作品タイトル不明
なんか得したよ!!
おば様を見送ってからモニカが不思議そうな顔で私を見て口を開く。
「で?何で深皿なの?」
モニカはあの時に居なかったから知らないんだよね。
「この前此処でチーズボトルを食べた時にティファの鼻が火傷しそうになったんだよ」
「え?大丈夫だったの?」
「うん、ほらチーズボトルって小さな壺みたいな器に入ってるじゃん?ティファが食べようとすると鼻からツッコむしかないんだよ、それで火傷しそうになったんだ」
「ああ!そう言う事!!」
私の説明を聞き納得したようにそう言うモニカを見ながら話を続ける。
「だからあの時にティファはお皿にチーズボトルの中身を出して食べたんだよ」
その言葉に更に納得したのか何度も頷く。
それを見た後に周囲を見渡し近くに人がいないことを確認した後に私は話を続ける。
「話は変わるけどモニカに頼みがあるんだ」
私がそう言うとモニカが首を傾げる。
「私が出来る事なら引き受けるけど何かしら?」
その言葉に私は真剣な顔で口を開く。
「昼に会いに行った時に喋る杖がいたでしょ?あの事を誰にも言わないで欲しいんだよ」
私がそう言うとモニカが真剣な顔で頷く。
「あの時にも言ったけど誰にも言うつもりは無いわ、ギルドのギルド員の決まりもあるんだけど、今回は貴女の友達として友達の秘密は決して言わないわ」
真剣な顔でそう言って来たのを聞き私は私達を見守っているユリアンやリッカちゃんやディアナに視線を向けると全員が真剣な顔で頷いたのを見て私はモニカに向かい頭を下げる。
「感謝する」
私がそう言うとそれを見たモニカが笑いだす。
「ん?何で笑うの?」
いきなり笑い出したので不思議に思いそう聞くとモニカが笑いながら話だす。
「友達として当たり前の事をしているのにお礼を言うのがおかしくってね」
「・・・・・・・・・・確かにそうだね」
私達は見つめ合ったまま笑いあった。
「お待たせ」
おば様がチーズボトルの乗ったお盆をもってそう声をかけてきたので世間話を辞めておば様に視線を向けるとおば様が微笑みながら口を開く。
「ほら今日はその子にお肉のサービスだよ」
差し出された深皿の中には何かの肉が置いてありしっかりと火を通してあるみたいだった。
「いいの?」
私がそう言うとおば様が笑い出して面白い物を見るような目で私を見ながら口を開く。
「私が勝手にここに持って来た時点で良いに決まってるじゃない、貴女も面白い子ね」
・・・・・・・・・確かにその通りだ!!と思い直しておば様に頭を下げる
「ありがとう、ティファも喜ぶよ」
この子この頃結構食べるようになったからね量が多い分には問題は無いんだよね。
「その為に持って来たのさ、私もその子が気に入ってるからね」
ウインクしながらそう言って来たおば様に私は苦笑する。
「この子のファンがここにもいるとは思わなかったよ」
私がそう言うとおば様が首を傾げたので私はモニカに視線を向けながら話を続る。
「この子もティファの大ファンなんだよ、さっきなんか久しぶりに会ったからか抱きついて離さなかったんだ」
私がそう言うとおば様が笑い出しモニカが顔を真っ赤にする。
「なら同じファンとして飲み物を奢るよ。勿論ここに居る全員にね・・・ただし一杯だけだけどね」
おお?なんか得したよ!!