軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

これ大事!!

別行動をしている調査隊の様子と聞きホッとした後に口を開く。

「楽しんでくれているようで良かったよ」

私がそう言うとシアが苦笑しながら口を開く。

「帝都の遺跡調査の時にアンディ殿に聞いた事があるのよ」

ん?いきなり何?ってか何を聞いたの?

「『何で遺跡調査専門の探索者になったのか?』って」

確かアンディさんは遺跡調査専門のSランク探索者だったよね?私も気になるかも!!

「なんて答えてくれたの?」

どんな理由なんだろうとドキドキしながらシアの言葉を待つ。

「聞いて驚いたわ・・・・『そりゃロマンがあるからだ』だそうよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?

「え?ロマン?」

私が驚きながらそう聞くとシアが微笑みながら頷く。

「『そこにロマンがあるから俺は遺跡を調べるんだ』だって」

ええ・・・・・何のその理由・・・・聞いてびっくりなんだけど!!

「えっと・・・シンプルでいいんじゃないかな?」

どう言っていいか分からずにそう言うとシアが溜息をつきながら口を開く。

「リア?貴女今『そんな理由で?』って思ってるでしょ?」

う!!何でわかった!!

「でもねリア?貴女も似たようなものよ?あなたの場合『このダンジョンでは魔術や魔法が使い放題だ』とか思ってるでしょ?アンディ殿とあまり変わらないわ」

「えっ!!」

え?何言ってるのシア?アンディさんは全然違うよね?

「何驚いてるの?同じよ?」

シアの言葉にショックを受けて啞然としているとティファが肩まで登って来て私の頬を舐めてくれた。

「ありがとうティファ、ティファは本当に優しいね」

ティファの頭を撫でながらそう言うとシアが私を見て口を開く。

「それは私は優しくないと遠回しに言ってるのかしら?」

「まさか」

だからその笑顔で言うのやめて!!本当に怖いんだから!!

「って感じで研究施設を調べてるんだけど向こうはさっき言った『鍵がかかった場所』を見つけた以外は進展してないわ、それとこれ」

シアはテーブルのシアは端のほうに置いてあった書類を私の前に持って来て口を開く。

「これ私が書いたレポートだよね?」

書類の一番上を見てそう言うとシアが真剣な顔で口を開く。

「研究施設に落ちていたレポートを全部集めたわ、悪いけど目を通したいから整理をしてくれないかしら?」

ああ!そういえば全部目を通すって言ってたね!!でもね!!

「シア?あれは『落ちていた』訳じゃないんだよ?『置いていた』んだよ?」

これ大事!!と思っていたらシアが呆れた顔で見ながら口を開く。

「はいはい、わかったから頼める?」

絶対わかってないよねシア?でもこの言い合いをやってても埒が明かないから私は頷き口を開く。

「今からやるよ」

私がそう言うとシアが真剣な顔で頷いた後に話しを続ける。

「それと貴方の書いたレポートを複製していいかしら?私達が調べたこの遺跡に関する資料とリアの書いたレポートをオリアニア様に提出したいのよ、勿論嫌ならば諦めるわ」

「別にいいよ?」

別に【魔法】に関して独占しようとは思ってないし、多くの人が研究して研究が進んで私の気がつかない事が見つかるかもしれないから私としては喜ぶべき事なんだよね。

「ありがとう」

私が即答するとシアがホッとした顔になり私は苦笑しながら口を開く。

「別に気にしなくていいよ」

全部私の為だからね!!