軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

1年飛んで『春』 4 異世界肉しゅごい!

異世界の温泉が凄い!というお話です。

この世界のことを孤児院学校で学びました。

超!ファンタジー世界です!

ドラゴンがいます!

空想の生き物達がわんさかおります!

当然、魔法やスキルというものがあって、不思議パワーです!

そう!異世界の温泉にも『不思議パワー!』があったのです!

あれは、異世界の温泉を初めて楽しむ為にお風呂に入った時のことです。

「ほーっ」っと思わず声が出てしまうほどの気持ちよさと心地よさを感じました。

そして、『美肌の湯』に恥じない名前のとおりに腕をさすさすと触っていて、顔も『美肌の湯』で洗いました。

はて?おかしいです?

私の手はこんなにきめ細やかな肌だったでしょうか?

私のほっぺはこんなにもっちりとしていたでしょうか?

と、ちょっと不思議になりながら、多分、20分は堪能していたと思います。

何だか風呂上がりに肌が凄く綺麗になったので、お母さんにも『美肌の湯』に浸かってもらいました。

椅子に座って、お風呂に入るお母さんを眺めていた時です。

体も健康になって、髪もフサフサなお母さんを眺めて「やっぱり美人さんだなー」とぼんやりと考えていて、お母さんの変化に気がつきました!

日焼けが消えて、肌が雪国の人のように白くなり、長年の過酷な生活のせいで乾燥していた肌がぷるん!と潤い、なんだか毛穴が肉眼で見えなくなってしまい、『新・生!お母さん!』が誕生しました!!

「おお!おお!おおお!」っと裸のお母さんを舐めるかのように見て、お母さんに叱られました。

寒い冬の日だったのです。

お母さんが湯冷めをするところでした。

そして、私は『異世界の美肌の湯』を鑑定してみたのです。

その結果がこちら!

●キャッベットの美肌の湯

秘湯であり、神聖な湯である。

効果は美肌でレア度3の温泉の湯。

5分間浸かると肌状態が細胞レベルで若返り、まるで神人のような肌になる。(冷めても効果あり)

神人とはどなたのことかわかりませんが『細胞レベルで若返る』のです!

奇跡のお湯です!

あまりのお母さんのもっちもっちとした肌にうっとりと触っていたらお母さんに抱きしめられ、頬擦りされました!肌と肌が触れ合って、とても良い気持ちでした。(物理)

そうなんです。

『効能』ではなく『効果』が出ます。

その日から有用な温泉を調べては安全性を確かめてからお母さんと温泉の湯に浸かる毎日です。

『病魔祓いの湯』だとか『健康長寿の湯』とかに入りました!

『健康長寿の湯』の効果は凄かったです。

1時間、湯に浸かると1歳寿命が延びる。

です!

さすがに、お母さんは1時間も湯に浸かってはくれませんでしたが。

お母さんには長生きしてほしいです。

そして、『通販レベル7!』世界各地のお店の物が買える。

これは、凄いです!

「料理店の料理」まで買えてしまいます。

もちろんですが【地球】の製品も買えてしまいました!

お店でしか売っていない、あんな物もこんな物も買い放題です!

お母さんにはベテラン料理人が調理した『日本最高級肉のA5ランク』の肉を食べてもらいました。

「〜〜〜っっっっ!!!」っと美味しさに悶絶しておりました。

そして、私は見つけてしまったのです!

『最高級ドラゴン肉のステーキ』を!!

一食で100万ルビは硬かったです。

しかーし!好奇心には勝てませんでした。

懐の暖かい私はぽちり、と購入ボタンを押しました。

あれですね。

日本の誇るA5ランクの肉が負けてしまいました。

「ドラゴン肉」でも、ピンからキリまであります。

私とお母さんは『最高級ドラゴン肉』の部位を食べたのです。

ほっぺが物理的に落ちると思いました。

舌が狂ったのかと思うくらいの美味さが口の中で爆発して、体に魔力が漲りました。

ステータスを見てみると、なんと!魔力が1万も上がっていました!!!

異世界肉を舐めていましたね。

【効果は抜群だ!】ですね。

お母さんは目を閉じて、うっとりとしていました。

なんか、その後の10日間くらいは2人で元気が有り余るほど動いてましたね。

体がジッと出来ない感じとでも言いましょうか?栄養ドリンクを飲んだ後と言いましょうか?と悩むところですが、1食に毎度100万ルビも払ってはいられないので、今のところ1回だけしか食べていないので原因はよくわかりません。

ちなみにドラゴンの種類ですが『火炎竜』という種でした。

人が挑める最高峰なのですかね?

と、いうわけで『春』。

相変わらずも貧民街は陽当たりが悪いですが、お母さんは健康になって普通の綺麗な人になり、服を注文しにくるお客さん(男)に口説かれております。

時には「君はこんな所にいるべき人では無い!私と結婚しよう!」と凄くストレートに平民の男性に口説かれておりました。

「あんな人がお父さんはイヤだなー」と私は考えておりましたがね?

それよりもお母さんの言葉に痺れました。

「私の最愛の人は夫だけなの」と言い、数々の男性を泣かせております。

「あー、これは、弟も妹も出来ないや」と私は諦めました。

そんな時に事件は起きたのです。