軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

79 ニンニク大量確保

先にパンツを脱いで布を腰に巻いたら、ポンチョタイプの服をスポッと脱ぎ盥に入る。見られないように後ろを向いてできるだけ隠しながら身体を洗う。

石鹸とかシャンプーが欲しいなぁ。石鹸自体は売っているんだけど高いんだよねー。やっぱり貴族や裕福な商人が使う物って感じだそうだ。

布でゴシゴシ擦って垢を落とす。毎日入ってるからそこまで汚れているわけじゃないけどそういう気分だ。頭もお湯でしっかり洗う。しつこいくらい頭皮をもみ洗いしてスッキリした。

…うしろからめっちゃ視線を感じるが気にしたらダメだ。終わるまでは完全に無視しよう。

さっと温まってから上がり、コソコソ隠しながら拭いて服を着る。風魔法で髪を乾かしているとリーダーがタオルを準備しているのを見かけた。一緒に身体を拭くつもりなんだろう。

今日はお湯がだいぶ汚れた気がするからこのまま使われるのはイヤだな。お湯だけアイテムボックスに仕舞って新しく準備してあげるか。

「準備するんで少し待ってくださいね」

「そのままでいいぞ?」

「僕がイヤなんですよ。今日は結構汚れてたと思うんで」

「お前、潔癖症だな。そんなだと安い宿に泊まれないぞ」

「この宿はかなりキレイな方だ。冒険者より商人が多く泊まるし、値段も他の宿より高い」

このレベルでキレイな方とは思わなかった。むしろ、少し汚いと思ってたくらいだ。高い宿に泊まるくらいなら今後は野宿するしかないな。

2人が新しいお湯で身体を拭いている間にハクの手脚を拭く。ブラッシングしてあげたいな。ブラシが安く買えるなら買ってあげよう。

寝るまでの時間は馬車の中でできなかった竹ひご作りをして過ごし、21時になったら寝た。3時間毎に鐘の音がなるから多分21時で合ってると思うんだけど、時計がないからわからん。明日覚えていたら調べよう…。

ーーーー

翌朝、食堂で昨日と同じメニューの朝食を食べる。やっぱり固くて食べられなかったよ。サラダとスープだけなんとか食べて、部屋に戻ってからハクと一緒に肉を食べた。うん、美味い。

転移装置で5階の階段まで行って6階に下りる。今日もたくさん採取したいけど、我慢だ。7階に行って新しい野菜を見つけるんだ。

下に行く階段まで案内してもらいながら、見つけた野菜だけ引っこ抜いていく。ちょっとでも多く採りたいからキョロキョロしながら鑑定する。皆に苦笑されているが気にしない。

7階ではホーンラビットも出てくるそうなのでハクのご飯も確保できそうだ。他にも食べれる肉があればいいんだけど。

「下の階に行きたくなったら言ってくれ。俺達はそれまでのんびりまわってるから」

「ハクの餌も集めるんだろ? 俺らも手伝うぞ」

「ありがとうございます。数が多ければ皆さんにも何か作りますね」

「ホーンラビットよりレッドボアのステーキがいいな!」

「んじゃ、集めてくれた報酬はステーキですね」

7階に着いたら早速鑑定をはじめる。この階も根菜類がほとんどみたいだ。6階で採取できた野菜の他に4種類くらい増えた感じだ。

とりあえず、手当たり次第採取してまわる。あぁ~、やっぱ天国だぁ。楽しすぎる。この階でニンニクと生姜を見つけることができたのはよかった。これで勝ったも同然だ。

ニンニクと生姜さえあれば味付けは大体なんとかなる。ニンニクに間違いはない、これで胡椒があれば最高なんだけど、胡椒があるのは別のダンジョンだからなー。そのうち絶対に行こう。

ニンニクと生姜を中心に集めまくる。ニンニクの芽も生えていたからしっかり採取しておいたよ。しばらく来れないかもしれないし、普段の食事でたくさん使うことになりそうだから気合いを入れて採取した。

そういえば、こんにゃく芋があったんだけどこんにゃく作ったら食べるのかな? この世界では認識されてなかったから名前を登録してすぐに鑑定できるようにしておいた。

思ったよりも大きい芋がたくさん埋まっているので、見つけたらつい採取してしまう。あとで、こんにゃくの作り方とこんにゃく料理を調べておこう。

ニンニクどうやって食べようかなー。アルミホイルはないけど、ホイル焼きみたいなの食べたいな。食べたあとの口臭はヤバくなりそうだけど、あのガツンとくる匂いはたまらないよね。

何でも美味しいとは思うけど、まずはニンニクをたっぷり使ったガーリックステーキでしょ!!