軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

聞くのが怖いんですけど!!

陛下の考えを理解した全員が息をのむ。

「確かに厄介だけどもう取り逃がしちゃって私達には何も出来ませんから考えるのは止めましょう」

そうだよ!ここに居るなら『その魔法は危険だから使わない方がいいよ!!』って言ってあげられるけどここに居ないなら悩むのは無駄!!だったら別の事を考えよう!!

そう思い陛下にそう言うとそれを聞いた陛下が驚いた顔になった後に笑いだす。

「確かにフローリア嬢の言う通りだな!!考えるだけ無駄というものだ!!」

うんうん!!その通りだよ!!と思っていたらリリア様が真剣な顔で私を見て口を開く。

「ねえリアちゃん、1つお願いがあるんだけどいいかしら?」

「ん?何でしょう?」

リリア様からのお願い?何だろう?厄介な事じゃなけりゃいいけどと思いながらそう聞くとリリア様が真剣な顔で話を続ける。

「今貴女はニーズヘッグから【魔法】を教わっているのよね?」

「はい。私がまだ知らない【魔法】を彼は知っていますから」

ニーズヘッグが言うには私があの遺跡で見つけた【魔法】は2割くらいらしいので本当に楽しみだ!!

「なら全ての【魔法】を知った時に全ての【魔法】を資料に纏めて帝国に教えて欲しいのよ、それを元に研究をするから」

お?それはいい話かも!!

「研究ってセレストーレに渡して研究させるって事ですか?」

私がそう言うとリリア様が真剣な顔で首を左右に振り口る。

「そうなるわ、その研究は国としてもかなり重要な研究となるから莫大な資金を投入する事になると思うわ」

まあ【魔法】や【魔術】の研究ってお金かかるから国からの支援があるのはありがたいよね。

とか考えていたらリリア様が視線を向けたまま私をじっと見ている事に気がつき頷き口を開く。

「かまいませんよ、他の人が研究する事で私が気がつかなかった事が発見されるかもしれないし」

【魔法】を発展させる為には研究する人が多い方が良いに決まってるからね!!

「感謝するわ、報酬は一億リエン位でいいかしら?」

「は?」

リリア様がいきなり『報酬は一億リエン位でいいかしら?』とか言い出したから驚いて声が裏返ってしまった!!

「えっと・・・そんなにもらえるんですか?」

私がそう言うとセレーヌさんが微笑む。

「リアちゃん、貴女は失われた技術の情報を成功例と共に国に差し出すのよ?しかもその技術をもって帝国の戦力が上がれば一億なんて安いものなのよ」

「そんなものなのかな?まあ貰えるものは貰いますけど」

さっきも言ったけど研究ってのはお金がかかるからね!まあ貰わなくても10年は研究だけしてても困らないだけのお金をもう持ってはいるんだけどね。

「では決まりね!楽しみにしているわリアちゃん」

そう言いながら微笑むリリア様に私が頷くと陛下が口を開く。

「フローリア嬢、1つ頼みがあるのだがいいかな?」

え?今度は陛下が頼み事?聞くのが怖いんですけど!!

「・・・・何でしょう?」

怖いけど聞かない訳にはいかないからそう口にする。

「今度ニーズヘッグをもって来てはくれないか?一度ニーズヘッグを見てみたい」

まあ気持ちはわかる!!5000年前の技術で作られた物が今もなお動いているんだからみたいに決まってる!!

「いいですけど覚悟してくださいね?かなり変な奴ですから」

いや違う!『変な奴』じゃなくて『変態』だ!!