軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

でもそれはダメ!!

「ごちそうさまでした!!」

チーズボトルと食後のお茶を堪能してからおば様にそう言うとおば様がニヤリと微笑み口を開く。

「満足したかい?」

「はい」

「そりゃよかった、また来な」

おば様の言葉に頷き『また来るよ』と言って店を後にした。

店から出てモニカを家まで送ろうという事になりの家の前まで来た時に隣を歩いていたディアナとユリアンが険しい顔になるのを見て何かあったのかな?と思って2人の視線の先を見てみるとギルドでモニカにちょっかいをかけて来た男共が建物の陰からこっちを見ているのが見えた。

「あれ?『手を出せなくなった』んじゃなかったの?あれはいかにもこれから『モニカに用がある』って感じだけど」

私が建物の陰に隠れている男共を見ながらそう言うとモニカが溜息をつきながら口を開く。

「多分『そんな考えに及ばない思考の持ち主』なのかもしれないわ」

「へ?」

なにそれ?

「わかりやすく言うと『単純でおバカな人達』ね、もしくは『空気の読めない人達』かしら?」

・・うん・・・言いたい事は判ったよ!!

「でも今は向こうから来る気は無いみたいだけど、私達が帰ったら絶対にモニカに迫って来るよね?」

「多分ね」

迷惑そうにそう答えるモニカを見て少し考えてから口を開く。

「なら今日は私達が泊ってる宿に来る?」

私がそう言うとモニカが嬉しそうに微笑む。

「つまりティファちゃんと一緒に寝れるのね?行くわ!!」

・・ああ!そういう考え方もあるか!でもそれはダメ!!

「モニカ、確かに私の部屋で寝てもらうつもりだけど、ティファとは一緒に寝れないよ?」

「え?何で?」

私の言葉に一瞬で悲しい顔になるモニカに私は胸を張る。

「私が抱きしめて寝るからだよ!!」

もうねティファ抱き枕が無いと寝れない体になっちゃったんだよ私は!!!

私の言葉に納得したモニカは仕方ないという顔になり頷く。

「それであれはどうするの?何だったら私が少し懲らしめておこうか?」

ディアナは男共を睨みながらそう言って来たので私はモニカに視線を戻す。

「ねえモニカ・・・ギルド内での探索者同士の喧嘩はご法度だと思うんだけど外ではどう?アグリじゃギルドは何も言ってこないんだけど」

私がそう訊ねるとモニカは真剣な顔で頷く。

「サザビーでもそうよ、ギルドでは喧嘩扱いになるの、まあ単純に外でまで探索者同士の面倒まで見てられないってのが本音ね」

まあそうだろうね、外でやらかしたらそれは本人の責任だと思うし!!

「なら私があいつ等をぶっ飛ばしてくるよ、Sランカーの実力ってのを見せてやる」

私の友達に邪な気持ちで手を出そうって言うのならそれ相応覚悟を持ってもらわないとね!!そう思って男共の方に行こうとしたらディアナが私の前に出て私を見て微笑む。

「この頃動いてないから私がやるわ、それに食後の運動もしたいしね、だから少し離れた場所で見ていて」

そう言った後にユリアンに視線を向けて頷くとユリアンも頷きそれをみてディアナが男共の方へと歩いて行った。

「ただいまー!いやぁ・・・・まったく手ごたえがなかったわ」

にこやかにそう言うディアナを見て私は溜息をつく。

「だろうね、離れた場所からでもディアナが手を抜いているのがわかる位だもん」

鞘付きの剣で戦うとかじゃなくて素手でぶん殴って終わり!とかどれだけ弱いの!って感じだった!!