軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

幸せになってもらわないとね!!

ダリルさん達の会話で少し場の空気が重くなってしまった時にライラさんとルルナさんとクレアが人数分の料理をもって戻ってきた。

そしてこの場の空気を感じたのかライラさんが微笑みながら口を開く。

「お待たせしたわね、お腹が減ってるとろくでもない事を考えてしまうから温かいうちに食べて頂戴」

そう言いながら料理を並べてライラさん達も私達の隣のテーブルに料理を並べそこに座る。

「私達も一緒に食べるわ。ではいただきます」

ライラさんの『いただきます』を聞きダリルさん達も料理に手を伸ばし食事を始める。

「美味しい・・・・」

「うぅ・・・」

「美味しいねお母さん!!」

香草焼きの美味しさに驚くリディアさんと食べた途端涙を流し出すキュリアさん・・・そしてダリルさんを見上げながら嬉しそうに『美味しいねお母さん』と言って来る息子・・・・ライトを見ながら微笑むダリルさんを見ながら私達も食事をし・・・・そして満腹になり皆がホッと一息つく。

「さてと・・・・」

ホッとした後にライラさんが真剣な顔で私達に・・・・違う・・・ダリルさん達を見て口を開く。

「貴女達はこれからどうするの?アグリで安定した生活ができるようなあてはあるの?」

・・・・・・・・・・私はその事を考えてなかった・・・本当に凄いなライラさん。

そう思っているとリディアさんが少し考えたから口を開く。

「私は探索者なのでそんなには困りません。ですがルークとキースは・・・二人共両親が殺されてしまい身寄りがないのです」

ルークとキースは残りの攫われた男の子2人だ。

「私はこれから探す事になりますが多分大丈夫かと」

キュリアさんがそう言うとダリルさんもライトを抱きながら『私もです』と頷く。

「ならここで働かない?丁度人を増やそうと思ってたのよ」

ダリルさん達の今後を聞いたライラさんがニコニコしながらそう言いそれを聞いたダリルさん達は驚いた顔でライラさんを見て固まる。

「それはいい考えよお母さん!!」

ライラさんの話を聞いてたクレアが立ち上がりながら嬉しそうにそう言うとルルナさんもうんうんと頷く。

「えっと?」

嬉しそうにしている3人を見ながら戸惑うダリルさん達を見ながら口を開く。

「落ち着くまで此処で働いて欲しいって事だよ」

「・・・・・いいのでしょうか?」

「店主が言ってるんだからいいんじゃない?」

ダリルさんが驚きながらそう私に聞いて来たのでそう返すとダリルさんがライラさんに視線を向けて固まって、ライラさんが私を見て口を開く。

「誰かさんのお陰でこの店も人気店になったから人手は欲しかったのよ・・・・本当よ?」

何で私を見てそんな事を言うのライラさん?確かにこの店の香草焼きが美味しいとは探索者仲間にはよく言ってるけどそれは美味しい物を作り続けるライラさんが凄いから人気店になったんだよ?私は何もしてないじゃん。

「お世話になってもいいのでしょうか?でもルークとキースとライトは幼いからまだ働けませんし」

「私は子供達まで働かせるような鬼に見えるかしら?子供達の仕事は学ぶことだから働けなんて言わないわよ」

笑いながらそう答えるライラさんを見てダリルさんとキュリアさんが頭を下げる。

「子供共々お世話になります」

「うん」

とんとん拍子にダリルさん達の就職先が決まったみたいで安心した。

ダリルさん達は苦しい思いをした分幸せになってもらわないとね!!