軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

神凪一族緊急招集

お昼寝から起きたら、人が増えていた。

なにごと?

『リオール様、神凪の皆様がおいでになって、後ほど会議をするそうです』

会議?

『なんの?』

『もちろんスキルポイントのですよ』

『そうなの?』

『はい、重要案件の位置付けだそうです』

あははは、乾いた笑いも出ちゃうよね。

そうですか、重要案件ですか。

『神凪のみんなって、ちなみにだれ?』

アレドは、出席予定者を教えてくれた。

理一(りいち) 、 瑠理(るり)

理芳(りおう) 、 紬(つむぎ) 、 理編(りあむ) 、 笑理(えみり) 、 理結(りゆう)

烈(れつ) 、 優理(ゆうり) 、 愛理(あいり) 、 理音(りおん) 、 理律(りりつ)

大樹(だいき) 、 灯理(あかり) 、 虹樹(こうき) 、 琉樹(りゅうき) 、 光理(ひかり) 、 輝理(かがり) 、 煌理(きらり)

理(さとる) 、 連理(れんり) 、 理人(りひと) 、 理理(りのり) 、 理哉(りなり) 、 理織(りおり)

総勢25人らしい。

えっ?さっきの今で、全員集まるの?

そもそもうちに25人も入れる部屋あるの?

へっ?私があんまり行かないところにある?

私、リビングと自分の部屋と、屋敷の外の理と理人の工房しか行ったことなかったわね。

あぁ、全然屋敷の構造とか知らないわ。

家の中で迷子になる自信あるわ。

『リオール様、屋敷と言ってる時点でかなり広いと気付いてくださいね』

あっ、確かにそうよね。

『今さらなんだけど、私ってお昼寝してる間にスキル使ってる?ポイント、寝る前より増えてるみたいなんだけど』

『ホントに今さらですね。リオール様はすでに意識せずに魔力循環してますし、魔力回路強化や魔力感知など常時発動してますからね。魔力回復もしてますし、そりゃ昼寝してても、夜寝ても増えますよ、ポイント』

なるほどねーって、おかしくない?

昼寝の1時間で20,000くらい増えてるんですけど?

1日でざっくり500,000くらい増える計算では?

『スキルポイント増加2倍も追加されてますからねぇ』

『あっ、そうだったわ。でもこれってすぐに10倍取れちゃいそうね?』

『ですね、スキル取り放題ですね』

「リオー、お部屋移動するって」

理哉が私の右手を繋いでくれて、連れて行ってくれるようだ。

「あい」

移動した先の部屋は、広かった。

そして、大声でツッコミしそうになったわ。

円卓会議かよっ!!!!って。

円卓周りには、理一と瑠理とあとは、他の親世代が着席。

子供世代は、円卓を四方から囲むように置かれたソファーに着席。

うちにこんな部屋があるとは知らなかったわ。

「では、全員揃ったので始めたいと思います。進行役は、開催を呼びかけた私、連理が務めさせていただきます」

まずは、見てください。と、連理は全員にステータス画面を表示させる。

「この中で、1番左端の項目が称号以外の方いらっしゃいますか?」

笑理の視線が揺れて、そっと手を挙げた。

『アレド、やっぱり笑理は見えてたようね』

『そのようですね』

連理は笑理を呼んで、耳元でスキルポイントが表示されているかを確認した。

「笑理、詳しい話は後で聞かせてもらうわね。ではみなさん、私たちの家族と笑理は称号が左端の項目ではありません」

「いや、称号だろ?ステータスの項目違うってなんだよ、そんなの聞いたことないぞ」

まぁそういう反応だよね。

「では、ものは試しと言うわけではございませんが、私たちの左端の表示項目をお伝えしますね」

連理、焦らしてるの?

楽しんでるでしょ?

早く教えろとか、適当なこと言ってるなよとか、理芳や理一からつっつかれている。

「わかりました。私たちのステータスの左端にある項目は、スキルポイントです」

「「「「「「スキルポイント!?」」」」」」

何人分の声が重なったのか、ものすごい大音量で響いた。

「そんな項目ねぇ、って出て来た!!??」

「ホントだわ。いきなり表示されたわ」

「マジで?マジだ!!」

私は、みんながぎゃーぎゃー言ってる間に、全員を鑑定した。

理一と瑠理のスキルポイントは8桁を超えていた。

親世代は、連理以上の7桁のポイント。

子供世代の15歳以上は2,000,000前後くらいで、15歳未満は1,000,000前後くらい

気になる同じ3歳のかがりときらりは、よくわかってないみたいで、スキルポイントが表示されてない。

「かがり、きらり、しゅてーたしゅひらいた?」

「「?」」

ちょっと誰も教えてないの?

「だんじょんいった、しかくいのでた?」

「「でた」」

「それ、しゅてーたしゅ」

「「しゅてーたしゅ。でた!」」

ちょっとまてぃ。

しゅてーたしゅで出るの?

『ダンジョンのときのイメージで、出したからでは?』

なるほど?

って言うか、双子の親とか兄とか姉とか説明してあげてよー。

幼女に幼女の相手させないでーー。

鑑定双子

スキルポイント 2000

スキルポイントは表示されてるけど、ポイント少なくない?

『私、ダンジョンの次の日で100あったわよね?半年以上経ってるのに2000ってすごく少なくない?』

『スキルがまだないからでしょうね。魔力枯渇時の循環のポイントだけなのでは?』

再度双子を鑑定して、納得した。

スキル何もないわ。

そりゃ普通はそうなのか。

魔力だって、350くらいしかない。

うわー普通の幼女ってこんなステータスなんだね?

これは、私は異常だわ。

隠蔽と偽装しててもおかしいかもしれない。

『スキルポイント触ってたら、早い段階で魔力量増加のスキル取れたことにしときましょう。聞かれたらそう答えればどうでしょう?』

『いや、もうそれしかないよね』

「りおり、しゅてーたしゅどうしゅる?」

どうしよう。

「ママーーー、かがりときらりのしゅてーたしゅーー」

とりあえず連理に丸投げします。

「あーそうよね、わからないわよね?笑理見てあげて」

「はーい」

笑理は、幼女の元へやってきた。

「理織ちゃんはわかってるのよね?」

と聞かれたので、あいと返事した。

「輝理ちゃんと煌理ちゃんは、鑑定させてね」

「「うん」」

それぞれを鑑定しているようだ。

「2人とも、スキルポイント表示されてるね、大丈夫だよ!」

「「うん」」

わかったのかわかってないのか、うんって返事を返している。

大丈夫か?

細かいことは、家族が教えるよね?

連理達は、推測として、理人達に告げたことを再度みんなに説明したらしい。

スキルポイントの増やし方がわかったら、報告することと、スキルポイントの存在は、検証して確証が取れるまでは神凪の秘匿とすることが決定した。

スキルポイントが増えない可能性も考慮して、後悔のないようにポイントを使用することなどの注意事項が告げられ、会議は終了した。