軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

頼んだよユリアン!!

【アンダーグラウンド】に無事逃げ込んだ私達はそのまま遺跡の調査と研究をすることにした。

「と言う訳でまずは気になるあそこを調べます!!」

目覚めバッチリなテンションで私がそう言い放つと心配顔からか呆れた顔に変えてシアが口を開く。

「何が『と言う訳で』なのよ?意味が分からないわ」

まあ確かにいきなり『あそこを調べます!!』って言われても何処?ってなるよね!!

「ほらあそこだよ・・・鍵が掛けられてる所」

「あ」

私がそう言うとシアが私の言っている場所をわかったのか納得顔で『あ』って言って頷く。

「ならディアナとユリアンも呼びましょう」

そう言えば起きてからディアナとユリアンを見てない、遺跡からでて【アンダーグラウンド】にでも行ってるんだろうか?と思ってるとシアが口を開く。

「2人は今研究施設に行ってるのよ」

なるほど!一応あの2人も調査隊のメンバーだから調査してるんだね。

「だから少し待っててくれる?呼んでくるわ」

「わかった」

私はティファをもふりながら待ち10分位してシアがディアナ達を連れて戻って来た。

「あれ?アンディさん?」

ディアナとユリアンだけかと思ったらアンディさんとサラサさんも一緒に来たのでびっくりした。

「起きたみたいで安心したよ、それであの鍵を何とかするんだろ?なら僕も一緒に居ていいだろう?何が見つかるのか楽しみにしてたんだ」

その気持ちはわかる!!

「なら行こう」

私達は鍵穴の見つかった場所へと移動した。

「本当によく気がついたねこれ」

目的の場所にきて教えられた場所を見ると確かに壁に鍵穴がある。

「で?どうやって開けるの?」

私の隣にいるシアがそう聞いて来たので私は腕を組み口を開く。

「頼んだよユリアン!!」

「は?」

私の後で私達を見ていたユリアンがいきなり名指しをされて目を見開き『は?』と言った後に固まって動かなかったので私は振り返りユリアンを見て口を開く。

「ユリアンがこの壁をぶっ壊して」

私がやってもいいけど接近戦専門のユリアンがこの壁を壊した方が被害・・・もとい破壊する場所を最小限に出来ると考えたんだ。

メンドクサイからユリアンに任せた訳じゃないからね?ホントウダヨ?

そんな私の『お願い』と聞いてユリアンが溜息をついた後に口を開く。

「リア?メンドクサイから私にやらせる気でしょ?」

・・・・違いますよ?何でそんな考えになるのかな?

「違うよ?」

「何で視線を逸らすの貴女?」

ジト目で私を見ていたユリアンが溜息をついた後に私の前まで歩いて来て口を開く。

「破片が飛んで怪我をするかもしれないから少し離れてなさい」

おお!やってくれるんだねユリアン!流石だよ!!

私達は戦闘態勢を取るユリアンから少し離れた場所まで移動してユリアンに声を掛ける。

「離れたから大丈夫だよ、お願い」

私がそう言うと同時にユリアンが壁に向かって正拳突きを壁に向かって放ち『ゴガン!!』て感じのものすごい音が響き渡る。

「あら?」

激しい音が収まったと思ったら離れた場所に居るユリアンの戸惑いの『あら?』という言葉が私の所まで届いたのでわたしは小走りでユリアンの所まで走って行き口を開く。

「どうしたのユリアン?何か出て来た?」

私がそう声を掛けるとユリアンが殴りつけた壁を見ながら口を開く。

「傷一つつかなかった」

そう言われて初めて壁を見たけど確かにユリアンが殴りつけたであろう壁には傷一つついていなかった。