作品タイトル不明
ほら解散!!
「ニーズヘッグは置いて行こうか」
暫く皆で立て掛けられたニーズヘッグの方を見ていたらユリアンが冷たい視線を向けたままそう言って来たので私は頷き口を開く。
「そのほうがいいかもね、どうせ一緒に行っても変な事を言ってご飯が不味くなる・・・みたいな事あるかもしれないし」
「ちょ!待ってくれ!!外を出歩く時は連れて行ってくれると約束したじゃないか!!俺は今の時代を見て回りたいんだ!それに引き篭もっていたから孤独な心を美人を見て癒されたいんだ!!」
その言葉にここに居る全員の心が一つになった気がした・・・・『やっぱりニーズヘッグは置いて行こう』・・・・と!!
「んじゃモニカと合流して食事をしよう」
私がそう言うと全員が頷き席から立ち上がり部屋を出る為にドアのある方へと歩き出す。
「おい?俺を忘れてるぞ?おいって!!」
私達は騒ぐニーズヘッグを置いて部屋を出てそのまま外へと向かい外に出た後にギルドに向かい歩き出す。
「で?いいのリア?」
歩き出してすぐにユリアンがそう言って来たので私は頷き口を開く。
「今回は反省を促す意味で残してきたんだ、これからの事を考えるとニーズヘッグの性格は少しまずいって意味を理解してもらわないといけないから」
これは散々『ボンキュッボンがいい!!』とか『子供じゃなくて綺麗なお姉さんがいい』とか言われて怒ってるんじゃないよ?似たような事を言われてうんざりしてる訳でもないからね?勘違いしないで欲しいのよ!!
私達は世間話しながらギルドに向かい何事も無く着いてギルドに入りモニカを探すべく周囲を確認するとギルド員の制服ではなく普段着を着たモニカが壁側に設置してある椅子に座って待ってるのを発見したのでモニカがいる壁側へと向かい口を開く。
「おまたせモニカ」
「うーーーん!!やっぱり可愛いわぁティファちゃんは!!・・・あ!気にしなくていいわよリアそんなに待ってないから」
挨拶より先にティファに抱きつくとか本当にティファの事が好きなのねモニカは!!まあその気持ちはわかるけど!!
「それじゃあ夕飯を食べに行きましょうか」
私達のやり取りを見ていたユリアンがそう言って来たので私は頷き口を開く。
「モニカ移動しよう」
「わかったわ、行きましょうティファちゃん」
モニカがそう言って立ち上がりそのままギルドの出口に向かおうとした所に私の知らない男達・・・・探索者らしき男性5人が立ちふさがる。
「モニカじゃないか、これから呑みに行こう」
男性の中で女性受けしそうな顔を持った男性がそう声を掛けて来てその仲間達も私達の方を見てニヤニヤし始める。
「ほら君の友達達も一緒でいいからさ、皆で呑みにいこう?そのほうが楽しいしね」
断られるとは思ってない言いぐさでそう言ってきてモニカが振り返り困ったように私達を見て来たので私が前に出てイケメン男?に視線を向ける。
「悪いけど遠慮してくれるかな?これから込み入った話もしなきゃいけないから」
こう言えば諦めてくれると思いそう言うとイケメン男?は苦笑する。
「ならそんな事をさっさと済ませて楽しく呑もうよ」
・・・あ・・・これは話が通じない人達だ!さてどうするか・・・あ!!
「アンタ達じゃモニカ相手は役不足だから駄目だって言ってるんだよ、ほら解散!!」
私がそう言うと男共全員が私を睨んできた。