軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ダンジョンマスターってどういうことよ!?

『ねぇ、アレド。ステータスがおかしいわ』

『なんです?ダンジョンマスターさま?』

『ねぇー?なんで?なんでダンジョンマスターなの?職業にダンジョンマスター増えてるんですけどーーー』

隠蔽よ、絶対に知られたらいけないヤツよ。

私、どうして職業3つもあるのよ!?

おかしくない!?

『どうしてでしょうね?』

亜空間にシルク爺たちが付けていたリオランドって呼び名があったから、了承したらダンジョンリオランドに変化した。

なんで!?

『意味わかんなくない!?』

『解放の時もそうでしたけど、謎の声?音声?は私には聞こえないんですよね』

『それって、初ダンジョンのときのも聞こえてない?』

『初ダンジョンのときにも、あったのですか?』

聞こえてなかったのか。

アレドには聞こえてるものだとばかり思ってたわ。

『そうなのよ、職業とギフトがお知らせされたのよ』

『シルクアルディス様との念話は聞こえるんですけどね』

あれは念話の類いじゃないのね。

『レベルアップのぴこーん!は聞こえる?』

『それは聞こえてますよ』

何が違うのかしら?

よくわからないわよね。

『ねぇ?私の知ってるダンジョンマスターって討伐されるまで寿命ない感じなんだけど』

もしかして…

『リオール様の寿命も微妙になりましたね。そもそも魔力が10億とかの時点で長命決定だったじゃないですか』

あーうー。

そうよね、リオールだって300歳超えてたんだものね。

転生しなければまだまだ生きてたわよね。

『私、ずっと幼女のままってことないわよね?』

この舌っ足らずの滑舌のままなのは、イヤよ!?

せめて15歳くらいまでは、普通に育って欲しいんだけど?

『魔力調整とか出来ないんですか?それか若い肉体保ってたみたいに成長してるように補うとかするしかないのでは?』

それってしばらくは幼女のままって言ってるわよね?

なんてことなの!?

『15歳くらいのときに見た目の成長やめて、追いつくの待つしかないのかしら?あと10年とか誤魔化すの!?』

えっ?大変なのでは?

『そんな感じでしょうね』

それくらいしか解決策なさそうよね。

いや、まだ普通に成長する可能性も…

はぁぁぁ。

気持ち切り替えましょう。

『あとで、リオランド行って、契約の続きしなくちゃダメね』

『ですね、みなさん神獣に近い方なのに、うっかりダンジョンモンスター扱いになっちゃいますからね』

『それはダメね。ダメだわ。モンスターなんて扱いダメよ』

『ちなみに、世界樹とかはモンスター化しませんよね?トレント的な…』

『えっ!?そんな可能性あるの!?』

それはとても困るわね。

あっ、謎の声さん。呼んだら返事してくれないかしら?

『謎の声さーん。アナウンスしてくれる音声さーん。ナビさーん。聞いてたら返事してくださーい』

『リオール様どうされました?』

『謎の声さんが、返事してくれないかなって』

(お呼びでしょうか?)

『返事してくれた!!アレドにも聞こえるようにならないかしら?』

(…いかがでしょうか?)

『あっ、聞こえます。初めましてアレドと申します』

(初めまして、何かご用でしょうか?)

『最初になんて呼べばいいかしら?』

(お好きにお呼びください)

『えーっと、じゃあ【センセー】でいいかしら?』

(…はい)

イヤそうなんだけど?

『イヤなら別の考えるけど』

(すみません、カイトとお呼びください)

『わかったわ、カイトね』

(それでご用件は?)

『リオランドがダンジョンに変わったことについて教えて欲しいの』

(わかることでしたら)

『あの亜空間は何百年も変わらずに亜空間だったのに、なぜ今になってダンジョン化したのかしら?』

(リオール様の転生が大元のキッカケではありますが、直接はリオランドとお認めになったことにあります)

やっぱりリオランド了承したからなのね。

『あの空間自体がダンジョンなのよね?』

(その通りです)

『あの空間って、基本的にリオールが契約した契約獣がほとんどのはずだけど、契約してない子はダンジョンモンスター扱いになるのかしら?』

(いますぐではありませんが、変異する可能性がございます)

うーむ、やはりモンスターになる可能性はあるのか。

『たとえば、世界樹とかも植えてるんだけど、モンスターになっちゃったりするかしら?トレントみたいな木の魔物とかもいるじゃない?』

(大丈夫だとは思いますが、ご心配でしたら契約なさるのがよろしいかと)

んっ?

『植物とも契約できるの?』

(普通は出来ないと思いますが、あそこはあなた様のダンジョンなので出来ます)

出来るんだ。

『リオランドにいる子の確認する方法ってあるかしら?』

どのくらい住んでるのかわからないのよ。

シルク爺の奥さんのことも知らなかったのよ?

絶対に、知らない子いるに決まってるのよ。

(あなた様は、ダンジョンマスターなのでダンジョン内のことは把握できるはずなのですが)

えっ?そうなの?

『どうやったら把握できるのかしら?やり方教えてくれる?』

さすがに300年以上生きていたとはいえ、ダンジョンマスターになったことはないから、わからないわよ?

(ステータスのダンジョンマスターをタップしていただけたらわかるようになるかと)

どれどれ?

ダンジョンマスターをタップ!

あっ、でた。

あれ?なんだ?

『アレドー、シルク爺家族以外にもドラゴンさんがいるみたいなんだけど、知ってる?』

『はっ?シルクアルディス様達以外のドラゴンさん?知りませんね』

そうよね?他に知り合いのドラゴンはいないわよね?

『リーラの群れに契約してない子がたくさんいるのはなぜ?』

『リオール様!世界樹がすごい増えてる気がします』

世界樹!?

あっ、なんで10本も!?

勝手に株分けして増えた?

誰か増やした?

そりゃ狭くなるよね?

世界樹おっきいのよ、それが10本もあったらそりゃ狭いわね。

あら?ペガサスって、ヴィヴィだけじゃなかったかしら?

ユニコーンもユーリだけでは?

バイコーンもなの?ファーティだけじゃないの!?

オルトロスはオーニ、ルーニだけね。

ケルベロスもケティ、ルティ、ベティだけね。

それぞれ頭に名前つけたのよ、個性ありすぎたから。

スレイプニルのエヴァの他にスレイプニルいるわね。

いつからいるのかしら?

ホーンディアもハートの他にいるわね。

どーなってるのかしら?

あぁぁぁーウソでしょ!?

アルミラージのキュンの仲間がものすごい増えてる!?

えっ?何事!?

カーバンクルって、希少種じゃなかったかしら?ジェリー?カーバンクルもアルミラージに負けないくらいいるんですが!?

リオランドどうなってるの?

『あっ、スライムもいる。私スライムは契約してないわよね?』

『フォレストベアとかフォレストバイパーとかフォレストディアとかフォレストホースとかフォレストラビットとかフォレストウルフとかいるみたいですが…』

なんてことなの!?

リオランドは森なのかしら?

契約してる子じゃないわよね?

どうやってこの空間に入ったのかしら?

契約してる子の誰かがつれてきたのかしら?

まさか、どこかと繋がってるわけじゃないわよね?

『カイト?この空間って私が開ける以外にどこかに繋がってたりしないわよね?』

(それは、ありませんのでご安心を)

『じゃあ、このフォレストちゃん達は、どこから?』

(もちろん、ここで誕生しました)

えっ?いきなり誕生するの?

『リオール様、魔物は魔素で生まれることもあるじゃないですか』

あーそうだった。

『でも魔物が生まれるほどの魔素なんてあったのかしら?』

『リオール様の有り余った魔力があれば可能だったのでは?』

そうか、最近生まれたわけじゃなくて、コーデリティーナがずっといたみたいにずっとまえに生まれてた可能性があるわけね。

私、どれだけ亜空間放置していたのかしらね。

ちょっと反省するわ。

この子達のところにあるマークなにかしら?

みんな同じなんだけど。

タップして、ちょっと後悔した。

全員、契約希望だったわ…

ウソでしょ?

世界樹もよ?スライムもよ?ドラゴンさんもよ?

あはははははははは…。

笑うしかないじゃないのよ。

(それではまた、ご用の際はお呼びください)

あー、カイトいなくなってしまった。

なんかとてもすごく疲れたわ。

『アレド、お昼寝するわ』

『それがよろしいかと、おやすみなさいませ、リオール様』

『おやすみ』

速攻で意識飛ばしたわ、私。