作品タイトル不明
聞き込みをしてたからね!!
モーム渓谷の遺跡を調べ始めて2週間・・・・私達は新たなる発見・・・・何て事も無く何の発見も出来ずにに過ごしていた。
「お待たせしました!!」
そう言いながら団体さんと共にラッツさんが私達の拠点にやってきた。
「ご苦労様です、それでその方達に盗賊達を引き渡せばいいの?」
ユリアンはラッツさんを労った後にラッツさんの後ろに控えてる衛兵さんを見ながらそう聞く。
「はい、この方はサザビーの防衛隊の隊長を務めている方で私の話を聞き自らが出て行った方がいいと判断して衛兵50人と共に此処まで来てくださいました」
おお!その判断が出来るってなかなかのものだね、優秀な人だね!!
「私はこの調査隊を任されてるユリアンと申します、わざわざ足を運んでくださり感謝します」
ユリアンが微笑みながらそう言うと隊長さんが真剣な顔でゆっくりと頭を下げる。
「この度は我がサザビーの民の安全を脅かしている盗賊の捕縛をして下さり感謝しまず、サザビーの民を
代表しお礼を申し上げます」
真面目だ!!めっちゃ真面目な人だ!!と内心思っているとユリアンが苦笑する。
「我々は偶々盗賊を捕縛したんですよ、我々の目的がこの遺跡の調査だったのですがこの遺跡を根城にしていた盗賊と戦う事になり捕縛した・・・という感じになったので」
隊長さんはユリアンの言葉に真剣な顔で首を左右に振り口を開く。
「理由はどうあれその結果サザビーの民は救われたのです、ですのでありがとうございました」
その言葉にユリアンが真剣な顔になり口を開く。
「お礼の言葉は受け取ります、それで盗賊達を連れて行ってもらえるのですね?」
「そのつもりで部下を50人連れてきました」
ユリアンはその言葉に頷き『少し待っててもらえますか』と言って席を外して5分位で戻って来て隊長さんに何かの資料を差し出す。
「これは?」
受け取りながらそう訊ねる隊長さんにユリアンが微笑む。
「捕らえた盗賊達から聞き出した情報を書き込んでいるものです、そこには盗賊達の名や出身地とかその他諸々が書いてあります」
ユリアンの言葉に真剣な顔で資料に視線を向ける隊長さん。
「本当に感謝します、お陰で取り調べの時間が短縮しました」
もう一度深く頭を下げて来た隊長さんにユリアンが微笑む。
「それはついでですからお気になさらずに」
キルアスキルに関する情報が知りたいが為に張り切って拷問・・・・・聞き込みをしてたからね!!まあキルアスキルに関しては殆ど知る人はいなかったんだけど。
キルアスキルに関してはウラット盗賊団の頭であるウラットと部下3人だけしか知らなかったし、その3人の持ってる情報も目新しい情報では無かったみたい。
「それでは盗賊達を閉じ込めている場所へご案内しますのでついて来て下さい、リア達は休んでいてね」
そう言い残しユリアンは衛兵さん達を連れて盗賊達を放り込んでいる遺跡へと向かって行った。
「引き渡しは終わったわ、後は衛兵達が連れて行くのを見送ってから調査を再開しましょう」
隊長さんを案内しに行ってから20分後くらいにユリアンが戻って来て微笑みながらそう言って来た。
「隊長、先程言えなかった事ですが」
一緒に戻ってきたラッツさんが真剣な顔でユリアンにそう声を掛けてユリアンが真剣な顔でラッツさんを見て首を傾げる。
「何かあった?」
え?何かあったの?厄介な事じゃなきゃいいけど。