軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

神凪一族緊急招集6

裏庭産の果樹の樹の実6種を30粒くらいずつ皿に乗せている。

さらに、ダンジョン産の果樹の樹の実6種も30粒くらいずつ皿に乗せている。

みんなの視線が釘付けで、表情は何これ?って感じだ。

「鑑定できる人してみて?」

連理(れんり) が言うと、鑑定した人が吹き出した。

「なんだこれ?」

「なんで同じ実なのに、効果が違うんだ?」

「そもそも、果樹の樹って何?」

何って言われても困るよね?

ダンジョンのオプションだもの。

あっ、もしかして、どこかのダンジョンには、果樹の樹あるんじゃないの?

「その前に鑑定できない人のために鑑定結果おしえてよっ!」

灯理(あかり) がツッこんだ。

そうよね、誰か教えてあげて。

「じゃあ私が」

そう言ったのは 笑理(えみり) だった。

神眼だもんね。

1番確かな鑑定だわ。

「まず、白いお皿の方は、そのまま食べることで効果がある実。加工したら効果はなくなります。ただ美味しいだけの実になるみたい。で、黄色いお皿の方は、そのまま食べても効果がなくて加工すると効果を発揮するみたい。ただ加工の仕方で効果が変わることはなさそう」

「同じ果樹の樹の実なのに、食べ方が違うとは…」

「実の色が違うのは、効果が違うのか?」

「じゃあ、それの鑑定結果ね。まず黒の実は魔力の実。そのまま食べる方は毎日食べることで魔力総量が1.2.4.8.16.32.64.128.256…と増えるみたい。で食べ忘れた日があると次に食べた時はまた1から始まるみたい」

「それってすごくねぇ?1ヶ月も食べ続けたら魔力総量5億とか軽くこえねぇ?いやもっとだな10億とかにならねぇ?」

あっ、さすが 理結(りゆう) 。計算早いねぇ。

そうなのよ。

やりすぎな魔力の実なのよね。

みんな黙っちゃったじゃないのよ。

「黄色い皿の黒の実は、食べたその日1日魔力プラス300のバフがつくみたい」

「それはそれで、いんじゃねぇの?ダンジョン潜る前にくっとけばいいんだろ?」

確かにそうよね。

携帯食みたいのとかクッキーとかにしたらどうかしらね?

「次ね、赤の実が火の実。青の実が水の実。緑の実が風の実。黄色の実が土の実。

そのまま食べる方は、属性の魔法スキルがスキルツリーに生えやすくなる。毎日食べると、取得効率がアップするみたい。

加工する方は、属性魔法の威力がプラス100のバフがつくみたいよ。効果は1日なのは魔力の実と同じね」

「加工ものは、探索者のダンジョン潜る前に食べるのが良さそうだな」

「俺らはそのまま食う方が良さそうだけどな」

かもしれないわね。

「最後に白の実なんたけど、ダイエットの実って出てるのよね」

「「「ダイエットの実!?!?」」」

「なんだそりゃ?」

「そのまま食べる方は、摂取カロリーより消費カロリーが必ず増えるみたい。毎日食べると徐々にゆっくりと痩せていくって。加工の方は食べても痩せないけど太りもしないプラマイゼロになるって」

「太らないのすごくねぇ?」

「痩せようとして大量に食べるとかしそうじゃね?」

「あっ、それはどの実も1日1個が限界量で2個とか食べても意味はないって、注意書きも出てる」

「それで、同じ実なのに、なんで効果ちがうんだ?」

あれ?なんでみんな私のこと見るのかしら?

やらかすのは私だとみんな思ってるってこと?

ひどいなぁ。事実なんだけど。

わかったわよ、説明するわよ。

「あのね、せいすいでそだてたのと、ふつうのみずでそだてたののちがいなの」

「聖水ってことは、裏庭で育ててるのか?」

「そのままのほーは、スキルのきのちかくにあったよ。かこーのほーはせいすいのえいきょうのないところでそだててるっていってた」

ってことにしとくよ。

ティルとキャルには、説明済みよ。

「で、 理織(りおり) はこれをどうしたかったんだ?」

理編(りあむ) に問われる。

「かこーするほーの実で、スイーツできたらいーなって、ぜったいおいしいでしょ?」

「いや、知らんけど、美味いのか?この実」

「まだたべてなかった?そのままのほー、1つずつたべてみて?」

実の大きさは、2センチくらい?

そんなに大きいわけじゃないから、6個くらい食べられるでしょ?

味はね美味しいよ。

みんながモグモグしてるの、面白いね。

「なんだ!?」

「美味しいけど、へんな感じだな」

「なんで、同じ味なんだ!?」

そうなのよ、色が違うからと言って味が違うわけじゃないのよね。

同じ果樹の樹の実だから?

「おいしいでしょ?スイーツになってもぜったいおいしいとおもうの!ついでにたんさくしゃさんにうったらいーとおもうの」

「それは、一考の価値あるな。そのまま食うほうは売るのか?」

「うらなくていーとおもう。ひもちしないよ?さわぎになるのやだ。かんなぎのひとはまいにちたべたらいい」

「その辺は後で詳細を決めることにして、まだあるんだよな?」

理芳(りおう) の読み通りまだあるよね。

「じゃあ、僕から説明しますが、リオがインベントリのスキルオーブを作りました」

私はドヤ顔でピースサインを出してみた。

すごいでしょ!!!

「「「インベントリ!?!?」」」

「インベントリすごいんだよ!MAXまで上げたら無限収納になったよ」

「なんで、 光理(ひかり) は知ってるんだ?」

理編は不思議そうにしている。

「お願いされてひと足先にオーブ渡されたのよ」

「お願い?」

「新宿ダンジョンで、ブルとかコッコとか倒したら消える前にインベントリに収納してきてって」

「はっ?魔物どうすんだ?」

「たべるのよ?」

私は、なんでそんなこと聞くのかしら?と思いながら、そう言えば魔物を食べる習慣のないところだったことを思い出した。

「食べる!?魔物を?」

「そう思うでしょう?それがね信じられないくらい美味しいのよ!」

連理(れんり) が力説してるわ。

「普通に魔物倒しても、肉がドロップすることってなかっただろ?だから食うって発想がなかったけど、1度食ったらやみつきだぜ?」

虹樹(こうき) も絶賛してる。

「マジで旨いんだって!神凪のボアとかディアとも旨かったよな」

琉樹(りゅうき) もヨダレがたれそうよ?

「いやでも解体とかどーするんだ?ラノベみたいにギルドに解体部署とかねぇぞ?」

「だいじょぶよ、かいたいのオーブもつくったよ。だからほしいひと、インベントリのオーブあげる、おいしいまもののおにく、もってきて?」

お願いって、首傾げたら仕方ねぇーなって感じで笑われたのはなぜかしら?

「もしかして、肉にもなんか効果ついてんのか!?」

あっ、バレてる。

「ボアは魔力回復がついてたよな?ブルは身体強化だったかな?」

「マジかよ!まさかこれも売るのか?」

「かつさんどとかどー?からあげとかどー?」

この間作ってもらったボアのカツサンドとディアのカツサンドがめちゃめちゃ美味しかったのよ。

コッコのからあげも美味しくて、からあげをいれたおにぎりを作ってもらったわ。

ご飯といっしょになると、たまらないおいしさだったわ。

あれは、みんな食べるべきよ。

でねでね、ハンバーグもすっごくすっごく美味しかったの。

ボアとカウのあいびきにく?なんだって、よくわからないけど、口の中が肉肉しくなったわ。

思い出したら、ヨダレが。

だからお肉とってきてね?