軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

チビたちが進化

「さて、第二陣は殲滅したが次は本気で攻めてくるかな?」

「多分ね」

程なくして大量のネームドモンスターや高ランクモンスターの集団が攻めてきた。

ざっと数千匹ってところか。やはりこういった物量戦ではダンジョンマスターの数が物を言う。

「どうでもいい奴らは第三迷路に誘い込んでチビ共の経験値にするか…………こいつとこいつ…………それとこいつも生け捕り」

俺は数十体のモンスターを指差した。

鑑定したところ、こいつらはジョーカーやその配下のダンジョンマスターにとって大切なモンスターのようだ。

生かしといて同盟になった時に恩を売るにはちょうどいい。

信用できる仲間や家族同然のモンスターを殺したら、せっかく仲間になってもしっかり働いてくれはしないだろうからな。

わざわざ恨まれるような事はしたくない。

「それは良案ですね」

ソランは俺の真意を見抜いてたみたいだ。老師を見ると彼もニッコリと笑って頷いた。

この二人は既に俺たちとダンジョンバトルの会議に参加してもらっている。

ぜひ参加させて欲しいと頼まれたし、彼らの意見も聞いてみたかったからだ。

「決まりだな。第二迷路のスライムたちは隠れさせよう」

チビ共の助っ人として、一パーティーにヒューマンスライムとアダマンタイトゴーレムスライムを一匹ずつ付けて放っておくと、着実に敵モンスターを一体ずつ倒したり捕獲していったりした。

ヒューマンスライムがスマホでやり取りして、敵を孤立させたり、他のパーティーと挟み撃ちをしたりとなかなかいい連携をとってた。

やはり戦いってのは情報を制した方が勝つんだな。

ドラドラたちのパーティーは五体目を倒した辺りで進化できるレベルになって、ドラドラはリトルドラゴンに、リーヴァはリヴァイアくん、ヤキトリはシェニックスとなった。

みんな体が二回りも大きくなってる。もう頭には乗せないぞ。

他のモンスタースライムたちも順調に進化してきている。

半数以上が倒された頃、やっと敵は撤退を始めた。