作品タイトル不明
見つかるかどうかは分からないけど!!
シアの質問の意味を理解したサラサさんは顔を赤くして下を向く。
「付き合いだしたのは・・・・アグリの遺跡調査の途中の休暇の時に・・・・」
おぉぉ!!照れてるサラサさんが可愛いい!!と思って見ているとユリアンが首を傾げる。
「あの時から?そんな雰囲気は無かったよね?」
「遺跡調査の時に少し落ち込んだ時にアンディに声を掛けられてその時に・・・その・・・優しい人だな・・・と思って休暇の時に食事に誘って・・・・意気投合したのよ」
へ?調査の時に落ち込んだって何かあったの?・・・・・何もなかった気がするんだけど?って言うかサラサさんからデートに誘ったの?積極的だね!!
「それから暇があれば話をするようになって・・・・・この前結婚を申し込まれて・・・・・・了承しました」
そう言うサラサさんはとても幸せそうだった。
まあ私は結婚するより研究したいから結婚するって気持ちがよく分からないけどとにかくめでたい!!
「失礼します」
サラサさんの話を聞いていたらノック音がした後に扉が開きさっきの執事さんとメイドさんの服装をした女性2人がグラスとワインの乗ったお盆を持ち入ってきた。
そして部屋に入ってきた3人は私達の前にグラスを置き、全員の前にグラスが行き渡ったのを見た後にワインを注ぎはじめる。
皆のグラスにワインを注ぎ終わり一礼した後に女性一人が壁際まで歩いて行き此方を向き立ち、残りの執事さんとメイドさんは部屋を出て行った。
それを見た後にシアはグラスに手を伸ばし手に取ると皆に視線を向ける。
それを受けて私達もグラスに手に取る。
「全員グラスを持ったわね?では・・・・サラサ、アンディ殿・・・結婚おめでとう」
「「「「「おめでとう!!」」」」」
グラスを掲げて乾杯するとサラサさんとアンディさんは嬉しそうに笑っているのを見て幸せになってもらいたいと思った。
そして料理が来るまでさっきの話の続きを聞く事になり私は気になっていた事を聞きたいと思って2人を見て口を開く。
「でもいいの?結婚したばかりなのに暫く離れ離れだよ?この仕事断ればよかったんじゃないの?」
新婚さんなんだから一緒に居たいって思うもんでしょ?と思いそう聞くとアンディさんが苦笑する。
「俺とサラサが意気投合したって話をしたろう?」
「うん」
そんな事を言ってたね。
「その話ってのが【シルドニア王朝】の話なんだよ、だからむしろサラサから行ってこいと言われてる」
納得した!!同じ趣味だからそこ行きたいって気持ちがわかるんだね。
「まあそれもあるけど私も第二部隊の隊長になったばかりで忙しいってのもあるのよ」
まあでも新婚さんなのに旦那さんに『行ってこい』って言えるのは凄いと思う。
「私も行きたいけど私のぶんまで調査して来て貰ってお土産話を聞かせてもらう事で行った気になるつもりよ」
調査結果は魔術師団にも共有されるはずだから秘匿される事は無いという事ね。
「まあ面白そうな物を見つけたらお土産として持ってくるよ」
そうだ!それを結婚祝いとしよう!!まあそんな物が見つかるかどうかは分からないけど!!
「楽しみにしておくわ」
嬉しそうに頷くサラサさんに私は頷き口を開く。
「もし見つからなかったらグレーターウルフをあげるって事で許してね」
「いらないってば!!」
なんでさ?かっこいいのに!!