きディアナが入って来る。

「おはようリア・・・ってユリアンも来てたの?」

部屋の中に入って来て先に居ていたユリアンを見て驚いていたけどそんな態度を気にせずにユリアンは微笑む。

「おはようディアナ、丁度いい所に来たわね・・リアとこれからの事を話していた所だったのよ」

そう言いながらディアナに席を勧めるユリアンを見てディアナが席に座りユリアンに視線を向ける。

「昨日遅くまで帰ってこなかったわよね?何かあったの?」

その問いにユリアンは私同様に昨日得た情報をディアナに話した。

「・・・なるほどね」

そう言いながら頷くディアナを見てユリアンが話を続ける。

「この話はもう調査隊の各責任者には伝えてあるから、ということでリアと話し合った結果予定通りサルーンで1週間の休暇の後に遺跡調査に向かうわ」

その言葉に私とディアナが頷く。

「それじゃあめんどくさい話は此処まで!!さあ食事に行くわよ!!」

拳をアッパーカットみたいに振り上げた後にぐっ!!っと握りしめてそう言い放つユリアンをびっくりして見ているとユリアンが私を見て微笑む。

「ウラット関係の情報を聞く為と調査隊各責任者にそれを伝える為に夕飯は食べてないのよ・・・つまりお腹がすいたってことよ」

そう言い放つユリアンを見て私は苦笑する。

「そりゃ確かにお腹がすくよね、んじゃご飯を食べに行こうか」

私達は部屋を出て食事をとる為に宿を出た。

それからのんびりと休暇を過ごして予定通りサルーンを出て遺跡へと向かう日が来た。

「揃ってるわね?事前に話した通り危険な事が起こる可能性が高いと考えています、なのでそれぞれが注意し何かあったら報告を、それが危険度を下げる事になります・・・・・では出発!!」

ユリアンがそう宣言すると私達を乗せた馬車がサルーンを出発した。