軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

同時に納得もした!!

シア達とお酒を呑みながら話しているとノック音が聞こえその後すぐに扉が開きさっき出て行った執事さんとメイドさんが料理の乗ったカートを押しながら戻ってきた。

「失礼します、前菜をお持ちしました」

後ろに控えていたメイドさんも手伝い皆の前に前菜であるサラダが並べられそれを確認し執事さんとメイドさんは部屋を出て行った。

「ではいただきましょう」

シアの言葉で私は目の前にあるサラダにフォークを突き刺しそのまま口に運ぶ。

「うまっ」

シャキシャキの冷やされた野菜にサッパリしたソースが掛けられて前菜を食べた後にそれだけでも満足できる逸品だった。

食べ終わるとお皿は下げられ次に深皿に入ったスープが運ばれてきた。

「こちらはアースドラゴンを使ったスープでございます」

おお!アースドラゴン!!よく狩るけどアースドラゴンの肉って一回しか食べた事ないんだよね・・・・アグリに居る時は殆ど【癒しの風】で食べてたし!!

そう思いながら目の前の深皿を見てみると肉や野菜は入っておらず薄茶色のスープだけだった。

「あれ?アースドラゴン使ったんじゃなかったの?」

と思わず呟くと後ろに控えていたメイドさんが一歩前に出て微笑む。

「そのスープに使われたのはアースドラゴンの肉のこびりついた骨を使いスープを作りました」

「へえ・・・うまっ!!」

説明を聞き一口スープを口に運ぶと深い味わいとアースドラゴンの肉の旨味が口の中に広がった。

美味しくてあっという間にスープを完食しちゃった!

「アースドラゴンのステーキでございます」

あまりのスープの美味しさに感傷に浸っていたら執事さんとメイドさんが次のメイン料理らしきステーキを持って来た。

「お美味しそうだね」

目の前に用意されたステーキを見ながらそう言うとシアが微笑み頷く。

「もう判ってると思うけどこの店の料理は絶品よ?なにせ元王宮料理長がやってる店なんだから」

「は?」

確かに今まで出て来たサラダとスープは絶品だった、でもまさか作ってる人が元王宮料理長とは驚きだ!!と思ったと同時に納得もした!!だって美味しいんだもん!!

「では」

ナイフとフォークを使い目の前のステーキとの戦いに挑み・・・・ステーキを一口大に切りそのまま口に運び・・・噛みしめる!!

「うわぁ・・・・・」

前に一度だけアースドラゴンの肉を食べた事があるけどこのステーキは別物だ!作り手次第でこうも変わるものなんだ料理って・・・本当にビックリした!!

「あれ?ステーキが消えた?」

美味しいなとか考えていたら目の前のステーキが消えていて驚いているとシアが苦笑しながら口を開く。

「消えたんじゃなくてしっかりと完食したんでしょうに」

あれ美味しすぎて夢中で食べたって事?まあそれくらい美味しかったから仕方ないよね。

他の皆もステーキを食べ終わりステーキの感想を言い合っているとノック音の後に執事さんとメイドさんが部屋に入って来てからになった皿を下げてから目の前に白い物体の乗った皿を置きそのまま口を開く。

「こちらはデザートのラフリのケーキとなっております」

ラフリってボールサイズのサッパリとした果実だよね?それをケーキに使ったって事?楽しみだね。

「うわぁ・・・・・」

ケーキを一口サイズに切り口に入れて噛みしめると口の中いっぱいにラフリ特有の甘みとサッパリとした旨味が口の中に広がり、口の中に残っていたアースドラゴンの脂がきれいさっぱり無くなった感じがした。

「本当に美味しいわ」

サラサさんも嬉しそうにケーキを口にして微笑む。

どうやらシアの結婚祝いは喜んでいるようだね、なら私もサラサさん達が喜ぶものを考えないと!!