軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

自己紹介

入学式は特に滞りなく終了した。校長先生の話や来賓の方が挨拶をしていった。

新入生はこの後、自分のクラスまで行ってホームルームをして終了みたいだ。

真紅の髪色をした20代後半の女性が僕たち赤のAクラスの担任のようだ。その女性が先導して教室に向かう。

従者は隣の従者待機室にて待つ事になる。ミカはそちらに入っていった。この後、ミカは従者の注意点を職員から説明されるそうだ。

席は指定されていた。

Aクラスは21人の生徒である。

机は横に5列で並んでいた。

当然縦の机の数は1列だけ5個になる。

その1番後ろの席は通称ボッチ席となる。

僕の指定されていた席はボッチ席だった。

窓際の1番後ろの席だね。

後ろの席って実は人気があるよね。

僕の前の席はシズカだった。

ここでも成績順のようだ。

僕の隣りと後ろには誰もいない。

前にはシズカ。

これは誰の陰謀かと頭を抱えた。

席に座ったシズカが後ろを向いて僕に微笑んだ。

皆んなが席に座った。1番後ろから見ると皆んな赤髪で目がチカチカする。

ここにも誰かの陰謀があるのか?

教壇に先程僕達を先導した赤髪の女性が立った。

生徒を見渡して通る声で話し始めた。

「私はシベリー・ファイアードだ。今年1年間この赤のAクラスの担任になる。またこの王都魔法学校は毎年クラス変えがある。成績順となっている。今年はAクラスだが、気を抜くとすぐにBクラスに落ちるぞ。しっかりと勉強に励むように。今日はこの後自己紹介をしてもらう。それで今日は終了だ。それでは入試の成績順で始める。入り口の1番前のお前からだ」

いきなり指名された女の子は、焦って立ち上がり自己紹介を始めた。

知ってる顔は半数くらいかな。僕は貴族間での交流が殆どなかったからだね。

皆んなは小さい時から顔見知りだろう。自己紹介の意味があるのかな?

皆んなの自己紹介をボケっとしながら聞いていた。

シズカの番になった。シズカは席を立ち上がる。

「シズカ・ファイアードです。ボムズ出身です。得意な魔法はファイアーランスです。身体を動かすのが得意なのでダンジョン探索をやってみたいと思っています。どうぞよろしくお願いします」

僕はダンジョン探索の言葉にピクっとなった。巻き込まれないようにしよう。

僕の番になったので立ち上がる。

皆んなの視線を感じる。

「僕の名前はアキ・ファイアールです。皆様と同じボムズ出身です。得意な魔法はありません。僕は蒼炎の魔法しか使えないからです。好きな食べ物はケーキ。愛読書は【白狼伝説】です。毎日の日課はお風呂上がりにフルーツジュースを一気飲みする事です。どうぞよろしくお願いします」

クラスから少し笑い声が上がって僕の自己紹介は終わった。