軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

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異様に出来るとか、青田買いの様な不穏な雰囲気になるのを避ける為、私は慌てて話を元に戻した。

「えっと・・・・。さっきの話しになりますが、こういうロードマップを私が先に作ります。それを元に、みんなの意見を聞いて、更に充実したロードマップに仕上げて行きたいと思っています。そして!!」

一旦、言葉を切って、みんなの耳目をこっちに集める様にしてみた。

そうしたら、今さっきの青田買いの話しとかは有耶無耶になって、これから話す事の方へみんなの意識が向くと思うんだよね。

「こっちのこのあややクラブの部員に関するこの1年でどうしてもやりたい事ややらなければならない事を優先させるというのが大前提なので」

「だいじぇんていって何ですの?」

あうぅ・・・・。アドリエンヌ様、ここで勢いを殺されるのは痛い!

「あ、えっと、みんなで共通して持っている考えって事です」

「わかりまちたわ」

ここはさっさと続きを話すに限る。

「リアって時々知らない単語が混ざるのよね」と勇者様がアドリエンヌ様に頷きながらフォローしているんだけど、今、そのフォローはいらないのよぉ~。

「そうなんだよな。こいつ、大人が使う様な言葉を良く混ぜてくるからな。そこもスゴイところだな。ウチの家の者も、大公様の精鋭じゃなければ・・・・って良く言ってるしな」

あわわわわ。闇王様の話しがヤバい方に向かっている。

「パン」

ちょっと大きな音を立てて両手を打ち合わせました。

行儀が悪くてごめんなさい。

でも、みんなの意識を別の方向へ持って行きたいので許してね!

「えっと、こちらの1)と2)が優先なんで、特に1)、今年のあややクラブのイベントは何を何時頃するのかを決めるのが、宿題をやる上で一番助けになります」

はぁ~、言い切った!!

これが一番大事だったんだよね。

だって、部活優先になるだろうから、そちらで身動きできなくなる時期が分かっていれば、それを避けて宿題を進める事が出来るもんね。

だから、今日、今、この時、決めてもらえたら万々歳なのだ。

闇王様はじっと私を見つめていたけど、立ち上がって「ボブ、板書を頼む」と主導権を握ってくれた。

「じゃあ、今年のあややクラブのイベント、オレはもちろんやる気でいるけど、みんなもそれでいいんだよな?」

全員が無言で頷いている。

「で、新しいイベントにするか、去年のと同じイベントにするか決めたいんだけど、どう?」

こういう時に口火を切るのは大体セシリオ様、偶にアドリエンヌ様なんだけど、この時はセシリオ様だった。

「去年やった2つのイベントの内、ドッジボール大会は開催のための手順とかもある程度確立されているので、同じ大会をやって良いと思う。鳥人コンテストは、最初に思っていたのよりも格段に大規模なイベントになったし、お金もいっぱい動いているので、学園の意向を聞いてからになる気がするよ。なので、後、僕たちが話すとしたら、この2つ以外に新しいイベントをやるかどうかじゃないかな?」

「そうですね。ドッジボールは俺もやった方が良いと思います。後、もし、鳥人コンテストをするのなら、俺たちは錬金術クラブの即売会が年2回あるので、これ以上のイベントは難しいと思っています」

おおおお!フェリーペ君!ありがとう。

平民メンバーの思っている事をちゃんと発言してくれて。

「そうか、お前たち4人は錬金術クラブの方もあるもんな。じゃあ、イベントは年2回でいいか?」

闇王様にみんなが無言で頷く。

「分かった。後は、ドッジボール大会の開催日の決定と、鳥人コンテストをどうするかをオレが学園側と話しておけば良いという事だな。じゃあ、ドッジボール大会は、去年と同じく冬休み直後でいいか?反対なヤツいるか?」

「1年生は冬休み前は遠足があるのであまりイベントの数を増やしても何だし、去年はこの部室が出来た後にイベントを考え付いたので3月の頭くらいでしたよね、ドッジボール大会。でも、夏に鳥人コンテストをするなら、ドッジボールはちょっと前倒しでも良いんじゃないかな。鳥人コンテストの為には機体にしろ、仮装にしろ、参加者はしっかりと準備期間がある方が嬉しいんじゃないかなって思うよ」というセシリオ様の意見に、「球技だとしても2月はまだ寒いのでは?」という意見もあったが、結局は2月中にということでみんなの意見が一致した。

ドッジボール大会の開催日についても闇王様が学園側と早い内に話し合い、日程とか諸々を決める事が今回の会議で決まった。

闇王様は、もちろんドッジボール大会は2月となる様に学園側を誘導する気満々だよ。

後、大公様の宿題については口外禁止にしてもらった。

それは学園側を含めてだ。

大公様の御威光は凄まじく、みんな嫌もなく同意してくれた。

「それじゃあ、オレは学園側にこのまま面談を申請して来る。アウレリア、お前は大公様の宿題についてロードマップ?それを出来るだけ早く作れ」

「はい」

「後、セシリオ、お前は去年のドッジボール大会の準備方法をお浚いして、何を何時ぐらいに誰がやるっていう、このロードマップを作ってくれ」

こういう制度とか仕組みが好きなセシリオ様は嬉しそうに頷いた。

「セシリオのは何日くらいかかる?」

「開催の手順が分かっているから2~3日もあれば大丈夫だと思う」

セシリオ様はご機嫌で、鼻唄とか出て来そうな感じだ。

「そうか、じゃあ、学園側には出来るだけ早く面談する機会を設ける様に申請してくるよ」

本当に、ボブもだけど、セシリオ様もこういうの好きだよねぇ。

何なら、大公様の宿題のロードマップも作って欲しいよ。