作品タイトル不明
と思うんだけどね!!
「今日は此処までにしましょう!!」
執事さんとメイドさん襲撃の後にこの空間を調べ始めて2時間が過ぎ何の結果も出ていない時にユリアンの言葉で皆が手を止める。
「少し早いけど色々あって精神的にも疲れてると思うから今日は此処までとします!!」
ユリアンの言葉に其々が頷き地上に上がろうとし始め歩き出すときにユリアンが話を続ける。
「アンディ殿、リッカ、ムーア、リア、ディアナは残って頂戴、これからの事を話したいわ」
名前を呼ばれた5人とユリアンはそのまま残り他の調査員が上へと上がったのを確認したのを見たユリアンが話をしようと口を開こうとした所で私は口を開く。
「少し待ってユリアン」
そう言った後に【ディメンションスペース】に入れてある人数分の椅子とテーブル・・・そして水が入っている水筒を取り出す。
「座って、それと散々動いたから喉が渇いていると思うからのんで」
そう言いながら更にティファとミーティア用の深皿を【ディメンションスペース】から取り出して地面に置きその深皿にも水を注ぐ。
「2人も頑張ったね、飲んで」
そう言うとティファとミーティアは嬉しそうに水を飲み始める。
それを見て微笑んだ後にユリアンに視線を向けるとユリアンが私の視線を受けて頷く。
「さっきも言ったけどこれからの事を考えたいわ」
そう言うとここに居る全員が頷く。
「それで・・・・・あの2人はまた私達の前に現れると思う?」
ユリアンが真剣な顔でそう口にすると私を除いた全員が難しそうな顔をし始めるのをみて私は苦笑する。
「出てくる可能性があると思うよ」
私がそう言うと全員が私に視線を向けてきたので私は話を続ける。
「あの2人はこの施設にこの魔道具がある事を知っていて放置していた可能性が高いと思ってるんだよ私は」
そう言うと全員が驚いた顔をする。
「けど今まで放置してきたのは『誰もが見つける事が出来なかった』からだと思う、けど今回私達が見つけて・・・それを知ったあの2人は・・・・違うかな?あの2人の主が見つかったから壊してくるように命じた・・・・と私は思っている」
推測ではあるけどそんなに間違ってはいないと思う。
「私達は此処以外にもあと2か所調査をする事になってるけど、そのどちらかに此処と同じような施設があればきっと出て来ると思うよ」
まあ敵対してくる訳じゃなくて壊しに来る・・・と思うんだけどね!!
私がそう言うとユリアンが少し考えてから口を開く。
「ムーア・・・もし・・貴方があの執事と戦う事になったとして勝てますか?」
騎士達を取り纏めるムーアさんにそう聞くとムーアさんが首を左右に振り口を開く。
「無理ですな・・・私ではリアに・・・いえ・・・魔導師殿にも勝てません」
え?そんな事ないよ?多分ムーアさんと戦ったとして完全に勝てるとは思えないんだけど?と思いムーアさんにそう言おうとしたらムーアさんが話を続ける。
「魔導師殿の【無詠唱】で瞬殺です・・・そんな魔導師殿すら勝てないと答える人物に勝てるとは思えません」
まあ確実にムーアさんではあの執事さんにもメイドさんにも勝てないと思う。
「まあ私もあの執事と戦って勝てるとは思えないけど・・・メイドにすら子供扱いされてる訳だし」
そう言いながら落ち込み始めるユリアンを見て私は苦笑する。
「喜びなよユリアン」
え?何で皆揃ってそんな驚いた顔で私を見るの?