作品タイトル不明
そんな理由で死刑は絶対に嫌だ!!
皇族一家との食事会から2日後・・・・私はまたお城へと足を運んでいた。
「それじゃあ行きましょうか」
お城へと入ってすぐに隣にいるディアナとシアが立っていてシアがそう言い歩き出したので私とディアナとティファはシアを追いかけるように歩き出し・・・そして10分位歩きとある場所・・・・前に来た事のある訓練場に到着した。
「良く来たなフローリア、ディアナ、そしてティファそこの席で少し待っててくれ」
私達を出迎えてくれたオリアニアさんがそう言って進めてくれた席の隣に座る。
「美人さん俺に挨拶は無しか?何だったら情熱的なハグでもかまわないぞ?」
オリアニアさんはそんなニーズヘッグの言葉をスルーしつつ私に視線を向ける。
「今日はニーズヘッグを使った【魔法】を見せてくれると聞いてな、楽しみにしていたのだ」
そうなんだよね・・・あの日・・・食事会で陛下にニーズヘッグを見せて欲しいとお願いをされた時に『どうせならニーズヘッグの能力も見てみたい』と言い出して今日陛下の前でニーズヘッグにサポートしてもらい【魔法】を使う事になっている。
シアとオリアニアさんと【魔法】に関して話をして待っていると訓練場の出入り口に一人の騎士・・・帝国の騎士の頂点である騎士団総長びディアックさんの姿が現れて更にその隣にこの国の最高権力者である皇帝陛下の姿が見えた。
「来たみたいだな」
そう言いながらオリアニアさんが立ち上がりその後すぐに跪くのを見て私も慌てて真似をするように跪く。
跪いて視線は床に向いている為陛下達がどうなってるのかは分からなかったけど1分もかからずに私達の前まで移動したらしく陛下が私達の前まで来たのが分かった。
「皆立つがいい」
その言葉を聞き私達は立ち上がる。
立ち上がると目の前に陛下が立っておりその隣にディアックさんが控えるように立っていた。
「さて・・・早速で悪いがニーズヘッグを見せてもらえるかフローリア嬢」
私はその言葉にさっきまで座っていた席まで歩いて行き立て掛けてあったニーズヘッグをてに取りさっきまで立っていた場所まで戻り陛下に見えるようにニーズヘッグを掲げるようにして口を開く。
「これがニーズヘッグです」
陛下は私の言葉を来きニーズヘッグをじっくりと見て・・・首を傾げる。
「話さないみたいだが?」
その言葉を待っていたかのように聞き慣れた声・・・・ニーズヘッグが話だす。
「何だお前は?俺は美人としか話さないようにしているんだ、野郎に興味はない」
・・・・・・・・・・・・・これって私も持ち主として『不敬罪』になるのかな?死ぬ原因が『杖が陛下を馬鹿にしたせい』・・・・・そんな理由で死刑は絶対に嫌だ!!
「ふむ・・・・・リリアに聞いていたが本当に話し方が人間と代わらんな、これは実に興味深い」
おお!全然怒ってないみたいだ!これなら『責任取ってお前死刑!!』とかなさそうだ!!!無いよね?フリじゃないよ?
「で?フローリア嬢」
あ!やっぱり死刑ですか?
「このニーズヘッグを使って【魔法】を見せてくれるのだったな?」
あ・・・そっちね!!
「はい、でも食事会の時に話した通りで効果は判り辛いですよ?」
私がそう言うと陛下が真剣な顔で頷く。
「構わん、頼めるか?」
「はい」
私はニーズヘッグに手したまま訓練場の中央へと歩き出した。