軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

やっぱり盗賊共には地獄を見せないと気が済まない!!

「あれ?帰ってきたの?忘れ物でもした?」

【癒しの風】に着いて一番最初に私が店に入ったらクレアが私を見て驚きながらそう言って来た。

「私そんなおっちょこちょいじゃないよ?」

何で皆私の事を魔術以外は何もできない子とかドジっ子とか思ってるんだろうね?私は何でもできる子だよ?ねえ聞いてるクレア?と声を掛けてるとディアナが苦笑しながら口を開く。

「盗賊に絡まれてその件でアグリに戻ってきたのよ。それで【癒しの風】に6人ほど泊めてもらいたいんだけどいいかしら?」

「6人・・・・大丈夫だよ、少し待ってね」

ディアナの言葉にそう答えそのまま奥のほうへと走って行き5分もしないうちに戻って来てライラさんとルルナさんを連れて戻ってきた。

「あれ?ルルナさんもここに居たんだ?」

ここでご飯を食べたら家に戻ってルルナさんに会うつもりだったんだけどここに居た事に驚く。

「リアがいない時は暇だから手伝っているのよ、やっぱり料理を作るのは好きだから」

楽しそうにそう言って来るルルナさんを見てやっぱりこの人は料理を作ってその料理を美味しそうに食べる人を見るのが好きなんだな・・・と再確認した。

「リアちゃんクレアから話は聞いたけど怪我はしてない?」

ライラさんが心配そうに聞いて来たけど私は首を左右に振り口を開く。

「私は大丈夫だよ。それでライラさん・・・頼みがあるんだ」

私は盗賊団と遭遇して起きた事を隠さずに話してライラさんにこの人達の事を頼む。

「宿泊費は私が出すからしばらくここに泊めて欲しいんだ。明日には多分事情を聞きに衛兵が来ると思うけど店には迷惑はかけないから」

「そんな事を気にしなくてもいいわ・・・・・あなた達も好きなだけいていいわ、料金は気にしないでね」

やっぱりライラさんは優しいね、本当にありがたい!!

「ライラさん早速で悪いんだけど香草焼きを人数分頼めるかな?皆お腹が空いてるんだ」

「それは大変ね!すぐに用意するわ!ルルナも手伝って」

ルルナさんもそう言われ頷きライラさんを追いかけるようにキッチンへと向かって行った。

「んじゃ料理が来るまで話でもしようか」

私達は席に着き世間話をしながら料理が来るのを待つ事にした。

「へえリディアさん探索者なんだ」

ボーイッシュな女性・・・リディアさんが少し悔しそうにしがら頷きそのまま話を続ける。

「アグリに稼ぎに来たんだけど旅の途中で乗合馬車が盗賊団に襲われて力及ばずここに居る全員が捕まったのよ」

そう悔しそうにしてると一緒に捕まってた子供と一緒に捕まってたお母さんが真剣な顔で首を左右に振り口を開く。

「それは仕方なかったわ、20人の盗賊に襲われた時に探索者は貴女1人だったんだから」

確かにそれじゃ捕まっても仕方ないよね、私だって1人じゃ無理・・・・無理じゃないかもしれないけど魔術を使えない接近戦の探索者だったら無理だと思う。

「だから気にしないでくださいリディアさん」

子共のお母さん・・・・・ダリルさんがそう言うともう1人の女性・・キュリアさんも頷き口を開く。

「最終的にこうやって無事でいられたのですからその事を喜びましょう」

それを聞きダリルさんとキュリアさんは強いな・・・と思う。だって捕まって屈辱的な事もされていただろうにそう言い切る2人を見てそう思ってしまう。

私も同じ状態になったらダリルさんとキュリアさんと同じようには出来ないと思う。

やっぱり盗賊共には地獄を見せないと気が済まない!!