軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

閑話 報告

私達はアグリを出て2ヶ月かけて・・・・慣れ親しんだ場所・・・・帝都の入場門の前に立っていた。

「それではみなさんご苦労様でした!まあ暫くの間調査記録と説明の為に顔を合わせることになるでしょうが一区切りという事で家に戻ってもらって構いません。ですが2週間後に魔術師団の庁舎へ集まっていださい!では解散!!」

私の言葉を聞き調査隊の皆は其々の方向へと歩き出し残ったのは私、ユリアン。サラサ、アンディ殿の4人だけとなった。

私は残ったアンディ殿に視線を向けて一礼した後に口を開く。

「アンディ殿今回の調査のご協力に感謝します。お陰で様々な情報を得る事が出来ました。今後も遺跡を発見した時にはお声掛けをするかと思いますがその時はよろしくお願いします」

私の言葉にアンディ殿が苦笑しながら口を開く。

「今回・・・いや前回の遺跡もそうだけど一番の功績者はフローリアだ。俺はちょっと意見を言って探索しただけだよ」

「それを言うなら我々がアグリに行った意味があまりなくなってしまいます。まああの子がいたから捗った・・・・と言うか捗りすぎたと言ってもいいですけどね」

その言葉に残った三人は笑いながら頷く。

「んじゃ俺は一度ギルドに顔を出して依頼終了の報告をするからここで失礼するぜ」

「「「お疲れさまでした」」」

アンディ殿を見送った後に私はユリアンとサラサを見ながら口を開く。

「オリアニア様に帰還の報告をしに行くけど貴女達はどうする?」

私がそう言うとユリアンが真剣な顔で口を開く。

「私も情報部の本部に顔を出してくる。今日は此処で別れよう」

私は頷き口を開く。

「ええ、なら後で『お疲れ様会』でもしましょう」

「いいね!なら行くよ」

ユリアンはそう言って私達が向かう方とは別の方向へと歩いて行った。

「行きましょうか」

残ったサラサに向かいそう言うとサラサは頷きそのまま歩き出し、私もそれを追うように歩き出した。

私達は見慣れた建物である省庁に迷わず入りそのままオリアニア様が居るであろう部屋・・・師団長室へと歩いて行きその部屋の前で足を止めてドアをノックする。

「誰か?」

部屋の中から聞き知った男性の声・・・ラムス副団長の声がしたので私は口を開く。

「ライナシアです。ただいま戻りましたので帰還のご報告と調査のご報告に参りました」

「入れ」

今度は女性の声・・・・オリアニア様の声が聞こえ『入れ』と言われたので私はドアを開き部屋へと入る。

部屋に入るとオリアニア様が書類仕事をしている所だったらしく机の上に様々な書類が乗せてありオリアニア様はペンを握ったまま私達を見ていてその隣にラムス副団長が立っていた。

「長期の任務ご苦労だったなライナシアとサラサ」

私達を見ながらそう言って来たオリアニア様の言葉に私は一礼して口を開く。

「任務を完遂出来て良かったと思います。それに今回の任務はとても勉強になりましたので私は得した気持ちですよ」

私がそう言うとサラサが頷き口を開く。

「ライナシアの言う通りとても勉強になりました・・・・私はまだまだでした」

そんな事を言う私達を見てオリアニア様は微笑みながら口を開く。

「アグリに行った事で得るものがあったみたいで何よりだ」

オリアニア様の言葉に私達は真剣な顔で頷く。

微笑みながら私達を見ていたオリアニア様が真剣な顔になり口を開く。

「では遺跡での事を聞かせてもらおうか」

私達も気を引き締めてオリアニア様の言葉に頷く。