軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

各所確認が必要です〜連理

すごかった。

理織(りおり) が、魔導具作成部屋を使いたいと言って作って来たのが化粧水だったの。

ママにと渡された化粧水がとんでもない効果だったのよ。

少しだけ、ほんのすこーしだけ、気になっていた小じわとくすみがなくなったわ。

肌に張りがでて、ピンとしてふっくらしたわ。

5歳は若返った気になるわ。

2本もらったから、1本はお母さんに渡したわ。

お母さんの効果の方がわかりやすく、10歳くらい若返った印象よ。

とにかく2人で驚いて喜んで、これは売れるんじゃない?って。

理織と一緒にいた 理人(りひと) に話しを聞くために呼んだのよ。

「理織、化粧水ありがとね。ママどうかしら?」

「あい、ママ、きりぇーよ」

「ばぁばも 連理(れんり) にもらって使ってみたの、とても良かったわ、ありがとう理織」

「あい、ばぁばも、きりぇーね」

ついつい、うふふふって笑いたくなるわね。

「母さんもばぁちゃんも褒められるために呼んだのか?」

あらヤダ、何を言ってるのかしら?

「違うわよ、あまりに効果がすごかったから、売れないかしらって、作った人の意見を聞きたかったのよ」

「そうね、使用した素材とか」

「あれ?俺、世界樹の葉っぱと聖水で作ったって言わなかったっけ?」

それは聞いてたけど。

「どのくらいの分量で、あの瓶2本だったのかしら?って」

「あー聖水は、世界樹の葉っぱ蒸留するのに、2リットル使った。他に100mlで瓶2本だな」

「世界樹の葉っぱは?」

「あーそれ、俺はわかんねぇ。もう粉末になってたから」

「理織?世界樹の葉っぱどのくらい使ったの?」

理織は、首を傾げた。

聞き方悪かったかしら?

「葉っぱ何枚使ったの?」

「いちまい」

「「「1枚!?」」」

「結構な量あったぞ、粉末」

そういえば、世界樹の葉の大きさって知らないわ。

「理織、世界樹の葉っぱの大きさわかる?」

「りおくらい?」

えっ!?世界樹の葉ってそんなに大きいの?

確かに、世界樹はものすごく大きいけど。

この間、久しぶりに裏庭覗いたら、入り口から見ても世界樹の1番上見えなかったのよね。

どれだけ大きいの?

でもそれで、2本分なのね。

「世界樹の葉って、1日にどのくらいなら使わせてもらえるのかしら?」

「わかーない、ちる、きく」

あーそうよね。

世界樹の精霊のティルに確認するべきね。

あと、イーリスにも聖水の確認が必要ね。

「理織、ありがとね。あとはティルに聞いてみるわね」

「あい」

「理人もありがとうね」

「おう。しかし、母さんもばぁちゃんも若返ったな、リオの化粧水すげぇなぁ。確かにこれなら欲しい人いるだろうな」

そうなのよ、絶対欲しがる人はいるのよ。

私は継続して欲しいもの。

姉さんたちにも渡したいところなんだけどね。

「量産出来るか、素材使えるか確認しないことには、ダメね」

「量産になると、蒸留に時間かかりすぎるな。リオ、俺と錬金で蒸留出来ないか考えようぜ」

「あい!」

「父さんも巻き込むか?」

「あーそれは、少し待って。量産できるのが確認出来てから声かけてあげて。今、 理(さとる) さん、 理結(りゆう) からの依頼のチビキャラの魔導具作ってるはずだから」

「あーあれな、リオはいーのか?」

「まほーじん、ちゅくった」

「もう、終わってんのか」

「あい」

「じゃあ、2人で先に考えるか」

「あい」

長男と末っ子がとても仲が良いわ。

理理(りのり) と 理哉(りなり) より、理人が1番理織と一緒にいる気がするわ。

「じゃあ、そっちはよろしくね」

理人に抱っこされ理織は、私たちに手を振っていた。

カワイイわ。

「お母さんも一緒に裏庭行く?」

「でも私は、契約精霊いないし、入れないんじゃない?」

あー、どうなのかしら?

お母さんとお父さんには、精霊とか世界樹の話はしたけど、契約精霊いないのよね。

「とりあえず行ってみない?」

「…そうね、そうしようかな」

「サクラ、いるかしら?」

サクラは、裏庭の中にいつもいる。

世界樹の聖霊力が気持ちいいんですって。

契約は出来たけど、まだチカラが足りないらしくて、恩恵はまだ使えない状態みたい。

ムリをする必要はないのよ。

「レンリ、どうしたの?」

「中に入りたいんだけど、お母さんも大丈夫かしら?」

サクラは、首を傾げて、お母さんを見た。

「ダイジョーブと思うよ」

「お母さん、入れそうよ」

お母さん?

「この子がサクラちゃんなの?可愛いわ、すごく可愛い」

でしょ?

悶えないで?お母さん?

中に、たくさんいるはずよね?見える精霊が増えたって聞いたけど。

お母さん大丈夫かしら?

「ほら、お母さん行くわよ」

「まぁまぁまぁまぁ!!!!」

案の定、大興奮のお母さんを横目に、ティルを探す。

世界樹のところにいるなら、ちょっと行けない。

ものすごく遠いのよ。

「サクラ、ティルいるかしら?」

「呼んでくる」

サクラは、ふよふよ〜と飛んでいった。

お母さん、サクラが呼んできてくれるってって言うつもりで振り向いたら、お母さんが精霊まみれになっていた。

「お母さん!?」

「連理、どーなってるの?いきなりこんなになっちゃったんだけど」

「いや、私が聞きたいけど?」

「あら、連理。どうしたの?サクラが呼びにきたけどって、 瑠理(るり) !?どうしたの?」

「サクラにティルを呼びに行ってもらって、振り向いたらこうなってたの。ティル、わかるかしら?」

ちょっと待ってて、とティルは、

「みんなちょっとこっち集まって、瑠理が困ってるから」

ティルよりも小さな精霊たちが、ふよふよしている。

カワイイが集まってるわ。

「あー、みんな瑠理と契約したいみたい」

えっ!?みんな?

7人?7精霊?くらいいるわよね?

「まぁ!みんな私と契約してくれるの?」

って、喜んでないでお母さん、話聞いて?

「お母さん、精霊と契約するとね、毎日魔力を渡してあげないといけないの。だいたい3000くらいよ」

「じゃあ、大丈夫じゃない?合計でも21000くらいでしょ?私60000くらい魔力あるわよ?」

「瑠理、ホントにいいの?」

ティルも驚いてるじゃない。

「いいわよ、こっちからお願いしたいわ」

うわー、自分の母親ながら驚くわ。

お母さんがいいならいいけど。

「契約時に名前決めてあげて、そしたら契約完了するから、その時も魔力必要だけど、大丈夫?」

「えぇ、もちろん。どんとこいよ!」

お母さんって、肝っ玉母ちゃんなのね。

で、結局契約をしちゃったのよ。

なんか、鉱石とかの精霊の子が集まったみたいで、キラキラな子が多い。

エメラルド色の男の子は、ルード。

サファイア色の男の子は、サフィ。

ルビー色の女の子は、ルビィ。

ペリドット色の女の子は、リディ。

アメジスト色の男の子は、アスト。

パパラチアサファイア色の女の子は、チーア。

パライバトルマリン色の男の子は、ラーイ。

カラフルな子たちが、集まった。

もしかして、1人ずつから恩恵もらえるのかしら?

それなら、ものすごくない?

って、ここに来た目的からそれまくってるけど、ティルに聞きにきたのよ。

「ティル、聞いてもいいかしら?」

「なにか用事があったのよね?」

「この間、理織に世界樹の葉を1枚渡したのよね?」

「あ、そうね。渡したわ」

「理織があの葉っぱで、化粧水を作ってくれたの。これ2本分」

と、持って来たポーション瓶を見せる。

「1枚で2本?」

「そうみたい。でね、ものすごくいいのよ、その化粧水が!!」

「世界樹の葉っぱが欲しいのね?何枚?」

ティルが笑っている。

ちょっと、説明に力入りすぎたかしら?

「私やお母さんが使うだけじゃなくて、もし可能なら売れないかしらって思ってるんだけど」

「毎日欲しいって話かしら?」

「そうなるのかしらね。毎日欲しいっていうのは、難しいかしら?」

「うーん、ちょっと色々確認するから、3日くらい待ってくれる?」

「わかったわ、お願いね」

それから私とお母さんは、イーリスのところへ向かう。

イーリスは基本的に泉にいる。

イーリスにも、ティルにした説明をして、毎日聖水が欲しい話しをしたら、こちらでも確認するから少し待って欲しいと言われた。

まぁ、仕方ないわよね。

イーリスにもお願いして、裏庭から戻った。

お母さんは、キラキラな精霊を頭やら肩やらに乗せて。