軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

164.アウトです

「それで、その……セルフサーチをしたらちょっと驚くことがあって……見てもらえます?」

皆んなが頷いたところで

「【サーチ オープン】」

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[ジョアン・ランペイル]

ランペイル家、長女。10才。【無】属性。

状態:健康優良児。

補足:転生して、精神年齢が身体に引っ張られている。

身体が成長すれば、精神が若返っていくよ。

精神年齢:20代。

契約:ペガサス【スノー】

ペガサス【ブラウ】

フェンリル【パール】

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「「「「「「「はー?」」」」」」」

「えっ?亡くなったの82だったよな?それが20代……。」

「あはは。僕とあまり変わらないね。」

「……というか、契約獣がこんなにいるなんてありえないわよ。ジョアンちゃん。さすが規格外ね〜。」

ジュリー叔母様……それは褒められてるのかしら?

「精神年齢が若返ると、何か変わったのか?」

「いいえ、お祖父様。今のところ何の変化もないんです。」

「なるほどなぁ〜。まあ、若返ること自体は悪いことではあるまい。」

「で、パールのことも話があるんだろ?どうしたんだい?」

お父様が聞いてくれて、良かったわ〜。

軽く忘れかけていたわよ……。

「えっと……まず、これ見てくれますか?パール、もう一度いい?」

『ん?あっ、サーチ?いいよ〜。』

リビングの暖炉の側で寝ていたパールが、ジョアンの元へと来る。

「ありがとう、パール。【サーチ オープン】」

パールの頭を優しく撫でて、サーチをかける。

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[パール]

フェンリル。成獣。

契約者:ジョアン。

属性:雷

状態:健康。

補足:契約した為、人間との会話可能。

ジョアンとだけ念話可能。

身体の大きさを変更可能。

大好きな食べ物は、ジェットブルジャーキー。

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「「「「「「「えっ!?」」」」」」」

「【雷】と【水】の属性2つ持ち?」

「たしかにランクの高い魔獣は、属性を持っているが2つ持ちなのは稀かも知れないな……。」

「すげぇー、パール。お前、格好良いな!」

ジーン兄様がパールの頭をわしゃわしゃと撫でながら、言うが

『やーだー、ぐちゃぐちゃになっちゃう〜。それに格好いいより、可愛い方がいい!』

と言って、パールはまた暖炉の側に行く。

「……。」

あとで、また綺麗にブラッシングしてあげないとね。

そして、またジーン兄様項垂れちゃったわ……。ジーン兄様ってば、たまに空回りするのよね〜。

「……あ、あの、まだ確認してないんですけど、ブラウとかサーチした方が良いですか?」

「ジョ、ジョアンちゃん!!さあ、行きましょう!」

ジュリー叔母様が、立ち上がり私に手を出す。これは、もしかして……

「えっと……。転移したい感じですか?」

「正解!!だって、お兄様だけじゃなく、お父様やお母様もやったことあるって聞いてたから〜。」

「あ……そうですね。じゃあーーー」

「俺も行きたい!」「私も良いかな?」

ヴィーとギル叔父様が、同時に手をあげて言う。

「3人……ちょっと待って下さいね。

ーーヘイ!アシストちゃん。ちょっと良い?

ーーA:はいは〜い。どうしました?主。……っていうか、誕生日おめでとうございます〜。

ーーJ:あっ、ありがと。あのね、今の転移で同乗できる人数は何人かな?

ーーA:10才になったので、短距離なら3人。中距離なら2人。長距離は同乗はまだ無理ですかねぇ〜。あっ、契約獣達はまとめて1人ね。

ーーJ:おっ、凄いね。ちなみに長距離ってどこまで?

ーーA:ファンタズモや王都ぐらいかな〜。

「えっと、短距離なら大丈夫らしいので行けます。」

「アシストに聞いたの?」

ジュリー叔母様、ギル叔父様、ノエル兄様の魔術オタクの目が爛々としてるわ……。

「は、はい。短距離なら3人、中距離なら2人まで大丈夫って。」

「長距離は無理ってこと?」

「はい、まだ同乗は無理みたいです。」

「ねぇ、ジョー。長距離ってどこまでを言うの?」

「ファンタズモや王都ぐらいらしいです。元々、行ったことのある所じゃないと無理だから……。」

「「「なるほど。」」」

「なぁ、早く行こうぜ。」

ヴィーが痺れを切らして、催促する。

「じゃあ行きましょう。私に掴まって下さい。」

そう言うと、両手をジュリー叔母様とギル叔父様に取られ、ヴィーは少し考えた後、私をバックハグした。

「っ!!」

自分の顔に全身の血が集まるのがわかる。絶対、顔が真っ赤になってるやつだ……。顔上げれない……。

「ん?ジョアン、どうした?」

「ひゃっ。……耳元で……話さないで……。」

「はー?……ん?お前、顔真っ赤だな。」

「あら、ほんとね。どうしたの?ジョアンちゃん。大丈夫?」

ジュリー叔母様も顔を見て心配してくれる。

「あーー!俺、わかったかも。」

ジーン兄様が声をあげる。

余計なこと、言いませんように……。

「クックックッ……。ジョー、ヴィーに抱きしめられてるのに照れてんだろ?」

はい、アウトーー。

「は?マジで?なぁ、ジョアン。」

「だから……耳元で話さないで。」

ヴィーの声は声変わりをして、ギル叔父様に似た低音ボイスになっていた。しかも、久しぶりに会ってみたらイケメン度が上がってるし……。

「「あっははは…。」」

ジーン兄様とヴィーは爆笑してるし……。

「ジョアン?精神年齢が若返るってこういうことじゃない?」

お母様が言う。

「どういうことですか?母上。」

ノエル兄様が首を傾げながら聞く。

「だって今まで精神年齢が年配の方だったでしょ?たぶん今まではヴィンスのこと孫みたいな子としか見てなかったんじゃない?だけど精神年齢が若返ったから、孫から異性として見たんじゃないかしら?しかも、いきなり後ろから抱きしめられたら誰だってドキッとするじゃない。ねぇ〜?」

そう言われて、全員が私を見る。

「たぶん、そうだと……思います。私も、よくわからなくて。でも、その……恥ずかしいのは……事実です。」

お祖母様、お母様にジュリー叔母様、どうかその生暖かい目を止めて……。

扉の側にいるナンシーもよ!サラは、キャッて恥ずかしそうにしてるけど、恥ずかしいのは私ですからー残念!!