作品タイトル不明
親子で似てるって思ってたけど間違ってた!!
「リアちゃーん!!」
シアと一緒にシアの家に帰り家に入った途端何故かセレーヌさんが待っていて私を見た途端抱きついてきた。
「お久しぶりですセレーヌさん」
抱きついてきたセレーヌさんにそう言うとセレーヌさんが少し離れて両肩を掴み真剣な顔で口を開く。
「『セレーヌお姉ちゃん』でしょ?」
「え?」
「『セレーヌお姉ちゃん』でしょ?」
「元気そうでよかったですセレーヌお姉ちゃん」
セレーヌさんとシアってやっぱり親子だよね・・・・・親子そろってあの目が怖い!!
頷きながら私の隣でお座りするティファを見て微笑みティファの頭を撫でながら口を開く。
「さあさあ疲れたでしょ?お風呂も用意してるから入ってきなさい」
セレーヌさんがそう言うとセレーヌさんの後ろに控えていたエスメラルダさんが一歩前に出て一礼して口を開く。
「お帰りなさいませリア様、お風呂へとご案内いたします」
「え?場所知ってるから自分で行けるよ?」
「ご案内いたします」
「え?でも・・・・」
「ご案内いたします」
「お願いします」
・・・・・・・・・・・・・・・うん親子で似てるって思ってたけど間違ってた!!この家で過ごしている人全員揃って似てるんだ!!エスメラルダさんも怖かったもん!!
お風呂に入って一息ついた後にリビングに行くとセレーヌさんとシアだけじゃなくてテリーさんもいて、私を見て微笑む。
「良く来たねリアちゃん歓迎するよ」
「ありがとうございます。少しの間お世話になります」
そう言って一礼するとセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「さあ晩御飯にしましょう」
私達は美味しい食事を食べながらアグリであった事を3人に話して、シア達はそれを微笑みながら聞き時には笑いながら・・・・と楽しい時間を過ごした後に用意された部屋で久しぶりのベッドで旅の疲れを癒した。
。
「何でこんな事になってるの」
帝都に着いて3日目に私はシアに連れられて騎士団の所有する訓練場へと連れて来られ・・・・見覚えのあるこの国で一番偉い人とその妻・・そして騎士団長と魔術師団長と情報部長の前に立たされていた。
「久しいなフローリア」
用意されてる椅子に座りながらそう口にするジオール皇帝陛下に私は一応一礼する。
それを見てから脇に控えているオリアニアさんが一歩前に出て口を開く。
「休んでいる所すまないがライナシアが持って来た其方の研究に関する事を知りたくて足を運んでもらったのだ」
へ?研究って?【合成魔術】の事かな?それとも【多重発動】の事かな?と思い首を傾げているとオリアニアさんが微笑みながら口を開く。
「現在其方が研究している【多重発動】と【合成魔術】を一度見せてもらいたいのだ。この国で今使えるのは其方だけだからな」
なるほどね。一度その目で【多重発動】と【合成魔術】を見てみたいって事ね!!
「わかりました、ならまずは【多重発動】から」
私は陛下達に向かい両手を差し出し手のひらを上に向けて右手で【ウオーターボール】を、そして左手で【ファイヤーボール】を発動させてそのまま維持する。
「これは・・・・・・」
私の両手の上を見ながら私とディアナとシア以外は驚き固まる。
「これが【多重発動】です。それで【合成魔術】は・・・・・」
周囲を見渡すと騎士達が仮想敵として使う案山子みたいな人形があったので【エアブレイド】と【アクアニードル】を合成した魔術をそれに向かい放ちその人形を破壊する。
「こんな感じですね」
と言いながら陛下達を見ると何故か立ち上がって驚いていた。