軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ゲフンゲフン!!

マルービサに着いてから3日・・・私達はのんびりと過ごす事が出来て予定通りに休暇を終えて出発する日になった。

「全員集まってるわね?では出発しましょう!!」

ユリアンが全員集まってるのを確認してそう言い放つと調査隊の皆が其々に乗る馬車に乗り馬車を走らせ始めて私達はマルービサを出て旅を再開した。

「さて今後の事なんだけどマルービサからやく3週間は野営となるわよ。次の目的地はサルーサと言う村ね、そしてサル―サから今回の目的地であるグランパルスまで約2週間・・・てとこね」

おお!もう少しでグランパルスの遺跡が拝めるんだね!!後少し頑張らねば!!と思いながら私は気になる事を聞く為にユリアンに視線を向ける。

「で?警戒する盗賊とかの話はある?」

私の言葉にユリアンが真剣な顔で口を開く。

「オバーカ盗賊団っていう奴等が活動してるけどそれよりもキルアスキルの方を警戒しておきたいわね、前に話したけここから先によくキルの行動報告が上がって来てるのよ」

「へえ」

キルアスキルと聞いて【サモンズゲート】を使ったあの女性盗賊を思い出しながらそう答えるとユリアンが私を見て深い溜息をつく。

「リア・・・何でそんな嬉しそうな顔をするのよ?まさか他のキルアスキルのメンバーが使う【魔法】を楽しみにしてるとかかしら?」

鋭いよユリアン!!と内心思いながらわたしは首を左右に振る。

「そんな訳ないじゃん!!そんな奴が出てきたら厄介だと思ってるんだよ!!」

「・・・・・・・・・何で目を逸らしながら言うのかしら?はぁぁぁ・・・・まったくあなたって子は」

あれ?バレた?と思いながらユリアンを見るとユリアンが呆れた顔で私を見てる。

「まあ【魔法】を使う人間がそうホイホイ出て来ることは無いでしょうけどね」

そう言ってくるユリアンに私は真剣な顔で口を開く。

「学ばないねユリアン」

私がそう言うとユリアンが不思議そうな顔で私を見てきたので私は話を続ける。

「そんな事を言ったらオーガキングの時みたいに出てくるよ【魔法】を使う人」

そう言うとユリアンが『はっ!』とした顔で固まった。

「まあ私としては出て来てくれた方がおも・・・ゲフンゲフン!!」

危うく『出て来てくれた面白い』って言う所だったよ!!と少し慌てた所でユリアンが何かを言おうと口を開く・・・・ところで馬車が止まった。

馬車が止まった事でユリアンが真剣な顔で馬車を飛び出していったので私も後に続くようにニーズヘッグを手に取り馬車を出ると騎士達が複数のゴブリンと戦ってるのが見えたので一応ニーズヘッグを構えていつでも【魔法】を使えるようにしておく。

「大丈夫みたいだね」

ゴブリンとの戦闘は10分もしないうちに終わり戦闘していた騎士達は誰も怪我をすることも無く後始末を始めたのを見て私は構えを解き周囲を見渡す。

「どうやらあれだけみたいだね」

まあここはマル―ビサから余り離れてないからあまり魔物はいないと思うんだよね。

「終わったみたいね。それでは行きましょう」

ユリアンが後始末を終えた騎士達を見ながらそう言うと騎士達も頷き馬車に乗り込み再び馬車が走り出す。