軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

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ログインしました。

時刻は?

なんと午後11時30分!

ふむ。

早めにログインしたと思えばいい。

夜なら夜でやれる事をするだけだ。

ステータス値も正常に戻っているしな。

文楽を召喚する。

無論、夜食だ。

太ってもいい。

味覚を楽しませて発散しないと怒りゲージが溜まってしまいますよ?

そうそう。

オレ自身はトンファーの型を仕上げないと、な?

想像するのです。

トンファーであの魔人を殴っている様子を想像するのです。

そして実現させるのです。

それで全ては解決するのです。

おっと、いけね。

召喚モンスター同士の対戦もやらせておこう。

ペア同士で対戦させておこうかな?

そのメンバーはどうするか?

護鬼、テロメア、奈落、鞍馬だ。

全員に得物として木剣、木刀、木製の杖を短縮再現で作り上げて渡しておく。

使い潰して構わない。

どうせ短縮再現で作れますので。

組み合わせは?

護鬼と鞍馬、そしてテロメアと奈落でペアを組む。

タッグ戦だ。

特殊能力は封印で。

これはこれで、いい感じで拮抗して欲しいものだ。

では。

オレは型を仕上げよう。

まあ残っていた作業は仕上げだけだったし、そう時間も掛からなかった。

型の出来は?

いい感じだろう。

ここからはどうする?

地獄の閂から芯材を切り出す。

その次は珪化木だ。

今夜のうちに予備を含めて3本は作っておきたいものだ。

意外に早く1本目が出来上がった。

こんな感じですな。

【武器アイテム:杖、打撃】珪化木のトンファー+ 品質B レア度6

AP+18 M・AP+0 破壊力5+ 重量1+ 耐久値320

魔力付与品 属性破壊[小] 耐性破壊[中]

珪化木を加工して作られたトンファー。

攻撃した相手の特性を一時的に無力化する武器。

※【受け】スキル+2判定

[カスタム]

芯材に地獄の閂の一部を用いており魔法発動にはほぼ寄与しない。

まあまあ、だよな?

破壊力の高さが肝です。

持ち手部分にこそ地獄の閂は使ってない。

どうしても強度と軽量化の事を考慮すると出来ませんでした。

まあ、ステータス値も上がっているし、使う分には問題ないと思いたい。

少し手に持って構えてみたが。

やはり、重いか。

これも使っている内に慣れるんだろうな。

感覚的に追従できればいいのだ。

呪文の強化無しでも十分に使えそうです。

一旦、作業は中断。

文楽が用意してくれた食事を堪能する。

肉です。

肉なのだ。

夜食にしては重たいが、いいのだ。

こういった楽しみがないと、な?

では。

引き続き2本目、行っておこう。

文楽は古代石柱の発掘をお願いしたい。

まだ古代石柱は、ある。

だがそのうちに文楽は発掘し終えてしまいそうな未来図が見える。

実に恐ろしい。

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『鞍馬』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

珪化木のトンファーも2本目を仕上げた。

同時に鞍馬がレベルアップです。

鞍馬のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

もう1点のステータスアップは敏捷値を指定する。

鞍馬 鬼Lv4→Lv5(↑1)

器用値 18

敏捷値 15(↑1)

知力値 10

筋力値 18(↑1)

生命力 18

精神力 10

スキル

剣 刀 小盾 受け 回避 隠蔽

「ギギギッ!」

鞍馬が嬉しそうに鳴く。

笑ってる?

多分そうだろう。

護鬼も戦鬼も最近は不必要に鳴かない。

懐かしいな、この感じ。

待っていなさい。

トンファーの作成。

マナポーション、ポーションの補充に増産。

そこまで終わったらオレも対戦に参加するからな!

珪化木のトンファーも3本目を仕上げた。

マナポーションにポーションも補充しておいた。

持ち運ぶ数もマナポーションは10本、増やしておいた。

やり過ぎか?

いやいやいやいや。

これ位で丁度いいのだ。

時刻は?

午前2時30分。

では対戦だ。

MPバーは珪化木を加工したんで、6割程に減ってしまっている。

問題ない。

マナポーションで回復させながら対戦もこなせばいいのだ。

今日は大規模戦闘の予感がする。

MPバーが減ったままの状態で朝を迎える訳にもいかないだろう。

ついでにオレを死に戻らせた魔人もいるといいんだよな?

あいつだ。

いかんいかん。

冷静になれ。

クールに。

そう、クールに対応せねば。

対戦はどうする?

オレ、鞍馬で組もう。

護鬼、テロメア、奈落が相手だ。

拮抗は?

して欲しい。

まあやってみるだけだ。

《フレンド登録者からメッセージがあります》

対戦が2勝2敗となった所でメッセージ。

誰かな?

と思ったらサキさんだ。

『特急仕事だったけど仕上がりました。夕闇城のいつもの所で』

ほほう。

出来たのか。

戦鬼の装備だ。

気になる。

これは今すぐ、受け取りにいかないとな!

文楽の作業は中断だ。

文楽を帰還させて戦鬼を召喚する。

では。

早速行きますか?

「魔物が攻めてきたかって思える風景よね?」

「それは言える」

サキさんとレン=レンのそんな会話も聞こえるが、それは大いに同意する。

護鬼、戦鬼、テロメア、奈落、鞍馬と並んでいるのだ。

そりゃ怖いって。

戦鬼の周囲には生産職の面々もいたりするが。

興味津々。

そんな感じだ。

オレも新しい防具を装着するのを手伝った。

1つ1つを確かめるように。

【防具アイテム:革鎧】牛馬の革鎧+ 品質C+ レア度5

AP+13 Def+23 重量18 耐久値400 破壊力低減-1

回避判定上昇[微]

闘牛の皮の上に幻影馬の皮を貼り合せた革鎧。

やや重たいが耐久性は高く、破壊力の低減効果がある。

攻撃が当り難い特性を備える。

[カスタム]

両肩に森林亀の甲羅を用いている。ショルダータックル対応。

仕立て直しとはいえ、素晴らしい出来と思う。

サキさんによると、皮をもう1枚、重ねてあるらしい。

防御力と耐久値が向上。

但し重量も増加だが、戦鬼はパワーアップしている。

問題はないだろう。

それに特徴的なのは森林亀の甲羅だ。

2つに分割して肩カバーにしたのか。

その分、やたらとゴツイ。

オレだと両手で持って盾に使うようなサイズです。

それだけに防御面では大きく寄与するだろう。

【防具アイテム:革兜】牛馬の革兜+ 品質C+ レア度5

AP+15 Def+19 重量5+ 耐久値420 破壊力低減-1

攻撃受け時ファンブル発生[小] 即死判定低減[微]

闘牛の皮の上に幻影馬の皮を貼り合せた皮革製の兜。

幻影馬の皮のみ硬革製。

[カスタム]

額部に殺戮河馬の牙を嵌め込んである、頭突き対応。

死眼猫の皮をカバー材の一部に使用、即死判定に対応。

これも装備させてみた。

平気なようです。

そこそこ重たい筈なのに軽々と動けるようだ。

戦鬼、恐るべし。

【防具アイテム:腕カバー】牛馬の腕カバー+ 品質C+ レア度5

AP+16 Def+18 重量6+ 耐久値400 破壊力低減-1

攻撃受け時ファンブル発生[小]

闘牛の皮の上に幻影馬の皮を貼り合せた腕カバー。

皮は厚いが動きを鈍らせる程ではない。

[カスタム]

カバーの一部に森林亀の甲羅と殺戮河馬の牙を嵌め込んである。

これもか。

どう見ても鈍器です。

防具じゃねえよ!

【防具アイテム:肘当て】牛馬の肘当て+ 品質C+ レア度5

AP+16 Def+15 重量3+ 耐久値350 破壊力低減-1

闘牛の皮の上に幻影馬の皮を貼り合せた肘当て。非常に丈夫な造りである。

[カスタム]

打突部分に殴頭恐竜の頭骨を用いており、肘打ち攻撃に補正がつく。

これは理解できた。

前は腕カバーだった物を肘当てに直したのだろう。

これもまた完全に鈍器だ。

【防具アイテム:膝当て】牛馬の膝当て+ 品質C+ レア度5

AP+17 Def+15 重量3+ 耐久値370 破壊力低減-1

闘牛の皮の上に幻影馬の皮を貼り合せた肘当て。非常に丈夫な造りである。

[カスタム]

打突部分に殴頭恐竜の頭骨を用いており、膝攻撃に補正がつく。

これもだ。

前はブーツだった物を膝当てに直したのだろう。

【防具アイテム:ブーツ】牛馬のブーツ+ 品質C+ レア度5

AP+19 Def+17 重量5+ 耐久値400 破壊力低減-1

闘牛の皮の上に幻影馬の皮を貼り合せたブーツ。非常に丈夫な造りである。

靴底は滑り難く運動にも向く。

[カスタム]

ブーツの一部に角翼竜の頭骨を使用。

こっちは角翼竜の頭骨か。

恐ろしい。

全部、防具の筈。

だが、全部凶器に見える。

いや、間違いなく鈍器であり凶器だな。

全て装備してみても戦鬼の動きに乱れはない。

恐ろしい奴。

オレだったら重過ぎて動けないだろう。

「それと遅くなったけど、これ。かなりの自信作よ」

「え?」

【防具アイテム:ベルト】戦争馬のベルト+ 品質B- レア度6

Def+7 重量2 耐久値200

戦争馬のコードバンで作られたベルト。肉厚で丈夫、美しい光沢がある。

[カスタム]

全面に豪強虫の甲を使用し、僅かながら防御点と耐久性の向上を得た。

※《アイテム・ボックス》拡充+2判定、懸架装備重量判定上昇[小]

【装備アイテム:鞍】牛馬の鞍 品質B- レア度6

重量3 耐久値280

闘牛の皮の上に幻影馬の皮を貼り合せた鞍。皮は柔らかく乗りやすい。

芯地は交換が可能で手入れも簡単である。

※【馬術】スキル+2判定、馬上行動プラス判定上昇[小]

馬上行動マイナス判定軽減[小]

[カスタム]

馬装具の一部に戦争馬のコードバンを使用。

おお!

忘れかけてました。

早速、ベルトを装備してみる。

いい感じだ。

暴れ馬のベルトは下取りにしましょう。

鞍馬を帰還させ蒼月を召喚する。

夜だけど済まないな。

装備の更新なんですよ。

鞍、それに馬装具も新調となりました。

うん。

その真価は昼になってから確かめるとしよう。

古い馬装具は予備でとっておくか。

蒼月を帰還させ、鞍馬を召喚し直しておく。

まだ夜明けまで時間はある。

対戦で鍛えておかないとね?

「ところでこれなんですが」

「え?」

オレが机に並べたのは甲蟹の甲羅だ。

そこそこの数がある。

「希望は?」

「こいつです」

オレの視線の先にいるのは奈落だ。

かなり長い間、カニ装備を使わせてしまっている。

盾だけは新調してるけど。

そろそろアップグレードを図りたいのでした。

「今日の昼から大規模戦闘の見込みなのよね。何時になるのか分からないけど?」

「構いませんよ」

手持ちアイテムで売れそうなのは?

火炎羊の羊毛、氷雪山羊の毛、雷撃山羊の腿肉、巨蟹の卵。

そんな所だ。

食料は十分あるが、雷撃山羊の腿肉と巨蟹の卵は少し残しておくか。

火炎羊の羊毛に氷雪山羊の毛は?

これも少し残しておくか。

アラクネであるモジュラスはスキルに縫製がある。

レン=レンに相談したら、道具一式を薦められました。

縫い物、編み物に使う小道具。

小型ながらも紡ぎ車に平織機もある。

これは購入しておこう。

精算して貰ったら支払いは魔晶石2個と魔石数個になっちゃいました。

だが惜しくはない。

装備には投資すべきなのだ。

基本ですよ基本。

減価償却も気にしなくていい。

「そう言えばフィーナさんは?」

「そろそろ、ログインしてくると思うけど?」

「大規模戦闘と聞きましたが。私は何も言われてませんけど?」

「きっとサモナーは放流だと思うわよ?」

「えっ」

「その方がいい結果を期待出来そうだから。別働隊でしょうね」

そうですか。

それはそれで気楽なんですが。

判断を任される、というのも難しいんですよ?

一応、迎撃最終案を貰っておきました。

生産職の拠点の一角にある椅子に座り込むと読み込む事にした。

その概要は?

エリアポータルの西側、有効範囲ギリギリの所に出城を3箇所建設。

それらを繋ぐようにして幾重にも臨時に設けた防柵。

これが防壁の第一陣だ。

そしてその臨時の城郭の中に伏兵。

防壁の第二陣は夕闇城の最外郭になる。

そこには弓使いを中心とした防御陣。

城外には騎馬戦闘が可能なプレイヤーを中心に編成した遊撃部隊。

観測班、解析班は側面と後方から牽制を行う。

基本は夕闇城を活かして消耗を強いる、か。

キムクイ・スレイブの脚を止めて迎撃、な訳だが。

勝機は?

多分、ある。

だが読めない要素がある以上、確実ではない。

問題は従軍している魔物の質と量だ。

どこまで削れているのか?

これは遊撃部隊次第の部分もあるだろう。

そして魔人。

キムクイ・スレイブの頭に鎮座する奴次第で呪文の無効化がある。

先行していた奴の頭にいた3名は仕留めたが、代役がいるかもしれない。

現時点で観測班も確認していないようである。

迎撃案によると、キムクイ・スレイブの頭上にいる魔人は引き付けて弓で、というのが基本のようだが。

これも周囲にいる魔物の群れ次第?

特に空中戦力。

レッサーグリフォンがまだいるのだ。

会敵予想時刻は午前8時前後。

後続のもう1つのキムクイ・スレイブとそれに従う魔物の群れは?

30分から1時間遅れになりそうだとか。

時間差で襲撃、か。

一気に来ないのは助かる、とも言える。

各個撃破出来れば最高だ。

だが波状攻撃を受ける形になってしまえば最悪だ。

果たして、どっちに転ぶのかな?

では、オレはどうする?

いや、サモナー達はどうすべき?

サモナー達の戦力を活かすには?

機動力だな。

魔物を討ち減らすべきだろう。

状況次第で夕闇城で防御、それに迎撃に移行する可能性もあるかな?

その際には布陣変更は必須になるが。

時刻は午前4時ちょうどになってました。

気が付くと夕闇城の様子がかなり違ってきている。

熱気。

続々とプレイヤー達がログインしてきているのだろう。

さあ。

ここからが本番だ!

「おはよう、キース。随分と早いじゃない?」

「ども」

重鎮が勢揃いだ。

フィーナさん、ジルドレ、カヤ。

ハンネス、リックはまあいいとして。

リュカーンまでいるぞ?

挨拶は互いに目礼で済ませたが。

「本日のサモナーへのお題は?」

「出来るだけ、戦力を削いで欲しいわね」

「それだけ、なんですかね?」

「それで十分。ここまでの実績があるし」

「はあ」

やっぱり放流か。

そうでしょうとも!

「あ!いた!」

「おはようございます」

一気に慌しくなった生産職の拠点を辞去すると春菜と此花に出会いました。

どうやら既に彼女達に連絡があったようだ。

生産職ギルドの情報網かな?

まあいいんですけど。

戦鬼の様子にはかなり驚いた様子だが、大丈夫か?

「戦力はどれほど集まっているのかな?」

「予定ではサモナー系合計で108名です」

「クラスチェンジ組は74名になりますね」

「これまでで最大規模になりそうだな」

「間違いなくそうなりそうです」

「もう半分近くはログインしてます」

ほほう。

話を聞くと、今回はかなり気合が入っているプレイヤーが多いそうだが。

それは上々。

朝からは集団戦、だな。

オレのMPバーはマナポーションの服用で7割を超えて回復してきている。

朝になるまでには全快になるだろう。

だが、ただ待っているだけでは芸がない。

対戦で暇を潰そう。

相手には困らない。

護鬼、戦鬼、テロメア、奈落、鞍馬。

誰が相手でもいいのだが。

最初は戦鬼からだ。

新たな装備の調子は見ておきたい。

護鬼と鞍馬のペア、そしてテロメアと奈落のペアで対戦もさせておこう。

朝まで限定の対戦だ。

周囲にギャラリーが出来つつあるが敢えて無視で。

では、やるか。

戦鬼の動きはどうか?

やや鈍い?

それは少しだけ感じる。

少しだけだ。

それと引き換えに得たものは大きい。

大き過ぎる。

破壊力は元々ある。

それが防具の性能向上で更に恐るべき代物になっているようだ。

防具?

間違いなく、鈍器です。

本当にありがとうございました。

だがそれと対戦の結果は別です。

別腹なのです。

ステータスの差を埋めるべく、オレだけ呪文で強化してあったんだが。

そんな事で埋まるような戦力差ではなくなっている。

とっくの昔にそうなってるのは承知だ。

その差が更に広がっている。

こいつ。

ブーステッドパワー、使ってやろうか?

そんな誘惑を抑えて対戦を続ける。

無論、攻撃呪文は使わない。

得物もない。

格闘戦。

それも恐るべき相手だ。

トラック相手に殴り勝つにはどうします?

そんな相手だ。

イメージで言えば?

4tトラックが10tトラックになりました。

うん。

正面衝突したらどっちでも死ねるね!

無論、そんな真似はしない。

懐に入って、崩す。

それが定番になる訳だが。

戦鬼の手足は長い。

故に内側に入れば隙を衝ける。

戦鬼の膝蹴り、それに肘打ちにも警戒はしている。

だが。

戦鬼は内側でオレの仕掛けに構わず組み付いて投げる事を覚え始めていた。

むむ?

やるな?

だが、いいぞ。

投げには投げで。

関節を狙いたい所だが、腕も足も太いわ、装備がゴツいわ、パワーもあるわでもうね。

投げに勝機あり?

まさか。

打撃?

蹴り?

もう牽制にしか役に立ってません。

大変な相手になったものだ。

こいつと戦う事になるであろう魔物に同情を禁じ得ない。

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『テロメア』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

時刻は午前5時40分。

夜明け前に間に合ったようです。

レベルアップしたのはテロメアでした。

テロメアのステータス値で既に上昇しているのは知力値でした。

もう1点は生命力を指定しよう。

テロメア バンパイアLv6→Lv7(↑1)

器用値 17

敏捷値 25

知力値 30(↑1)

筋力値 17

生命力 17(↑1)

精神力 28

スキル

杖 槌 小盾 受け 回避 飛翔 変化 気配遮断

物理抵抗[小] 魔法抵抗[小] 自己修復[中] MP吸収[小]

奇襲 吸血 闇属性 火属性 風属性

惜しい。

ランダムで上がるステータスが精神力であったら少しだけ美しかったんだが。

まあここいらで切り上げておくか。

装備を呪布で修復すると、召喚モンスターは次々と帰還させていく。

周囲でも何箇所かで対戦が行われていたようだが。

店仕舞い?

いや。

周囲を漂う匂いに触発されているのだろう。

この匂い、魚だな?

分かる。

分かるぞ!

「朝食出来ましたよー!」

「全員分ありますので!」

料理番をしていたアデルとイリーナだ。

ふむ。

頂いておこう。

食事はアデル、イリーナ、春菜、此花、ヒョードルくん、ヘラクレイオスくんと一緒に摂った。

雑談のお題は?

クラスチェンジを果たした護鬼、戦鬼、残月の話題だったんだが。

残月はフューズ・モンスターズで生まれ変わっているんですよ。

そこはまあ敢えて言わずにおいた。

サプライズがあってもいい。

そう思っただけだったんだが。

時刻は午前6時30分。

食事を終えて移動用の布陣を組む。

ヴォルフ、黒曜、リグ、ナイアス、蒼月である。

そしてやっぱり見付かる訳だ。

先刻、蒼月は生産職の面々の前で召喚していたし、バレていたと思うのだが。

生産職の面々はどうも知らせていなかったようだ。

ユニコーンの残月の出現を期待していたであろうプレイヤー達の表情はいっそ見事でした。

最初は別の召喚モンスターを呼んだものかと疑問に思っていたようだが。

「ペガサス?」

「え?」

「えー!」

「キースさん、その子って!」

ちょっと笑って見せた。

わざとらしかったかな?

「まあ移動する時間にでも話は出来る。ユニオン組んで出発、でいいんだよな」

「え、はい!」

春菜と此花が慌てた様子でユニオン申請をサモナー達へと出していく。

無論、オレにも来る。

即座に承諾。

『では皆さん、出発!』

『城の外までは列を乱さないように!』

春菜と此花が号令を掛ける中、アデルがそっとオレと蒼月に寄ってきた。

何の用事なのかは分かっている。

『キースさん、その子って飛ぶの?』

「すぐに分かると思うぞ?」

そう。

それはすぐに分かる事だと思うぞ?