作品タイトル不明
聞いてびっくりなんだけど!!
ユリアンが呆れた顔のまま私を見て口を開く。
「それでリア?実験は終わったという事でいいのかしら?」
は?え?何言ってるのユリアン?
「え?まだ実験なんてしてないよ?だからまだ帰らないよ?」
私がそういうとディアナとユリアンの2人一緒に首を傾げディアナが口を開く。
「え?魔術が使えたんでしょ?ならもう終わりじゃないの?」
ん?ああ!合成魔術が使えたから終わりだと思ってるのか!!
「違うよさっきの【アクアニードル】と【ライトニングサンダー】を合成させた魔術は試しにやってみただけなんだよ、これは実験とは別ね、私がやりたい実験ってのは『どの魔術が合成』に適してるかどのような『魔術になるか』を確認したいんだよ。ほらここはダンジョンだから魔術の的には困らないでしょ?」
私がそういうとディアナとユリアンが溜息をつき今度はユリアンが口を開く。
「それってかなり時間がかかるわね・・・本気?」
「うん・・・・どんな結果が出るか楽しみだね」
ユリアンの質問に即答するとユリアンが苦笑しながら口を開く。
「わかったわとことん付き合うわ」
ユリアンがそういうとディアナも苦笑しながら口を開く。
「無論私も付き合うぞ?一応ここに来たのはリアの護衛の為だからな」
お仕事ご苦労様です!!さあ!!いったいどんな合成魔術が出来るのかな?楽しみだ!!
私達は的・・・・魔物を探して少し歩く事にし魔物を見つけたら思いつく限りの組み合わせをした魔術を魔物に使う・・・を続けた。
「リア一度戻りましょう」
もう何度目か分からない位の合成魔法を試した後にディアナがそう声を掛けて来た。
「え?もう少しいいじゃん」
私がそういうとディアナが真剣な顔で口を開く。
「貴女どれくらいの魔物を相手にしたと思ってるの?」
ディアナの問いに私は首を傾げて少し考えた後に口を開く。
「20匹位?」
そんくらいかな?合成魔術を考えるのが楽しくて倒した数なんて数えてないんだよね。
私がそう答えるとディアナとユリアンは2人揃って溜息をつき今度はユリアンが口を開く。
「72匹倒してるわ」
へ?そんなに?聞いてびっくりなんだけど!!
「しかも何が凄いって魔物を倒してすぐに【ディメンションスペース】に入れて歩き出すってのを無意識にやってるのが凄いわ」
「へ?何言ってるのユリアン?」
私がそう聞くとユリアンが呆れた顔で口を開く。
「倒してすぐに声を掛けたんだけど聞こえてないのかぶつぶつ言いながら倒した魔物を【ディメンションスペース】に入れてすぐにぶつぶつ言いながら歩き出し話しかけても反応が無いのよ」
確かに魔物を倒しながら結果に関する考察をして次にどのような魔術を組み合わせるかを考えてたから・・・心当たりがありすぎる!!
「そっかゴメン、でもまだいいじゃん」
まだまだ試したい組み合わせがあるんだよ!!と思いながらそういうとディアナが首を左右に振り口を開く。
「今日は戻るべきだ、しばらくここに居るのだから実験はいつでもできるでしょう?」
む・・・・そう言われてしまえば頷くしかないよね。
「わかった」
私達は宿舎へと戻る事にした。