軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

さて次!!

宿舎に戻りホッとしているとシアが真剣な顔で口を開く。

「それじゃあ私は騎士達と打ち合わせをしてくるわ、貴女は研究を始めたいんでしょ?頑張ってね」

「シアも頑張って」

シアは微笑んだ後に研究施設のほうへと歩いて行った。

「さて・・・・」

こっちに戻ってきてやりたい事は幾つかあるんだけどまずは先程の続きともいえるべき事をやろうと思う。

それは同じ魔術を合成したらどうなるか?そして合成魔術の時に発現する想定外の効果はあるのか?を確認したい。

そう思ってダンジョンへと向かうべく宿舎を出ようとした所で一緒に行動しているユリアンが口を開く。

「何処に行くのリア?」

その言葉に私は歩きながら口を開く。

「実験がしたいからダンジョンへ行く」

私がそう言うとユリアンが真剣な顔で私の後を追うように歩き出し口を開く。

「なら私も一緒に行くわ」

私は頷きながらダンジョンへと向かった。

「一応周囲を警戒していてね」

ダンジョンに出てすぐに私はそうユリアンに頼んで実験を始める。

「んじゃ始めるね」

まずは中級魔術全ての魔術・・・同じ魔術を合成してみようと思う。

私の予想じゃ上級魔術位の威力になると思うんだよね・・・と思いながら【フレアアロー】同士を合成して壁に向かって打ち込む。

「へえ」

合成版【フレアアロー】を見た感じ上位魔術並みの威力は出てるけど他の効果はわからないかな?ただ威力が上がっただけかもしれない。

「うーん」

少し考えてから私は少しダンジョンの中を歩き魔物・・・・・アイアンアントが見えたのでアイアンアントに向かい合成版【フレアアロー】を打ち込む。

「げ」

アイアンアントを一撃で倒したのはいいけど【フレアアロー】の当たった場所・・・腹部に大きな穴をあけてアイアンアントを倒したのを見て変な声が出た。

「リアが使ったのは【フレアアロー】でしょ?何で風穴があくほどの威力が出たの?」

ユリアンにの質問を聞きいながら今度は通路上で合成版【フレアアロー】を放ち飛んでいく【フレアアロー】を観察してそれから口を開く。

「恐らく合成版【フレアアロー】は上位魔術並みの威力と貫通力が物凄く高くなってるんだと思う」

飛んでいく【フレアアロー】を見ていたら【フレアアロー】は前に飛んでいきながら高速で回転しながら飛んで行ってたから貫通力が上がっているのだろう。

「それだけなら合成版【フレアアロー】は使えないね」

それだけの効果しかないのなら始めから手間をかけずに上位魔術で相手を吹き飛ばした方が早い!

「さて次!!」

さて次はどの魔術を合成しようかな?と思いながら考え込み壁のほうに向けて合成版【アクアニードル】を打ち込む。

「これもパッとしないね」

見た感じ合成版【アクアニードル】の威力は中級の【アクアランス】並みの威力で他に目につく効果がないと思う。

「なら魔物に当ててみるか」

さっき倒したアイアンアントめがけて合成版【アクアニードル】を打ち込んでみる。

「ほへ?」

合成版【アクアニードル】がアイアンアントの頭部に当たったと思ったら何の抵抗も無く頭部から真っ直ぐに合成版【アクアニードル】が進んで行きアイアンアントの腹部を切り裂き真っ二つにしてしまったのを見て思わず間抜けな声が出た。

「うわぁ・・・・・なんて切れ味」

ユリアンが真っ二つになって左右に横たわるアイアンアントを見てかおを引き攣らせながらそう呟きドン引きしてた。