軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ボムズ行き前日

冒険者ギルドの受付でギルド長との面会を頼んだ。実家に行ってくるので20〜30日間アクロからいなくなると報告した。また現状の説明をして冒険者ギルドボムズ支部への手紙を書いてもらった。

その後は西門の駅馬車の事務所に行き、4人乗りの中で一番高級な馬車と馭者を日割りで借りた。取り敢えず30日分のお金を先払いした。

必要な荷物は全部マジックバッグに入れて準備完了。当然ながらボムズへはミカも連れて行く。

そろそろ寝ようかと思っていたらミカが僕の部屋に入ってきた。

ベッドに座っていた僕の横に座る。

「どうしたミカ?何か忘れ物でもあった」

「昼間に来た子とアキくんの会話を聞いてて思ったんだけど、アキくん実家では本当に1人だったんだなって」

「なんだよ急に。それは前に説明してるだろ」

「言葉で説明されていても実際見てしまうと全然感じ方が変わるわ」

「まぁ実家での事はもう良いんだ。今が楽しいからね。冒険者になって本当に良かったよ」

「私も実家では疎外感を感じていたから、アキくんに感情移入しちゃってね。少し感傷的になっちゃった。辛い時は私に頼ってね」

「ありがとう。もう随分頼ってるけどね。明日も早いしもう寝よう」

「そうね。おやすみなさい」

部屋を出かかったミカが急に振り返り近寄ってきた。

「忘れ物あったよ」

そう言ってミカは僕の唇に唇を合わせた。