軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

五百二十七話

風の精霊達が起こした強風に乗り4姉妹のうちの1体を墜落させることに成功した。

そのまま首を斬り落とし無力化に成功する。

クロードは再び風の精霊達に頼み強風を起こしてもらい残った3体のうちに襲いかかる。

しかし、それを読んでいたのか上空に退避することで躱されてしまった。

このまま睨みあっていても仕方がないのでアイテムボックスからフェイルノートを取り出し矢をつがえる。

フェイルノートは放てば必ず当たるというチート武器である。

それに加えて矢に時の精霊に宿ってもらい準備は万端。

時の精霊はここまでの狩りによって数秒であるが時間をずらせるようになっていた。

クロードは矢を放つと狙い通りの軌道を描き矢が飛んで行く。

ハーピーも狙いを外そうと高速移動しているが矢はそれを追いかけるように飛んで行く。

そして、後わずかで届くという時に時の精霊がその効果を発揮してハーピーに命中した。

冷静に状況を見守っていたクロードからは矢が一瞬消えたように見えた。

事実、矢は時間を跳躍しハーピーに命中したのだった。

矢に貫かれもがきながら地上に落ちてきたハーピーに止めをさし再び戻ってきた時の精霊に矢に宿ってもらいフェイルノートを構える。

それからは流れ作業のように残った2体を仕留めることに成功した。

いつものようにドロップ品を回収し次の階層に向かおうとしたところで上空から声をかけられて足を止める。

そこには美しい風の精霊4人が漂っていた。

「いやぁ、まいった。まいった」

「最初のは油断していたとはいえまだわかるけどその弓は反則よね」

「そうね。どこまでも追いかけてくるし、最後は消えるし、反則もいいところだわ」

「まぁ、負けは負けだから認めてあげる」

「貴方達は・・・」

「貴方が戦ったハーピーの本来の姿よ」

「私達は世界樹を登ってくる人達と戦って資質を確かめるのが役目なの」

「資質は合格ね。それだけの数の精霊を従えているのははじめて見るわ」

「珍しい属性の子達もいるしうまく使いこなしているみたいね」

「試練に合格したご褒美にこれをあげるわ」

そういって4人のうちの1人が緑色のローブを渡してくる。

「これはね。ハーピーの羽を使ったローブでね。風属性の加護があるの」

「ありがとうございます」

素早くステータスを確認すると風耐性に風魔法の効果を増幅する効果があるようだ。

本音で言えばもう少し早く欲しかったというところではあるがありがたいことには違いない。

「それじゃ、残りの階層も頑張ってね」

そういって4人の風の精霊は消えていった。