作品タイトル不明
チート?兄妹
見せられたカガネのステータスはこうだ。
名前:カガネ
種族:人族
年齢:15歳
HP:5248/5248
MP:9999/9999
STR:350
VIT:649
INT:3058
MND:1573
AGL:701
DEX:928
スキル
「異世界言語理解」
「属性魔法:全属性」Lv.Max
「固有魔法: 固有模倣(ユニークコピー) 」Lv.Max
「魔力限界突破」Lv.5
「全耐性」Lv.Max
「状態異常無効」
「身体強化」Lv.5
「超回復」Lv.6
「家事」Lv.5
であった。
カガネは更に見た事が無いスキルの説明もしてくれた。
「異世界言語理解」
異世界人が持つ事が出来るスキル。特になんの苦労も無く、異世界の言葉を聞き、話す事が出来る様になる。
「属性魔法:全属性」Lv.Max
魔法適性が全属性であり、全ての属性魔法を使う事が出来る。
「固有魔法: 固有模倣(ユニークコピー) 」Lv.Max
固有魔法を模倣する事が出来る。ただし、神、龍等、およそ人族が使えない固有魔法は模倣する事が出来ない。また、模倣するにはその固有魔法の内容を理解していなければならない。
「魔力限界突破」Lv.3
限定的な限界突破「魔力」版。Lvが高ければ高い程、上限が上がっていく。
「家事」Lv.5
スキル「料理」「洗濯」「掃除」の複合スキル。Lvが高ければ高い程、生活能力があがり、素敵な伴侶を獲得するチャンスが広がっていく。
説明が終わるとカガネは自分の力を誇る様にエッヘンと胸を突き出した。
「どう?お兄ちゃん。私超強いでしょ!!まさに俺TUEEE状態でしょ?」
そう言ってくるんだけど……確かに普通に考えれば凄く強い。魔力特化すぎる。ほぼ全魔法が使える上に、魔法関係のスキルも必須なものが全て揃ってる感じだし、状態異常にもならない上に全耐性もある。身体的にもおよそ魔法を専門に使う人とは思えない程に数値が高い。一般的に考えれば多分、誰も勝てないんだろうなと思うんだけど……
「ハオスイ、ちょっと」
俺がハオスイを呼ぶと、ハオスイがトコトコと俺の方へ寄って来た。何も言わない俺の行動にカガネが不思議そうな顔をしている。俺はハオスイが近くに来ると「カガネにステータスを見せてあげたいんだけどいいかな?」と聞くと「……お嫁さん同士に隠し事はない」と快くカガネに自分のステータスを見せ、カガネも「そういう事なら」とハオスイに自分のステータスを見せていた。いや、まだカガネはそうなると決まってませんけど……2人の中では既に確定事項なんですかね?
カガネはハオスイのステータスを見ると
「な、なんじゃこりゃ~~!!私と同じ限界突破!!勇者!!あれ?これ私負けるんじゃない?うは~、さっきまでの私、恥ずかしい……」
と言って、両手で顔を隠していた。確かにもしハオスイとカガネが戦った場合、多分勝つのは総合的に強いハオスイだと思う。だけど、もしカガネがハオスイに対して魔法合戦だけに挑めた場合はカガネだと思う。というか、俺を除いた現時点最強のハオスイに勝てる可能性があるだけでも充分カガネは凄いと思うんだけど。
視線を落ち込むカガネに向けていたのだが、ふとハオスイはどうなんだろうかと思い、そちらへと視線を向ける。ハオスイはカガネのステータスを見ながら小さく微笑んでいた。
「ん?ハオスイ、何か嬉しそうだけど、どうしたの?」
「……このステータス凄い。それにHPMP以外で数値が千の単位を越えてるのを初めて見た……いいライバルになれそうで嬉しい」
そっか。これだけのステータスだもんな。俺に出会うまで負け知らず、誰も自分の頂きに届かない。勝った俺も今の自分では到底届かない位置に居る。そこで、今は自分と近い能力、しかも魔力に関しては自分を越えている者に出会った。カガネと一緒に切磋琢磨していけば更に自分が強くなる事が嬉しいんだな。ハオスイの中にはきっと理想の強さを持った自分が居て、それを目指しているんだろう。
カガネもハオスイの言葉を聞いて上気していた。
「ふぉ~!!ライバルですか?いいですね!!胸熱ですね!!簡単に私に勝てると思わない事ですね!!」
「……負けない」
嬉しそうに話す2人を見て俺も嬉しくなり、自然と2人の頭を撫でた。
「エヘヘ……お兄ちゃん」
「……頭撫で撫で……もっと」
サローナ達も嬉しそうな2人を見て微笑んでいた。
さて、俺もカガネに自分のステータスを見せるついでに、久し振りに確認するか……
名前:ワズ
種族:人族(34%……人族って書くのが厳しいんだけど)
年齢:17歳
HP:え~と……もう数える事が出来ません
MP:なっし~!!今は
STR:我が一撃で星は粉々
VIT:神剣でも斬れません
INT:魔法は使えません……今は
MND:無意味
AGL:もう 瞬間移動(ワープ) 出来るんじゃ?
DEX:神匠……物作りは控えましょう
スキル
「真・極食人」(固有)
「状態異常ほぼ無効」
「格闘」Lv.8
「神格化」(固有)
「固有魔法:神」(固有)(現在使用不可)
「海の女神の止まったマスは……」
「戦女神の止まったマスは……」
「大地母神の止まったマスは……」
「女神の止まったマスは……」
by 女神 大地母神 戦女神 海の女神
……ふっ……嫌だ~!!人族のままがいい!!そこは人族のままでお願いします!!どれだけ種族%が減ろうとも、俺が諦めるまではそのままでお願いします!!
さて、主なステータスに変化は無さそうだけど……相変わらず女神様達の所は意味が分からないな……まぁ、一応見るけどさ……はぁ……
「海の女神の止まったマスは……」
いや~!!止まったマス目の内容が“信者がそのまま海水を飲んで腹痛、噂が広まり信者が半分になる”って!!ちゃんと煮沸しなさいよぉ~!!なんで生のまま飲んじゃうかなぁ!!女神じゃないんだからさぁ!!「いくら私でも生で海水なんか飲みませんよ!!」
「戦女神の止まったマスは……」
“異世界勇者が世界を救う、神は特に感謝されず、むしろ信者が減った”しょうがないだろ!!迂闊に神が関わる訳にはいかないんだから!!というか、戦女神たる私にも活躍の場を与えてくれよ~~~!!「はいはい……いつもの事、いつもの事」
「大地母神の止まったマスは……」
“海面大幅上昇により、大陸のほとんどが水没。信者大幅DOWN”って、ちょっと海の女神さん!!これどういう事!!どうにかして下さいよ!!いくら私でも大地のほとんどを侵食されたら許しませんよ!!「ゲーム!!これ、ゲームだから!!現実じゃないから落ち着いて!!」
「女神の止まったマスは……」
“もう少し自分の行動を省みましょう”……って、私特に悪い所なんてないと思うんですが?むしろ完璧?みたいな「「「「問題だらけだろうがっ!!」」」いやですね皆さん、パーフェクツな私に嫉妬ですか?まぁ、完璧な私に憧れる気持ちはわかりますが「「「コロスゾッ!!」」」
うん……相変わらず女神様達のやってる事はよくわからん。しかし、1つのスキル内で会話してるし……けどまぁ、楽しそうだなぁ……まぁ、俺に実害が無い範囲でお願いしますとだけ言っておこう……
カガネにも恥ずかしいので女神様達の部分は伏せて俺のステータスを見せたのだが
「……何これ?お兄ちゃんの方がよっぽど俺TUEEEでチートじゃない……ステータスが文字ってどゆこと?ていうか、神格化って!!それで髪の毛が白黒って!!お兄ちゃん厨二病なの?」
だった。サローナ達がカガネの質問に答えて、カガネは何やら「ぐっは~、さっきまでの自慢してた私恥ずい!!」と何やら落ち込んでいた。
ところで、チートって何?厨二病って何?