作品タイトル不明
ただ狩った魔物を売りに行っただけだもん!!
家に戻った私達はルルナさんの用意してくれたお茶を飲みながら4カ月の間にあった事や世間話をしているとノック音が聞こえてそれを聞きルルナさんが対応する為に玄関へと歩いて行って暫くしたらシアと共に戻って来た。
「思ったより早く来れたね」
私がそう言うとシアが苦笑しながら口を開く。
「頑張ったもの、そっちはどう?高く売れた?」
シアが椅子に座りながらそう聞いて来たから答えようとしたら私の隣に座っていたユリアンが苦笑しながら口を開く。
「聞いてよシア、この子ギルドでまた大騒ぎを起こしたわよ」
ユリアンさん言い方!!その言い方だと私がなんか悪い事しでかしたみたいじゃん!!違うからね!!
と思いユリアンに声を掛けようとするとシアが額に手を当てて溜息をついた後に口を開く。
「・・・・・・何をやったの?」
・・・・・・・・・あの・・・シアさん?そこは『リアが騒ぎを起こす事なんてしないわ!!』っていう所だと思うんだけど?と思っていたらユリアンが深い溜息をついた後に口を開く。
「【アンダーグラウンド】で狩った魔物を売っただけ」
シアはユリアンの言葉に不思議そうな顔で首を傾げて口を開く。
「え?それって普通の事でしょ?」
そうだよ!!あたしは普通に売りに行っただけなのに大騒ぎになったんだよ!!
「私達は知らなかったけど【アンダーグラウンド】の魔物って素材としては一級品らしいのよ、それでその一級品約200とグランドドラゴンをシアが纏めて売ると言ったら大騒ぎになったわ」
「ああ・・・・それは・・・・」
ユリアンの説明を聞きシアが『そりゃ大変ね』的な顔で遠くを見つめ始める。
「しかもこの子3年前も同じ事をしたらしいわ」
さらなる情報にシアが深い溜息をつき私を見て口を開く。
「リア・・・・貴女天才なのにおバカよね」
「ワタシハナニモワルクナイヨ」
ただ狩った魔物を売りに行っただけだもん!!
それから少しは皆で話をした後にシアが立ち上がり口を開く。
「さてそろそろ【癒しの風】に行きましょう、あ!リアはこのローブを着てね」
シアが差し出した黄色いローブを見て私は口を開く。
「なんでそれを着なきゃいけないの?普段着でいいじゃん?それに黄色いローブって目立つから嫌」
それに黄色ってあまり好きじゃないんだよね。
「まあいいじゃない、でも今回はこれを着て欲しいのよ」
シアが真剣な顔でお願いしてきたから仕方なく頷き口を開く。
「わかったよ」
何か理由があるっぽいから後できちんと理由を聞くことにしよう。
「それとユリアン・・・これを預かって来たわ」
シアがユリアンに話しかけながら一通の手紙を差し出してユリアンは黙ってそれを受け取って目を通したあとに真剣な顔で口を開く。
「なるほどね・・・・さあ行きましょう」
何が書いてあったのかは知らないけどユリアンの様子を見るにろくでもない事があったのかもしれない。
そんな事を考えながら私はシアから渡された黄色いローブを纏って家を出て【癒しの風】に向かい足を進めた。
「ライラさんひさしぶり!!」
何事も無く【癒しの風】につきそのまま店に入ると夜のピークは過ぎたのかお客さんが誰も居なくてクレアと一休みしている所に私が声をかけた。
「帰って来たのねリアちゃん、座って座って」
ライラさんがニコニコしながら私を椅子に座らせた後に微笑みながら口を開く。
「店に来てくれたって事は食べていくのでしょう?」
ライラさんの質問に私は頷き口を開く。
「休んでる所悪いんだけどここに居る皆のぶんもお願いできるかな?」
申し訳なく思いながらそう聞くとライラさんが微笑みながら口を開く。
「リアちゃんの頼みを断る訳ないでしょう?それにライナシアちゃんもうちの店を気に入ってくれてるみたいで嬉しいわ」
シアはそう言われて微笑みながら口を開く。
「ここのお料理は本当に美味しいんですもの」
ライラさんはシアの言葉を聞き微笑んだ後にキッチンへと入って行った。