作品タイトル不明
ってヤバ!!
ユリアンと合流してからティータイムを楽しみ30分位過ごした後にユリアンが真剣な顔で立ち上がる。
「ではそろそろ行きましょうか」
その言葉に全員が立ち上がり準備を始めて準備が終ってから外に出た。
「捕らえた盗賊達の見張りに待機組から何人か呼んであるからこっちの事は心配ないわ、それじゃあ行きましょうか」
私達はウラット盗賊団の拠点である遺跡を目指して警戒しながら進んで行き15分位で目的地までつく事が出来た・・・・・が!!
「ありゃ・・・これは予想外」
何か魔物がいっぱいいるな・・・とは思ってたけどまさか拠点前の広々とした道にアースドラゴンが5体とドレイクホースが10体うろうろしていた。
「これじゃ奇襲は無理ね」
ユリアンも魔物を見ながらそれじゃあ行って来たので私は頷く。
「でもこの魔物達は『外』に居るからすぐに倒せるよ、けど問題は盗賊達のほうだね」
籠城戦なんかされたらメンドクサイ事になるからね。
「まあこればっかりはやりあってみないと判らないわね」
ユリアンの言葉に私は頷く。
「今だったら引き返せるけど戻る?」
私の提案にユリアンは真剣な顔で首を左右に振り口を開く。
「どちらにしろやらなきゃいけないからやりましょう、それに盗賊達50人位だったら私達だけでも行けるわ」
私は頷いた後に合成版【ストームウエーブ】を使いアースドラゴン5体の首を刎ねてその後に合成版【エアバースト】を使いドレイクホース10体を吹き飛ばす。
「よし」
魔物を全部倒して満足して頷く私を見て呆れた顔で口を開く。
「ねえリア・・・・・貴女やっぱりすごいわねぇ」
え?
「え?別にすごくないでしょ?誰にでもできるよ」
私がそう言うとユリアンが首を左右に振り口を開く。
「いやいやアースドラゴン5匹とドレイクホース10体を瞬殺するなんて常識外れな事が誰にでも出来る訳ないでしょ!!」
「ちょ!ユリアン?『常識外れ』とか酷くない?」
私が思わずツッコむとユリアンが真剣な顔で首を左右に振る。
「ここに居る全員が貴女の事を『常識外れの人間』と思ってるわよ?ねえ?」
近くにいたムーアさんにそう声を掛けるとムーアさんが真剣な顔で頷く。
「その通りですよリアさん」
酷い!!私の繊細な心が傷ついたよ!!
「さてこの騒ぎで盗賊達が出てきましたよ」
ムーアさんが真剣な顔でそう言いながら出て来た盗賊達を睨むように見つめる。
私もそれを見て取りあえず出て来た盗賊達の膝下あたりから【防御結界】を張り動けないように固定する。
「とりあえず今出ていた奴等は動けなくしたよ」
私がそう言うとユリアンが頷き動けない盗賊達に向かい踏み込みぶん殴り始める。
「我等もいくぞ」
ムーアさんが隣にいる騎士にそう声を掛けて鞘に収まったままの剣で動けない盗賊達を倒し始める。
「ってヤバ!!」
周囲を警戒していたら上空からワイバーンが盗賊をぶん殴っているユリアン目がけて急降下して攻撃しようとしているのに気がつきワイバーン目がけて合成版【ストームウェーブ】を放ちワイバーンを真っ二つにする。
「魔術師は上空も気にして!まだ来る可能性があるから!」
そう言いながらユリアン達に視線を戻すと出て来た盗賊達は全部無力化に成功したようでロープを使い簀巻きを作り始めていた。