軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第十六話 髑髏と頭骨

□【聖騎士】レイ・スターリング

俺はこの一か月、ランカーとの模擬戦を繰り返していた。

無論、全員が俺より遥かに格上の実力者であり、約一名を除き惨敗の連続だったが、その中で特に苦労した相手は誰かとなると……実はハッキリと分かっている。

フィガロさんや迅羽といった<超級>を除けば、最も対応しづらかったのは六位のマスクド・ライザー氏だ。

そう、四位で超級職のジュリエットではなく、六位で上級職の彼の方が俺にはきつかった。

彼の<エンブリオ>の必殺スキルは、彼自身を変身させて大幅に強化するというものだった。

強力な一撃を発射する必殺技タイプの必殺スキルと比べて、長時間ステータスを上昇させる強化変身タイプはカウンターが取りづらい。

だというのに、今の俺のステータスでは強化変身後の攻撃の一つ一つが致命打になりかねない。

そのことから強化変身タイプには苦手意識があるわけだが……。

『オルァァァッ!』

眼前で吼え猛りながら両腕を振るう【伏姫】は、完全にそちらのタイプだった。

外骨格を装着した【伏姫】の戦闘力は、彼女が名立たるランカー達と同格であることを如実に示している。

「……やりづらい!」

加えて、同格ではあるが同種ではなかった。

同じランカー、同じ強化変身タイプであっても、【伏姫】とライザーさんには決定的な違いがある。

今の【伏姫】は明らかに…… 耐久型(・・・) だった。

俺や先輩は【伏姫】に幾度も攻撃を当てにいっている。

隙を突いて何発か命中しているが、それが堪えた様子は微塵もない。

むしろ……ダメージが一ポイントでも通っているかが疑わしい。

『ハッ、ランカーは速度寄りの連中が大半だったがのぅ』

ネメシスの言葉の通り、俺が戦った彼らはいずれも高速戦闘を得意としていた。

この【伏姫】にしても、最初の奇襲からしてそちら寄りかと思ったのだが。

「あるいは……」

あの必殺スキルを使ったことで、耐久型に切り替わったのだろうか。

あのときはモンスターの頭骨を使ってスキルを発動させていた。

加えて、同じく奇襲ではない戦い……あの水晶で視た戦いとも、今はバトルスタイルが異なるように思える。

となると、可能性が高いのは使う頭骨によって異なるバトルスタイルの外骨格を作れる、といったところか。

もしもそうだとすれば、汎用性が高く、かつ強力だ。

五位というのも頷ける。

『アァハハハハハ!! どうしたどうしたどうしたぁ!!』

外骨格を纏った【伏姫】は両腕――鉄球(骨球と言うべきか)の如き右腕と<エンブリオ>らしき槍を取り込んだ左腕――を振り回し、先輩に攻撃を仕掛けている。

その威力は高く、先輩の構えた盾が掠っただけで削れていく。

攻防共に隙はなく、今の【伏姫】の攻撃力と防御力は凄まじい。

「だが、速くはない」

そう、速度は決して速くはない。

俺よりも、多少“遅い”程度だ。

無論、先刻の奇襲はもっと速かった。今は明らかにそれよりずっと遅い。

ならば強化変身したことで重量が増して遅くなったのかと言えば……半分正解だ。

たしかに重量が増して遅くなっている。

だが、それは変身によるものではない。

その加重は……、

「……やはり、この距離でもまだ動けますか。最大で 五百倍(・・・) の加重だというのに」

ビースリー先輩の<エンブリオ>のスキルだ。

今、【伏姫】の足元には亀裂が生じ、外骨格の足が地面に十センチほど沈み込んでいる。

先ほど使った《アンチ・グラビティ》というスキルの逆で、相手を重くするスキルなのだろう。

だが、そうして重くされているというのに、足を沈ませながらも【伏姫】は駆け、先輩に攻撃を仕掛けている。

先輩は加重で減速した【伏姫】の攻撃を盾の曲面で受け流し、直撃を避けているが……もしもまともに受ければさっきの再現で盾を粉砕されてしまうだろう。

そして先輩の巧みな点はそれだけでなく、少しずつ【伏姫】を馬車から引き離しているところだ。

リューイは今も戦いに巻き込まれないよう、防御結界機能を有した馬車の中に隠れている。

が、今の【伏姫】の攻撃力ならば、容易く結界ごと馬車を粉砕してしまうだろう。

だから先輩は受け流しながら少しずつ【伏姫】を誘導している。

「…………」

あるいは、ティアンであるリューイの存在を告げれば<K&R>の動きも止まるかもしれないとは、リミット直前に先輩とも話した。

<K&R>にはオーナーが定めたルールがあり、またティアンを巻き込むことは指名手配の恐れもあるのだから、それで止まる可能性は高い、と。

しかし先輩は「そうならなかったときが最悪です」と言った。

今回、あいつらは俺達がマップの真ん中に達したタイミングで、俺達が最も逃げられないタイミングで仕掛けてきた。

もしも、あいつらにどうしても俺達を倒さなきゃならない理由があるとすれば、……存在を教えることでリューイを人質に取られかねないと先輩は言った。

そして、実際に最大戦力の【伏姫】が俺達を狙ってきている今の状況が、「俺達をなんとしても倒そうとしている」という予想を強固にしている。

……そう、もしもあいつらが俺達を倒したいのなら、リューイがいる状況ではあることをするだけで俺達を完封できてしまう。

先輩は「カシミヤがいない今、彼らが元々のルールをどこまで守るかも不明です。だから、最悪を想定して動いた方がいいでしょう」と言っていた。

だから今は、リューイの存在は秘匿したまま、リューイに被害が及ばないように戦うしかない。

なお、俺が「既にさっきの生体サーチでリューイも見つかっているのでは?」とも尋ねたが、「あれはレベルを目印にしたサーチなので、ティアンの子供なら掛からないでしょう」と返された。

今このときまであちらがリューイについて言及してこないのだから、気づいてはいないのだろう。あるいは、気づかない振りをしているのか。

『相変わらずどこかの修行じみたスキルじゃないかビースリー! だが、これだけじゃあ意味がないのはあんたもご存知だろう!』

「……ッ」

先輩と【伏姫】の攻防はなおも激しく続いている。

【伏姫】が言っているのは、既に先輩が使用してしまった必殺スキルのことだろう。

相手の動きを制限した上であの攻撃を放てば、勝負を決められる公算は高いだろう。

以前、マリーの水晶で見たPKも似たようなコンボを使っていたはずだ。

『それにだ、ビースリー! メインジョブを切り替えもしないってのは、あたしとの勝負を舐めてないかい?』

「……今の私のベストはこれですから」

『化けの皮も被らず猫被ってんじゃないよォ!』

そうして、先輩と【伏姫】の攻防……先輩の防戦は続いている。

その間、【伏姫】が俺を攻撃する気配は一度としてない。

一瞥すらくれず、先輩との戦いに集中している。

『ふん、やはり有名になりすぎたな』

「……らしいな」

俺の手の内、これまで数多の強敵を倒してきた《カウンターアブソープション》と《復讐するは我にあり》のコンボは、既に晒されている。

それというのも、先月の【RSK】との戦いをフランクリンが音声付で中継していたからだ。

それもあいつだけでなく、俺の喋ったことまで流れていたらしい。

だから俺がダメージ吸収のスキルを有することも、ダメージを叩き返せることも既に周知。

それを知っていれば、俺に攻撃など仕掛けてこない。

今の【伏姫】の耐久を超えてダメージを与えられるのは、俺とネメシスの《復讐するは我にあり》だけなのだから。

それを知っているなら、今は俺を無視して先輩だけを狙うだろう。

「…………」

馬車の中にリューイがいる以上、《地獄瘴気》も使えない。リューイに《快癒万能霊薬》を飲ませる手も考えたが、瘴気が風に流されて他の<マスター>やティアンが被害を受けたら目も当てられないのでやはり無理だ。

そうなると、俺に使える手はやはり《カウンターアブソープション》と《復讐するは我にあり》しかない。

ならば、どうやって【伏姫】に俺を 攻撃させる(・・・・・) か。

やるとすれば、先輩への攻撃の間に俺を挟む手法だろう。

しかし、それをやるにしても相手が攻撃を止められないタイミングまで気づかれてはいけない。

だが、今は俺を見ていないにしても、先輩との戦いに近寄れば、気づかれるのは間違いない。

何か手はないかと、周囲を見回してみるが……。

『レイッ! まずいぞ……!』

ネメシスの声に促され、俺はハッと先輩と狼桜の戦いに向き直る。

先輩は追い詰められていた。

それは優勢劣勢ではなく、位置的にだ。

【伏姫】が回り込んだのか両者の位置関係が変わり、――先輩の後方にはリューイの乗った馬車があった。

『ハッハァ! 往くよビースリー!!』

【伏姫】は超重力の中にありながら、大地を蹴立て、猛然とした勢いで突撃を敢行した。

まるであの外骨格の材料になったであろう髑髏の純竜の如く、人外の迫力と破壊力で【伏姫】が駆ける

「避、ッ……!」

続く【伏姫】の攻撃を、先輩は回避も逸らすこともできなかった。

正確には回避せず、逸らさなかった。

なぜなら、先輩の背後には馬車が……いまだリューイが乗ったままの馬車があったからだ。

そう、これこそがリューイのいる状況で俺達を完封する手段。

リューイが狙われれば……俺達はそれを防ぐために動かざるを得ない。

それこそ、相手の攻勢に持ちこたえられる体勢を捨ててでも。

今は【伏姫】も意図してやったわけではないだろう。

しかし、だからと言って状況は変わらない。

【伏姫】の一撃を迂闊に逸らせば、そのまま馬車を直撃し、中にいるリューイの命を脅かすだろう。

だから先輩は逸らせず、真正面から受け止めるしかなかった。

「《フェイタル・ディフェンダー》ッ……!」

盾が一瞬だけ輝き、【伏姫】の攻撃で砕ける。

衝撃で先輩が吹き飛び、馬車に叩きつけられる。

そこに再び【伏姫】が攻撃を仕掛ける。

『ハッ! 盾を使い捨てにする防御力上昇スキルまで使うたぁ、もう詰みじゃないか!!』

「……黙れ、《フェイタル・ディフェンダー》」

続く攻撃も、先輩はスキルを使用した防御で受け止める。

だが、あのスキルのために盾を一枚ずつ失っていくのならば、先輩はジリ貧だ。

何とか俺が……!

「あの位置ならッ……」

俺は先輩が耐えられる時間が少ないことを察しながら、素早く、それでいて【伏姫】に気づかれないように動く。

先輩の盾が五度砕け、その間も少しずつ先輩はダメージを受けていた。

そのせいだろうか、先輩は六枚目の盾を取り出すタイミングが……少しだけ遅かった。

その隙を、【伏姫】は見逃さない。

『トドメさ! ビースリィィ!!』

追い討ちをかけるように、【伏姫】は両の腕を振るう。

右の骨球腕が、左の槍が先輩を仕留めんと猛威のままに放たれる。

その連撃が先輩に直撃する――

――寸前で、馬車の 下(・) から俺が飛び出した。

「!?」

【伏姫】が先輩との戦いに集中し、馬車に当たる方向での攻撃を開始したタイミングで、俺は二人の反対側から馬車の下に潜り込んでいた。

不整地走行用に車高が高くなっている馬車ならば、俺でも屈めば潜ることが出来る。それは、外骨格を纏って巨体化し、視点までも高くなってしまった【伏姫】にとっては見ることの出来ない死角でもある。

加えて、馬車の車高の高さは今の狼桜よりもなお高く、壁にもなる。あそこまで馬車に近づいてしまえば視界が塞がり、俺が反対側に回るのも気づけなかっただろう。

そして、このタイミングならば、俺は自分の身体を先輩と【伏姫】の間に滑り込ませることができる。

それは即ち――絶好の機会ということだ。

『《カウンターアブソープション》!!』

『しまっ……ブチ破ってやる!!』

ネメシスの防御に対し一瞬引きかけた【伏姫】だったが、逆に勢いを増す。

展開された《カウンターアブソープション》ごと、俺と先輩を砕きに掛かる。

『ヅァァァァアア!!』

右の骨球腕の一撃が光の壁を強打して罅割らせ、

『リィィイイウオオオ!!』

槍を取り込んだ左腕が続く連撃を放つ。

一度のダメージを吸収したことで無力化した光の壁は既にない。

二撃目は俺と先輩を粉砕せんと眼前に迫り、

『《カウンターアブソープション》!!』

俺の目の前で――ネメシスが展開した“二枚目”の壁に阻まれる。

『な!?』

《カウンターアブソープション》の高速連続展開。

それは、ネメシスが進化によらない成長で会得していた技術。高速戦闘を得意とするランカー達との戦いで身に着けた技。

二枚目の壁は俺を殺す一撃を無力化し、俺がカウンターを叩き込む隙を作り出していた。

「《 復讐するは(ヴェンジェンス) ――」

二撃分のカウンター。

だが、【伏姫】本人には外骨格により届かず、外骨格を砕くには威力が足りない。

それでも狙うべき一点を……俺は既に見出している。

「―― 我にあり(イズ・マイン) 》」

刃が触れたのは、突き出された槍腕の先端――【伏姫】の<エンブリオ>本体。

俺が宣言を終えた瞬間、二度の《カウンターアブソープション》で蓄積したダメージが全て、倍返しで<エンブリオ>に送り込まれる。

直後、武器としての耐久力を上回るダメージを受けた【伏姫】の<エンブリオ>が砕け散った。

「…………」

俺とネメシスのカウンターで、【伏姫】の<エンブリオ>は砕け散った。

<エンブリオ>と共に、その<エンブリオ>の力で維持していたのだろう外骨格も崩壊している。

だが、そこまでだった。

『あやつ、本当にしぶといのぅ』

「……全くだ」

【伏姫】自身は五体満足で生き残っている。

《復讐するは我にあり》が炸裂する瞬間に、自身の<エンブリオ>ごと外骨格を脱ぎ捨てて脱出していた。

今は先輩の加重スキルを警戒してか距離をとっている。

それは見事と言うしかない脱出劇ではあったが、形勢はこれで傾いた。

俺の方は《カウンターアブソープション》のストックが残り一つ、厳しくはある。

だが、先輩は既に予備の盾を取り出しているし、あの加重スキルも継続して展開中だ。

外骨格無しの今の【伏姫】では、あの加重に囚われれば逃げられないのだろう。

「ハァ……ハァ……やるじゃあないか、“不屈”」

<エンブリオ>を失くした【伏姫】は、それでも獰猛な笑みを浮かべたままこちらを見ている。

最初のチェシャの説明によれば、<エンブリオ>は砕け散っても永遠に失われるわけではない。

だが、再生には時間を要するはずだ。

「へへへ、こっちはもう初撃を使いきって、<エンブリオ>もなくなっちまったが……まだまだ……勝負はこれからさね!!」

だというのに、微塵も戦意が失われていない。

……そんなところも決闘ランカーの面々と似ている。

だが、これ以上の戦いは正直こちらとしても厳しい。

ひょっとすると形勢の不利ゆえに、他の<K&R>メンバーが介入してくるかもしれない。

そうなれば疲弊した俺達では危うく、リューイが巻き込まれる可能性も上がってしまう。さっきだって先輩が庇わなければ危ないところだった。

……待てよ。

今の【伏姫】がすぐにはリューイに手を出せない状況なら、伝えても対処できるか?

俺は先輩に視線を送ると、先輩は小さく首肯して応じる。

「【伏姫】!!」

俺が声に出して呼ぶと、【伏姫】は怒鳴るように答える。

「あたしを呼ぶときは狼桜か“骨喰”と呼びな“不屈”の坊や! あたしは【姫】なんて呼ばれるのは好かないんだよ!」

「ああ、そうかい! じゃあ狼桜、俺達はティアンの子供をトルネ村に連れて行く途中だ! たしか<K&R>はティアンに危害を加えないはずだが、その子はどうなる!」

もしも狼桜がリューイを人質に取ろうとした場合はどうすべきかを考えながら俺が問うと、狼桜は鼻で笑って答える。

「安心しな! あんたらをデスペナルティにしたらきっちり届けてやるよぉ!」

……なるほど、良心的な答えだ。

どうやら向こうにはティアンであるリューイに危害を加えながらこちらを討つつもりはないらしい。

だが、狼桜の返答は「ティアンがいるとしてもまだ退く気はない」と断言するものでもあった。

やはりここはどうにかして速攻で狼桜を倒し、その勢いのままこのマップを脱出すべきだろうか。

「さぁて、初撃も次撃もあたしの負けだが、勝負の詰めは譲らないさ! ここから大逆転さね!」

アイテムボックスから替えの武器――装着式の爪と牙を取り出した。

こちらもネメシスを構え、先輩は替えの盾で新たなスキルを発動する準備をしている。

次の攻防で決着がつく。

俺がそう思った瞬間。

「――そこまでです、狼桜さんにお二方。三人とも止まってほしいのです」

俺達と狼桜の間には奇妙な人物が割って入っていた。

その人物は、まるで瞬間移動のように現れた。

だが、瞬間移動のように見えたのは恐らく、単純な速度によるものだろう。

マリーの《隠行の術》や兄の【キムンカムイ】のように姿を隠すスキルを解除したのでなければ、迅羽のように何らかの転移を用いて現れたのでもないと、経験から判断する。

しかしそれは……俺の目に狂いがなければ……。

――こいつ、フィガロさんや迅羽より速い。

「動かないでほしいです。あと数歩進むと僕の間合いです」

その人物の第一印象は……一言で言えば「モコモコ」だった。

その人物はウール……というより羊毛そのままの質感のコートを着込んでいる。

「間合いに入ったら――誰であろうと首が落ちます」

続いての印象は……刀。

小柄な体格に似合わぬ大太刀を、兎の頭骨を模したチェーンフックで繋いでぶら下げている。

不気味なことにチェーンの輪の一つ一つが“鮫”の頭部を模しており、“兎”の頭骨の眼窩の中には仄かに赤い光が灯っている。

「狼桜さんもですよ。動いたら、駄目です。ハンティングは終了ですから武器を下ろしてください」

そして最後に気づく。小柄な体格のその人物が……真実 子供(・・) であるということを。

迅羽よりも幼く見えるその子供は、少年期特有のボーイソプラノで狼桜も含めた俺達三人に警告を発し続けている。

「だ、ダーリン! ログインしてもいいのかい!?」

…………だーりん?

今、筋骨隆々で長身の狼桜が、低身長の子供に向けるには余りにも不似合いな言葉が放たれたような……。

だが、俺の疑問は……先輩の放った次の言葉で吹き飛んだ。

「お出ましですか。“断頭台”……【 抜刀神(ジ・アンシース) 】カシミヤ」

To be continued