作品タイトル不明
でも一つだけ気になる!!
見慣れた蔦に覆われた我が家のドアを開けて家の中に入り家の中を見るとルルナさんが椅子に座ってるのが見えたので私はルルナさんを見て口を開く。
「ただいまルルナさん」
私の言葉にルルナさんは立ち上がりながら微笑み口を開く。
「お帰りリア、怪我も無く帰ってきてくれて嬉しいわ」
そう言った後に私の所まで歩いて来て抱きしめてくれる。
「うん・・・心配かけたみたいでごめんね」
私がそう言うとルルナさんが苦笑しながら口を開く。
「まあ貴女が危機的状況に陥るとは思えないけど心配なものは心配なのよ」
ん?それって私を認めてくれてるの?それともディスってる?判断に困るよ?あ!そう言えば!!
「そう言えばルルナさん」
私がそう言うとルルナさんは抱きしめるのを止めて少し離れて私の顔を見て首を傾げたのを見て続きを話す。
「なんか両隣に家が建築中なんだけど?どんな人が住むの?」
お隣さんなんだから挨拶くらいはくると思うんだけどもし来てなければ引っ越しの後に挨拶くらいは来るのかな?と思いそう聞いてみたらルルナさんが微笑み口を開く。
「両隣の家は私の家とライナシアさん達の家よ」
・・・・・・・・・・・・・・ん?
「えっと・・・聞き違いかな?」
何でルルナさんやシア達の家が私に家隣に建つの?やっぱり聞き違いだよね?
「前に貴女が自分の家には住むスペースがないと言った時に私は『悪い事にはならない』と言ったでしょ?その答えがこれよ」
いやいやいや!!
「何で私のお世話係なだけで家なんか建てるの?大袈裟すぎるでしょ!!」
私がそう言うとルルナさんが真剣な顔になり口を開く。
「宿を取って通うより隣に住んで対応した方が効率がいいのよ」
「そうなの?でもだったら何でシア達が住む家まで建ててるの?それこそシア達は遺跡調査が終れば帝都に帰るんだよ?意味ないじゃん」
私がルルナさんにそう言うと私達の会話を見守っていたユリアンが口を開く。
「それは【アンダーグラウンド】にある遺跡も国が重要であると判断したの、その為にあの遺跡の調査や監視の為に残る調査員の為の拠点にするべく家を建てたのよ」
え?いつの間にそんな話になってたの?まあ国が決めた話なら私が知らなくても仕方ないよね!!
「そうなんだ?あ!ならルルナさんの家にかかるお金私が出した方がいい?」
私のお世話をする為に家を建てたのならお世話をされる私がお金を出した方がいいよね?と思いルルナさんにそう聞くとルルナさんが首を左右に振り口を開く。
「お金に関してはルナード伯爵家が出してくれているから気にしなくていいわ」
え?テリーさんとセレーヌさんがお金を出してくれたって事?本当にあの人達は私に優しいなぁ・・・・今度帝都に行く時にしっかりとお礼を言わないといけないね。
「まあ話は分かったよ」
知り合いが隣に引っ越してきたと思えばいいだけだからそれはそれでいいや!!あ!でも一つだけ気になる!!
「ねえルルナさん一つだけ聞いて良い?」
私がそう声を掛けるとルルナさんが真剣な顔で頷くのを見て私は話を続ける。
「私は夜中でも研究してる時があるからうるさいかも知れないよ?いいの?」
私がそう言うとルルナさんが苦笑しながら口を開く。
「それは気にしなくていいわ、まあお世話係としてはきちんと睡眠はとって欲しいけど」
その言葉に私は苦笑しながら口を開く。
「夢中になって朝まで・・・・何て事がよくあるんだけど」
こればっかりは仕方ないよね!!