軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

振られてますよゴリラッタ教授!!

アンディさんの説明を聞いた調査隊の皆は真剣な顔になりアンディさんを見る。

「と言う訳で気を引き締めて欲しい、油断してると死ぬ事になる」

その言葉に皆は真剣な顔で頷く。

何も言わずに見ていたオリアニアさんが皆が頷くのを見てから口を開く。

「先程も言ったが無事に帰ってこい、君達なら大丈夫だ。それでは後の事は任せるぞアンディ君」

オリアニアさんはそう言った後城へと戻っていき、私達はそれを見送った後遺跡に向けて出発する事になった。

「ではそろそろ出発しようと思う、目的地は帝都から1日かかるフラス山となる!では出発しよう!」

アンディさんがそう言うと用意してある馬車にに乗り込む。

私達も空いている馬車に乗り込み、私に続くようにシアとディアナが乗り込んで来て、シアが申し訳ないような顔で私を見ながら口を開く。

「まさかゴリラッタ教授が来るとは思わなかったわ、セレストーレから数人の専門家が来るとは聞いていたけれどね」

シアもゴリラッタ教授が私を敵視してるのを知ってるから気にしているのだと思う、だから私は微笑み口を開く。

「いやぁ・・・・会うまでゴリラッタ教授の事をすっかり忘れてた!って言うかあの時よりごっつくなってない?あ!ディアナ!ゴリラッタ教授なんかどう?あの人も自分を鍛えるのが好きみたいだよ?」

私がそう言うとシアが吹き出し、ディアナがいやそうな顔で口を開く。

「あれは・・・・無いな、確かに自分を鍛えるのが好きみたいだが精神が追いついていない、あのような性格は私の好みではない」

振られてますよゴリラッタ教授!!まあざまあみろとしか思わないけどね!!

「まあこれから遺跡まで1日かかるからその時に絡まれないようにしよう」

私がそう言うとシアが微笑みながら口を開く。

「だと良いわね」

止めてくれませんかシア?不安な事を言うと本当になるんだよ?と思い溜息をつきながら走り出した馬車の窓から外を見た。

それからフラス山までの道のりは魔物や盗賊に襲われる事もゴリラッタ教授に絡まれる事も無く過ごす事が出来た。

フラス山に着いて直ぐかなり生い茂った森の中を進んで行き山岩肌が見え始めた所でアンディさんが周囲を見渡し何かを見つけたように歩いていきある場所で足を止めて振り返って口を開く。

「ここが遺跡の入口だ」

どう見ても岩にしか見えない所を指さしてそう言って来たので私は足元に転がってる石を手に取りアンディさんの言った場所に石を投げてみると岩肌を通り抜けて飛んでいく。

「幻術?」

私がそう言うとアンディさんが頷き口を開く。

「幻術を展開する魔道具を使って入口を隠してるのさ、帝国が設置してくれた」

「何でまたそんなメンドクサイ事してるの?」

「理由は2つだ、1つ目は出発の時に言ったように危険だからだ、そしてもう一つはしっかりと調査する為に荒らされたくない」

納得した!かなり状態がいいのに荒らされたら意味がないからね!!

私が納得しているとアンディさんが真剣な顔で口を開く。

「さてと・・・・・これから遺跡に入るがうかつに壁や物には触らないように、死者が2人出たと言ったけど入って少しした場所でやられてる、状態がいいって事だからトラップが生きている可能性が高い」

その言葉に皆は真剣な顔で頷く。

私達は装備を確認した後に遺跡へと足を踏み入れた。