軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

つまり最高!!

「あ」

領主様がキングにビビったっていう話を聞いて一つ思い出した事があり【ディメンションスペース】から少し大きめの布の袋を取りだしてユリアンの前におく。

「これは?」

布の袋を見て首を傾げるユリアンに私は口を開く。

「オーガの巣を殲滅した時に倒したオーがを全部【ディメンションスペース】に入れていたんだよ、んでそれをさっきギルドで売って来た」

私はそう言うとユリアンが黙ったまま布の袋を見ているので話を続ける。

「そのお金はディアナを含めた調査隊の皆でわけて欲しい」

私の言葉にユリアンが驚いた顔になる。

「え?でも殆どリアが倒してたわよね?」

確かに巣に居たオーガは【サウザンドボルト】で黒焦げにしたけど今回の旅は調査隊の一員として旅をしているのだからこれは全員で分けるのが妥当だと思う。

「いいんだよ、皆で分けるとそれほどの金額にはならないけど酒代位にはなるからね、臨時のおこずかいってことで」

私はそう言うとユリアンが微笑む。

「有難く受け取らせてもらうわ、皆喜ぶわ」

うんうん、やっぱり皆で分かち合わないとね!!

「お待たせしました」

その後ユリアン達とたわいのない事を話していると従業員さんが注文していた料理を運んできてテーブルの上に乗せていくのを見て話をやめて食事をする事にする。

「ブラウンボアのステーキを頼んでおいたわ、勿論ティファやミーティアのぶんもね」

そう!目の前にはいい焼き加減のステーキが『ドン!!』とその存在をアピールしてきているので早速ナイフとフォークを持ち戦いを挑む。

「柔らかっ!・・・美味っ!!」

すっとナイフが入り切った肉を口に運び・・・その美味しさに驚く。

「今まで食べたステーキの中で一番おいしいんだけど」

ディアナを見てそう言うとディアナも真剣な顔で頷く。

「私もよ・・・びっくりしたわ」

貴族であるディアナが驚く程おいしいステーキって事はかなり凄いんじゃないかな?

「本当に美味しいわね」

私とディアナのやり取りを見ながらステーキを口に入れたユリアンも驚きながらそう口にして更に肉を切り口にするのを見て私も食事を再開してステーキを堪能し・・・・10分もかからずにステーキを食べ終える。

「ふう・・・・ん?」

満足して一息ついていると視線を感じてその視線の感じる方向・・・・下の方を見るとティファとミーティアが私に何かを言いたそうに私を見上げていたので首を傾げる。

「ん?どうしたの?もう部屋に行って休みたいの?」

私がそう言うとティファとミーティアが否定するかのように目を閉じる。

「んーー?」

何が言いたいか分からずに少し考えこんでいるとそれを見ていたディアナが微笑む。

「もしかしてもう少し肉が食べたいんじゃないの?」

「あ!」

ディアナの言葉に私がティファとミーティアを見ると尻尾をブンブン振ってるのでディアナの言ってる事が当たってるのは明らかだった。

「わかったよ、今頼んであげるからね・・・・ってかやっぱりこの子達って私達の言ってる事がわかるんだね」

ティファが私達の言葉を理解しているのは判っていたけどまさかミーティアまでも私達の言葉を理解してるとは思わなかった。

つまり・・・・・・この子達は賢くて可愛い!!・・・つまり最高!!って事だよね!!

「あ!すいませーん!!」

少し離れている場所に居る従業員さんがいたので私はそう声を掛けてティファたちの為にお替りを頼むことにした。