軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

お姉さんに任せなさい!!

ミーティアをそのまま寝かせておいて私達は外に出てディアナの用意してくれた食事を食べて出発の用意とテントの回収をしようと思いミーティアが目を覚ましているかな?と思いながらテントの中に入るとさっき寝ていた場所とは違う場所でうつ伏せになってまだ寝ていた。

「この子って寝相が悪いのかな?」

「かも知れないわね」

まだ起きる気配の無いミーティアをディアナと見ながらそう話していたんだけど出発の予定時間が迫って来ていたのでディアナに抱きあげてもらい私は【ディメンションスペース】にテントを入れて私達が乗る馬車へと急ぐ。

「まってディアナ!その子犬は何?」

ディアナと馬車に乗り込もうとした時にユリアンがディアナの腕の中で眠るミーティアを発見しそう聞いて来た。

「この子はリアの新しい仲間よ」

ディアナの言葉に私に視線を向けるユリアンに私は昨日あった事を話す。

「なるほどねぇ・・まあまだ子供だから調査員に危害は加える事は無いと思うけど・・・ねえこの子の親は?」

・・・・・・・・・あれ?そう言えば昨日死にかけの時に親はいなかったとね?

「多分この子は魔物に襲われた時に見捨てられた・・・・と思う、治療した時に親はいなかったし」

「そう・・・なら責任をもってしっかりと見てあげてね、ティファもお姉さんとして頑張ってね」

ティファの頭を撫でながらそういうユリアンに『ウミャ!』と鳴き返事をして馬車に乗り込む。

『お姉さんに任せなさい!!』ってドヤ顔がとても可愛かったです!!

「お?やっと起きた」

馬車に乗り旅を再開して30分位して私の腕の中で眠っていたミーティアがもぞもぞと動き出して・・目を見開き顔をあげて私を不思議そうな顔で見上げてきた。

「ん?もしかして寝ぼけてる?」

『何この人?』みたいな感じで見られるのは悲しんですけど?

「ウミャ!!」

見上げたまま動かなくなったミーティアにティファがそう声を掛けると思い出したのかミーティアが尻尾をブンブン振ってすり寄って来た。

「思い出したみたいだね、お腹減ってないかな?」

ミーティアを見ながらそう呟くとミーティアは私の言葉が理解できたのかさっきよりも勢い良く尻尾を振り私をつぶらな瞳で見上げてきた。

「ハイハイ・・・これを食べてね」

【ディメンションスペース】に入れてあるオーク肉を2切れ取り出してミーティアの目の前に差し出すと嬉しそうにオーク肉に飛び掛かって来た。

一生懸命オーク肉を食べる姿を見ながらほっこりとした気持ちで過ごしていると馬車が止まり何か外が慌ただしいい感じになって来たのを感じたので馬車から降りてみると騎士や魔術師が森の奥を睨むようにして戦闘態勢を取っているので魔物が来ると理解して私も戦闘態勢を取る。

「リア」

戦闘態勢を取って森を見ていると後ろからユリアンが来て私の隣に立ち声を掛けて来たのでユリアンに視線を向けるとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「先行していた馬車からオーガが見えたと知らせがあって馬車を止めたわ、恐らく単体だと思うけどもしかしたら他にもいるかもしれないから」

その言葉に頷き視線を森に戻すとオーガが森から出てくる所だった。

「魔術師は先制攻撃を!!それで倒しきれなければ・・・・」

ユリアンが指示を出している最中に口を塞ぎ森を睨む。

「団体さんいらっしゃいって所かな」

私の呟きにユリアンが深い溜息をつく。

先に出て来たオーガの後から新たに10体のオーガが森から出て来た。