軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

実験するのが最優先!!

「できたよ」

私は早速シアに頼まれたレポートの整理をし10分もかからず終わらせて全部のレポートをシアに渡す。

「ありがとうリア、それでこれからまたあそこに籠る気?」

『あそこ』ってティファが見つけた部屋の事だろうね。

私は少し考えた後に首を左右に振り口を開く。

「今日はもうあの部屋には行かないよ、少しダンジョンに行ってやりたい事が出来たからね」

私がそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。

「そのやりたい事って何?」

シアの言葉に私は真剣な顔で口を開く。

「あの部屋で本を読んで面白い物を見つけてね、試してみたいんだ」

私は此処を見つけてから気になる事や疑問に持ったことがあればダンジョンに出て魔物相手に試してきたんだよね。

お陰でその疑問の多くを解消でき尚且つ【魔術】や【魔法】の腕前を上げる事が出来たんだ。

「なら一応ディアナとユリアンを連れて行って。私はこのレポートを読まなきゃいけないから一緒に行けないわ」

いやいや!!

「私1人でいいよ?チョットした実験をしたいだけだから」

私がそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。

「貴女がこのダンジョンに慣れていて尚且つ強いのはわかってるけれど、何があるか分からないから2人を連れて行きなさい。わかった?」

「はい」

なんだろう・・・この頃シアに逆らえなくなってるんだけど気のせいだろうか?

「って事でいいわねディアナ、ユリアン?」

シアが黙って私達のやり取りを見ていた2人に視線を向けてそう言うと2人供頷く。

「もちろんよ」

ユリアンがそう言えばディアナも真剣な顔で頷き口を開く。

「言われなくてもついて行くつもりだったわ」

うーん・・やっぱり傍から見れば危なっかしいと思うのかな?まあいいんだけどさ。

「ならもう少ししたら行こう。あ!それとティファはお留守番ね危険だからね」

膝の上で寛ぐティファを見ながらそう言うとティファが『ウミャウミャ!!』って言いながら私の右足に抱きついて離れなくなったのでどうしようかと思っているとユリアンが笑い出した後に口を開く。

「連れて行ってあげなさいよ、私達がティファもしっかり守るから」

ユリアンの言葉を聞きディアナも苦笑しながら口を開く。

「私達が守るから問題ない」

まあ『危険だから』って言ったけど私にとってここは『危険な場所』って訳じゃないから大丈夫だと思うしいいかな?え?それなら何で『危険だから』って言ったかって?それはまだティファが子供だからだよ、何かあった時の経験がないから対処が遅れて怪我をするかもしれないでしょ?それは避けたいんだよね。

「わかったよ・・・ねえティファ?私の言う事を聞けるんだったらついて来ていいよ?私の言う事を聞ける?」

「ウミャ!!」

どうやらしっかりと『言う事を聞くよ!!』って言ってるみたい・・・・本当に可愛い!!

「って事でティファも行く事になったからよろしく」

私がそういうとディアナとユリアンが頷く。

「って事でそろそろ行こうか?」

私がそういうとディアナとユリアンは立ち上がりティファは私の肩まで登ってそのまま頬刷りし始める。

ああ・・・可愛すぎる!!でも今はダンジョンに行って実験するのが最優先!!なでなでするのは後!

「んじゃ行こう」

私達はシアに見送られ宿舎を出てダンジョンへと戻った。