軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

でも勝つ!!

少し困ったような顔をしているベルスターさんにアインハルト兄さんが気がつき口を開く。

「どうしたベルスター?」

「はっ!この方は?」

視線を私に向けたままアインハルト兄さんにそう聞くベルスターさんにおアインハルト兄さんは溜息をつき口を開く。

「先程の話を聞いてなかったのか?ここに居る2人と先程入って行った女性は探索者だ、しかもSランク探索者でお前達の安全を考えSランク探索者3人を雇いここに来たのだ、だからこの子の言葉はしっかりと聞け、でないと生きて帰れないと思え」

アインハルト兄さんが真剣な顔で淡々とそう言うとベルスターさんが私に視線を向け直立不動の状態から思いっきり頭を下げて口を開く。

「失礼な態度をとってしまい申し訳ない!!我々の為に来てもらい感謝します!!」

「別に気にしなくていいよ」

私がそう答えた時に建物からレティシアが出て来て口を開く。

「怪我人の治療は終わったわ、さっさとここを出ましょう」

レティシアも早くここを離れたいのかそう言って来た。

「早く帰って一杯やりたいわ!今日はウイスキーの気分ね」

「早くお酒が飲みたかっただけかい!!」

思わずツッコむとレティシアは当然とばかりに頷き口を開く。

「喉が渇いたからお酒を呑まないとね」

・・・・・・・・・・・・・のどか渇けば水を飲むのが普通だと思うんですが違うのかな?まあレティシアだから気にしない!!

「ほら行くぞ・・・待て」

歩き出そうとしたアゴットが真剣な顔で足を止め森の奥の方を見ているので私も森のほうを見ると森の奥のほうから何か人がこっちに向かって歩いて・・・・・違う!!

「おいおいおい・・・俺達が来て正解だったのか・・・・・【首狩り姫】に付き合わなかったほうが正解だったのかどっちだと思う?」

森の奥を見ながら冷や汗を流しながらそう問いかけて来るアゴットに私も森の奥から来る魔物・・・・・オーガキングと20体を超えるオーガを見ながら口を開く。

「私はアゴットとレティシアに声を掛けて正解だと思うな」

しかもあのオーガキング・・・・普通のオーガキングとは違う!!

普通のオーガキングは皮膚の色が赤いのだけれどあのオーガキングは体が青い・・・・多分オーガキングが進化した個体・・・・しかも何故か知らないけど結構いい剣を持ってるオーガエンペラーだ!!

「おいおい・・・・・森の奥でもなかなか出会わない奴が何でこんな場所まで出て来てんだよ・・・・・まさかこいつが奥から出て来た事で活性化が起きたのか?って言うかあの剣・・・・レックスの剣だろう?・・・・・アイツ・・・オーガエンペラーにやられたのか・・・・・」

他の魔物はオーガエンペラーから逃げる為にアグリ方面に逃げたって事?ありえそう・・・・・ってあの剣の持ち主って探索者だったのね。

「アインハルト兄さん私とアゴットとレティシアでオーガエンペラーの相手をするからオーガのほうを任せていいかな?」

こっちを見たまま動かないオーガエンペラーを見ながらそうアインハルト兄さんに言うと、アインハルト兄さんは何か言いたそうにしてたけど頷き口を開く。

「任されよう。こっちの事は気にせず戦ってくれ」

その言葉に頷き口を開く。

「って事でアゴットとレティシア・・・やるよ」

アゴットとレティシアは溜息をつき頷く。

「【首狩り姫】、無事帰ったら酒おごれよ?こりゃあ500万リエンじゃ割に合わん」

アゴットが剣を抜きながらそう言って来たので私は頷き口を開く。

「わかったよ、だから生き残ろう」

私がそう言うとレティシアも嬉しそうに口を開く。

「もちろん私もおごってくれるのよねリアちゃん?」

「はいはい」

その言葉を最後に私達は神経を集中させてオーガエンペラーを睨むように見つめる。

これから戦う敵・・・・・オーガエンペラーは私達3人で戦って無事に勝てるかどうかわからない魔物だ・・・・・でも勝つ!!