作品タイトル不明
114.裏社会抗争のとばっちり①
全く、どうしてこうなった。
俺達の足元には死体が4つ転がっている。その内3つは俺達を襲ってきた連中だ。一つは賭場から俺達を逃がしてくれた案内人だ。
ゴドリックの依頼で思った以上に金が手に入った俺達は、トレオンと賭場に来たんだが、丁度賭場をやっているファミリーの敵対勢力の襲撃にあった。今までもこんな事はたまにあったから、驚く事はなかったんだ。いつものように隠し通路通って、安全な場所でリリースされて終わりのはずだった。なのに今日は違った。隠し通路の先に敵対勢力が待ち伏せしていたんだ。それによって案内人は死亡。俺達はタダの客だって言ってるのに聞いちゃくれねえ。殺そうとしてくるから、逆に返り討ちにしたって所だ。
「ったく、面倒くせえな」
死体から金目の物を漁りながらゲレロが悪態を吐く。
「どうすんだ?まさか問答無用で襲ってくるとは思わなかったぜ」
ゲレロと同じ事をしているトレオンが聞いてくる。
「話の分かる奴に、こいつらの持ち物持っていって事情説明するしかねえだろ」
「このままじゃ、俺達どっちの勢力からも延々と狙われるだろうから仕方ねえか」
俺らの顔は賭場にはバレているし、少し調べれば敵対勢力にもすぐバレるだろう。だからここで逃げたらどっちからも延々と狙われる。その面倒くささは、俺は故郷で身に染みて分かっているから、ゲレロの言葉に賛成だ。取り合えず賭場の勢力の方は俺達が殺した訳じゃねえから、何とかなるだろう。ただなあ・・・
「そんでこいつのボスってのはどこにいるんだ?」
「「・・・・・・」」
案内人を指差す俺が聞くと、二人とも黙り込んじまった。
「仕方ねえ、賭場に行ってみるか?それかスラムか裏路地うろついて、絡んできた奴に聞くか?」
「まずは賭場行って、駄目ならうろついてみようぜ」
ギャンブル玄人トレオンが、そう言うんで、さっきまでいた賭場に戻ってきたんだが・・・・。
「こりゃあ、みんな死んでるんじゃねえ?」
ゲレロがそう言うぐらいには、賭場は死体でいっぱいだった。見れば一般客まで殺しているみたいだ。俺達にも問答無用で襲ってきたし、この賭場の喧嘩相手はどうにも行儀が良くないみたいだ。そうなると俺達は3人殺しているから、許してくれねえかもしれねえな。
「取り合えずボスが居ねえか手分けして探そうぜ」
「ボスってどこにいるんだ?顔も知らねえぞ」
「ボスって言うんだ。奥にいるもんだろ。それか生きてる奴に聞いてみるかだな」
「生きてる奴いるのか?」
「知らねえ。探せ」
こんな作戦とも言えない適当な感じで決めて俺達は手分けして探索する。
「いねえなあ」
適当な扉を開けて部屋を覗いて回るが、見つかるのは死体ばかり。しかも金目の物に手を付けられていないから強盗ってより抗争なんだろうな。
「全く、善良な一般組合員を裏社会の抗争に巻き込むんじゃねえよ・・・おおっと?」
ボヤキながら扉を開けると、投げナイフが飛んできたので、慌てて躱す。飛んできたナイフは・・・絶無投じゃねえ。分かってねえな、こいつ。
「おっと!ちょい待て、俺は通りがかりの組合員だ。お前ここの賭場の奴か?」
「・・・・・・」
無視かよ!そんで剣を抜いて襲ってきたって事は違うって事だな。
襲ってきた敵の横なぎの攻撃をこん棒で弾き返す。
手応えがあんまりねえなあ。この程度の強さで襲撃かけてきたのか?
「答えてくれねえなら、生け捕りにして、ここ仕切っている連中に突き出すか。それで俺達の誤解は解けるだろう」
「・・・・・」
うーん。これからどうするかわざと口にしたんだけど、反応しねえなあ。まあ、いいや。
って事で、また敵の攻撃を弾いて、大きくのけ反った相手の足にこん棒を叩きつける。ボキッと音がし、一瞬の間を置いて、敵が床に倒れ込む。そこから残った手足にこん棒を叩き込んで生け捕り完了だ。
「なあ、仲間っているのか?」
「・・・・・」
答えちゃくれねえか。両手両足折ったのにうめき声一つあげねえから薬でもやってるんだろう。これ以上こいつに構ってても時間の無駄だって事でこん棒で殴って気絶させてから次の部屋に向かう。
・・・・
「こいつで3人目か。相変わらず反応ねえな」
そういう俺の足元には気絶して手足を折られた男が転がっている。こいつで出会ったのは3人目だけど、3人とも薬中で情報は特に得られなかった。分かったのは3人以上でここを襲撃したってぐらいだな。
そうして再び当てもなくブラついていると人の叫びが聞こえてきた。
「おおっと!ようやく話出来る奴か。頼むからこの賭場の人間であってくれよ」
慌てて声のした方に駆け出していき、ある程度近くに来た所でまた悲鳴が聞こえた。
「ここか!!」
悲鳴が聞こえた扉を蹴り開けて中に飛び込むと、顔を隠した暗殺者が今まさにゴロツキに剣を振り下ろそうとする所だった。
「やらせるか!俺の無実の証言者だぞ!!」
叫びながら『絶無投』を投げるが、暗殺者の手に持つ盾で簡単にガードされる。ただ投げると同時に俺は暗殺者との距離を詰めていた。
「暗殺者が盾なんか使ってんじゃねえ!!おらあああ!!!」
距離を詰めた俺は横殴りにこん棒を振るが、盾でガードされる。けど構わずこん棒を振りぬいて暗殺者とゴロツキを引きはがす。
「おい!てめえ生きてるか?」
「あ、ああ、何とかな。助かったぜ」
声をかけたゴロツキの見た目は血塗れだけど、どうやらすぐに死にそうじゃないので一安心だ。ただ、どう見ても無駄に切り傷が多いから、目の前の暗殺者に遊ばれていたな。
「よーし、ならちょっと離れてろ。あの野郎は俺がとっ捕まえてやるからな。そしたら俺達は敵じゃねえってお前らのボスに伝えてくれるな?」
「ああ、もちろんだ。この時点でも十分信じられるけどな」
そうして目の前の暗殺者に注意を向けると、さっきの薬中暗殺者と違い話し出した。
「・・・邪魔が入ったか。私の部下はどうした?」
多分笑ってるんだろうな。楽しそうな雰囲気出している暗殺者が聞いてきた。
「ああ?あの薬中の奴らか?取り合えず3匹はタコ殴りにしといたぜ。お前も今から同じ目にあわせてやるよ。あいつらと違ってお前は話をしてくれそうだし手加減はしてやる」
「ククク・・・威勢がいいな。それにあの一瞬での攻防・・・お前組合員だな?何級だ?」
「2級・・・あれ?そう言えば、この間ようやく3級にあがったか」
リリーは約束通り、ゴドリックの依頼達成したらあげてくれたから、今は3級だな。首元から員証を取り出して確認する。
相変わらず俺の員証汚いなあ。
俺がそんな事を思っていると、員証を見た暗殺者が、少し驚いたのか、布で隠している顔で唯一見えている目を大きくする。
「ほう、その員証、お前が『3落ち』か?」
「今じゃ俺のあだ名は『4落ち』って言うんだよ。情報が古いぞ、ちゃんと更新しとけ」
「・・・悪いな。こんな田舎の情報なぞ、私の街ではそうそう更新されないもんでな」
・・・うん?こいつ他所者か?・・・おっと!
チラッと考えた瞬間に投げナイフが飛んできたので、慌てて躱す。今少しだけ情報寄越したのは俺が一瞬だけ考え、その隙を狙ったんだろう。手口がきたねえなあ。さすが暗殺者卑怯だ。あの卑怯馬鹿に今の手口教えてやれば喜ぶだろうな。
「うむ。やはり4級に上がるだけあって、簡単にはいかないか」
俺が躱したのが予想外だったのか暗殺者がムカつく事を言ってくる。
「ああ?てめえ何か偉そうだな?俺に勝てるつもりなのか?」
何かこいつに舐められている感じしてムカつくな。取り合えずタコ殴りだな。
「勝てるさ。お前みたいな組合員はみんな殺してきたからな。『員証コレクター』の二つ名を持つ私をあんまり侮るな。『4落ち』!」
そう言うと話は終わりとばかりに斬りかかってきやがったが、見えているぞ。
俺のこん棒と暗殺者の剣がぶつかり、甲高い音を鳴らす。
「ハハハ!おらああ!!」
相手の剣と俺のこん棒が打ち合った瞬間、弾き返すつもりで思いっきりこん棒を振りぬいたが、向こうもそう来ると読んでいたみたいで、俺の勢いに逆らわず力を抜いて、こん棒を受け流した。
「・・・っと!!」
態勢を崩されたが、勢いに任せてその場を飛ぶと、敵が剣を振った音が聞こえた。飛ばなきゃ多分どこか斬られていたが、そう来るのは読んでいたぜ。更に俺は飛びながら体を捻り、絶無投を敵に投げつける。
・・・・普通ならこれで大抵の暗殺者は終わるんだけど、こいつは手に持つ盾で危なげなく防ぎやがった。
「ったく、暗殺者が盾使うなよ。大人しく短剣使え」
「現役時代からこのスタイルなんだ。そう言われても困る」
俺の悪態が聞えた暗殺者が楽しそうに笑って答える。・・・さっきの連中と違ってこいつは少しうるせえな。さっさと終わらせるか。じゃねえとゲレロやトレオンが来て、苦戦しているのかよ!とか馬鹿にされちまうしな。
「よっこいしょっと」
おっさん臭い掛け声と共に近くのでかい机を持ち上げる。あんまり耐久性ねえけど、これぐらいしか武器になりそうなもんねえからな。
「おいおい、なんて力だ」
片手で机を持ち上げた俺に驚く暗殺者。こいつあんまり俺の事知らねえな。少しコーバスの組合調べたら俺が『こん棒ブンブン丸』って言われているのもすぐに分かるのにな!
「お前『員証コレクター』名乗るぐらいならもうちょっとこの街の組合員の事を調べておけ!」
片手に持った机を暗殺者に振ると距離を取られ躱されるが、辺りの家具にぶち当たり机がぶっ壊れて破片が辺りに飛び散る。
「無茶苦茶だな・・・」
「これぐらいコーバスじゃ普通だぜ」
「チッ!!」
すかさず距離を詰めた俺のこん棒を、慌てて盾で受ける暗殺者だが、そこに俺の持つ机が反対から襲い掛かる。
「ぐあっ!!!」
剣で受けようとしたが、壊れていても元はでかい机だ。まともに食らって吹き飛ばされる暗殺者。
「何だ?『員証コレクター』ってのはその程度の実力か?お前よっぽど雑魚組合員ばっかり狩ってたんだな」
ハハハ!さっき舐めた口聞いた仕返しだ!悔しいだろう!
「て、てめえ!!」
お?怒ったのか口調が変わったな?腕を押えて痛そうにしているから、ダメージもいい感じに入っているな。
「ハハハ!その話し方!余裕がなくなったみたいだな。まあ誰に喧嘩売ったか分かった所でもう遅えぞ」
「・・・・・いや、まだだ。次は準備をして必ずお前を殺す」
「逃がすと思ってるのか?」
こいつはこのまま生け捕りにしてやるぜ。
そして動き出そうとしたその瞬間、暗殺者が隅にいたゴロツキに向かって、先が濡れた投げナイフを投げた。
「チッ!」
慌ててゴロツキに駆け寄り、手に持つ机の残骸で投げナイフを防ぐ。
と、次の瞬間部屋に爆音が響いたので、慌ててゴロツキに覆いかぶさりながら地面に伏せる。
爆音が収まり顔をあげて見れば、さっきの暗殺者の近くの壁に大穴が空いて周囲が燃えていた。暗殺者の姿は周囲には見えない。
・・・・魔法かよ。あの野郎、俺との戦いでまだ余裕持ってやがったな。
ムカつくなあ、今度は手の内全部晒さして完封してやろう。
■
「ガハハハッ、逃げられるなんて情けねえなベイル」
「ダセえ!逃げられるなんてベイル鈍すぎだろ」
あの妙な暗殺者に逃げられた後に、合流したゲレロとトレオンと情報交換すると死ぬ程馬鹿にされた。
「うるせえ!こっちはお前らと違って足手まといがいたんだ!そっちを守るの優先したんだから仕方ねえだろ」
「おいおい、言い訳か?情けねえなあ、てめえ」
「本当だぜ、そう言うのは黙って守りながらも勝利するってのが当たり前だろ」
「うるせえ!てめえらは守り切れてねえじゃねえか!俺の方がマシだろ」
そう、こいつらも俺と同じように薬中の敵と出会って戦いになったけど、全員殺したらしいんだよ。俺みたいに生け捕りにして情報得ようとは考えなかったらしい。更に二人とも誰一人助ける事出来てねえから、一人は助けた俺の事とやかく言えねえはずだ。ただなあ・・・。
「俺が部屋に行った時はもう助からねえ状態だったから仕方ねえだろ!けど、ベイルと違って逃がしてねえぞ」
「俺もトレオンも暗殺者殺して、死体手に入れたから、ベイルよりはマシだろ」
そうなんだ、こいつらちゃっかり会話の出来る暗殺者とも遭遇して討伐してんだよ。足手まといがいたと言っても、俺が逃がした事実は変わらねえからあんまり強く言えねえんだ。くそが!!
「えっと、お三方ともあんまり大声出さないで下せえ。敵が寄ってくるかもしれねえ」
俺が助けた唯一の賭場の生き残り・・・ドズが、恐る恐る俺達の言い争いを止めてくる。
「そんなんこいつらみたいに返り討ちにすればいいだろ」
ゲレロが背中に背負う暗殺者を指差しながら答える。こいつはゲレロの槍で貫かれて胸にデカい穴が開いている。盾を持たないゲレロに負けてる時点で雑魚確定だな。
「そうそう、雑魚しかいねえから余裕だっての!・・・あれ?ベイルお前手ぶらか?」
わざとらしく俺を煽るトレオンの背中にも首が取れかかった暗殺者の死体がある。トレオン如きにやられるこの暗殺者も雑魚だな。
「お前ら雑魚狩って調子乗ってんなよ!!」
そう怒鳴る俺の背中に暗殺者は背負われていない。・・・・何故か?
俺と対峙した会話の出来るあの暗殺者、俺がボコった薬中暗殺者を火魔法で処理していきやがったからな。そんで賭場は燃えてゲレロ達が殺した薬中暗殺者たちも燃えちまった。あいつマジで次は実力を分からせてやる。
「お三方ともマジで頼むぜ」
「はいはい。そんでお前の所の拠点はまだなのか?」
「もう少しです」
そうしてゲレロとトレオンと言い争いながらドズに案内された場所はスラムの一角にある家?とも言えないようなボロい建物だった。スラムじゃこの程度の家は逆に良いレベルだな。入り口近くには生きる気力が無さそうに見える世捨て人っぽい奴が二人。更に近くには人相悪いトレオンみたいな山賊っぽい見た目の奴が二人。こいつらが入口の見張りだろう。かなり俺達を警戒しているのが分かる。
「・・・・」
けど、ドズが手でよく分からねえ合図をすると、全員警戒しなくなった。仲間内で決められたハンドサインみたいなもんか。
そうしてドズが扉を開けて中に入ってしばらく進むと今度は立派な鉄格子の扉が行く手を遮る。鉄格子の奥には見た目の悪い見張りか門番っぽい奴が立っている。
「ドズだ。もう聞いていると思うが賭場が襲撃された。ボスに会わせてくれ。俺達以外は全滅・・・ああ、後ろの3人はこの街の組合員だ。たまたま賭場に来てて襲撃者を撃退してくれたんだ。襲撃者の死体も持ってきてくれた」
「後ろの組合員の顔を良く見せろ。それと背中のが死んでいるか確認する。鉄格子近くに置け」
門番がかなり警戒しながら指示するが、まあ、コイツの気持も分からんでもない。もしかしたらドズが裏切っているかもしれねえしな。
「ほら、俺様の顔をよく見ろ。有名人だから分かるだろ」
「ベイル。お前自意識過剰過ぎだろ。お前の顔なんて誰もわかりゃしねえよ。それよりもしょっちゅう賭場に出入りしている俺の顔なら知っているだろ?」
「おいおい、トレオン。それ言ったら娼館が家みたいな俺の方が知られているはずだろ?なあ、あんたも俺の顔知っているだろ?」
「・・・・・あんたら3人の顔は良く知っている。ボスからはあんたら・・・というかこの街の3級以上の組合員とトラブル起こすなって命令されているからな・・・・ドズ、お前その中でもとんでもねえの3人も連れてきて何考えてんだ?あと一人でコンプリートじゃねえか!」
・・・あと一人ってのは多分モレリアの事だろうな。それで『4馬鹿』コンプってことか。ちょっと、俺らの悪名広がりすぎじゃねえ?言うほど俺はとんでもなく無いよ。他3人はぶっとんでおかしいけどな。最近じゃそこにペコー入れた方がいいんじゃね?と思っている。
「色々言いたいことはあるが、まずは、この死体だな。門番だから怪しむのは分かるが、こいつら完全に死んでるぞ」
そう言ってゲレロとトレオンが背中の死体を鉄格子そばに投げ捨てる。もうちょっと丁寧に扱えよと言いたいが、こっちじゃ暗殺者や野盗の死体なんてこんな扱いだ。
「・・・・お、おう。当たり前だけど死んでるな」
門番がちょっと戸惑いながら鉄格子の向こう側から死体を検分するが、ゲレロの方は胸にデカい穴が、トレオンのは首が取れかかっているから、死んでいるのは一目瞭然だ。
「そんで?これからどうすんだ?通っていいのか?」
「ちょ、ちょっと待て!まずはドズだけだ。そこでボスの指示を待つ。頼むから暴れねえでくれよ」
こいつら裏社会の人間も一応コーバスの住人だから、理由なく怪我させたら俺らが捕まるんだ。だからそうそう組合員から手を出す事はないんだが、何故かこいつめっちゃビビってるな。
「そりゃあ、俺らは魔物だろうが野盗相手だろうが殺し合いが日常。こいつらは抗争とかで殺し合いはするが、それは最終的な手段であって、日常じゃねえ。他には、こいつら武器で脅しもするが、俺らの場合は、武器向けたら即殺し合いだろ。組合員ってのは殺し合いが身近にありすぎるんだ、だからこんな連中からでも組合員は恐れられてんだよ」
不思議に思って門番に聞けば、何故かトレオンが訳知り顔で教えてくれる・・・・が、よく分かんねえ。
「トレオンが何言ってるか全然分かんねえ。お前、そんな小難しい事考えてるの?馬鹿じゃねえのか?」
「ベイル!てめえぶっ殺すぞ!!!」