軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

アイツかい!!

モブーナ・ヤッツと言う男は元Aランカーの探索者で元々素行が悪く犯罪を犯し盗賊として身を立てた男らしい。

しかも無駄にその手の輩に対してカリスマがあるらしく100人の盗賊を束ねるまでになりモブーナ盗賊団と名乗り始め活動をしているらしい。

「んであそこが拠点なんだね」

少し離れた場所から数人の盗賊が見張りとして立っている洞穴を見ながらそう言うとユリアンが頷き口を開く。

「そうらしいわ」

頷くとユリアンを見ながら少し考えて口を開く。

「ねえユリアン・・・・あそこに【サウザンドボルト】を打ち込んで終わりにしない?」

楽に済ませられていいんじゃない?と思いそう言うとユリアンが苦笑しながら口を開く。

「そうしたいけど出来ればモブーナだけでも生かしておきたいのよ」

まあこの盗賊団のトップだから色々聞きたいんだろうね。

「楽できると思ったのに残念だね・・・・なら次案で皆で突撃して制圧だね」

このメンツなら盗賊ごときに遅れは取らないだろう。

「それが一番ね、でも一つ確認したい事があるのよ」

ん?何だろう?と思って首を傾げてるとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「あそこにモブーナがいるかどうか・・・・って事がわからないのよ」

どうやら捕まえた奴等が拠点から出ていく時にはいなかったらしくいるかどうかわからないらしい。

「確かにいると思って制圧したらいなくてその現場を少し離れた場所から見られて逃げられたとか言ったら笑えないよね」

その言葉にユリアンが真剣な顔で頷き口を開く。

「そうなのよ・・・何かないかしら」

うーん・・・・

「なら少しの間見張ってみていそうだと思ったら行く?流石にモブーナが来るまで何日も待つとか時間の無駄だからやりたくないけど1日位なら別に待ってもいいよ?」

ユリアンは私の提案を聞き少し考えた後に頷き口を開く。

「それで行きましょう」

と言う訳で洞穴から少し離れた場所に待機し洞穴を見張る事になった。

「ねえユリアン?ユリアンはモブーナがどんな奴か知ってるの?」

見張りながら暇だったのでユリアンにそう聞くとユリアンが溜息をついた後に口を開く。

「あのねリア?私一応情報部所属なんだけど?任務に向かう地方の犯罪者は頭に入れてるわ」

ああ!そう言えばそうだった!!ユリアンが情報部だったのをすっかり忘れてた!!

「確かアイツみたいな男・・・・」

ユリアンが洞穴近くに建つ筋肉隆々な男を指さしながらそう言った後に固まり・・・・そして口を開く。

「アイツがモブーナよ!!」

アイツかい!!ってもう待たなくていいからラッキーじゃん!!

「良し!ならさっさと乗り込んで潰そう」

アイツらとっ捕まえてアグリに丸投げして早く旅を再開しなきゃね!!と思っているとユリアンが真剣な顔で頷き口を開く。

「それじゃあ制圧作戦の前の打ち合わせと行きましょう。まず盗賊団のボスであるモブーナは生きて捕らえる事」

最初からその事はいってたね、了解!!とばかりに頷くと。

「次に他の盗賊に関しては別にどっちでもいいわ。手加減をして怪我をしたり死んでは意味がないから殺しても構わない」

まあ話を聞く限り殺されても文句は言えないような連中だから手心は加えない。

「ならめんどくさい事はサッサと終わらせましょう」

ユリアンの言葉に全員が頷き私達は盗賊共に気がつかれないように拠点を目指す。