軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

クロイチたちのパートナー

クロイチのパートナー、アリス。

クロニのパートナー、イリス。

クロサンのパートナー、ウノ。

クロヨンのパートナー、エリス。

名前が決定した。

間違えないように、アイウエオ順だ。

クロサンのパートナーがウリスではなく、ウノなのはオスだからだ。

ちなみに、新しい面子で俺にもっとも懐いているのがウノだ。

俺と遊んでいると、クロサンが来てウノの首を噛んで引き摺っていく。

その時のウノの諦めた目が、なんとも言えない。

頑張れ。

新しい面子も、数日もすればクロたちと同じように生活を始めた。

ただ、パートナーを作った後にクロとユキの居る犬小屋に入るのは抵抗があるのか、クロイチたちやそのパートナーは外で寝ていた。

だから俺の最初の仕事は、彼らのための小屋作りだった。

今後の畑の拡張も考え……

川のある方向とは反対側に、畑四面×四面の十六面分ぐらいの大きなスペースを作り、丸太柵と掘で囲んだ。

今後、子供が増えることを考えたらこれぐらいのスペースは必要だろう。

新しい場所とこれまで間の丸太柵は残したが、掘は埋めた。

掘を残したままだと、なんだか隔離しているような感じがしたからだ。

埋めるも掘るも【万能農具】があれば簡単なので頑張ってみた。

そして、各カップルで住めるように、小屋を作っていく。

クロたちの住んでいる場所は、最初は倉として活用するつもりだったのでそれなりに大きいが、クロイチたちが二匹とその子供たちの場所と考えればそれほどの大きさは要らない。

と言っても、クロたちのサイズはかなり大きい。

やはり四畳半ぐらいの大きさが必要か。

俺が入ることを考えると……高さもそれなりに。

まず最初に一つ作ってみて反応を見てみたが、クロイチたちが我先にと入りたがったので大丈夫だろう。

喧嘩されると困るので、最優先で小屋を作った。

……今後、小屋が増えていくのだろうか。

その時、考えよう。

ついでに、クロイチたちの飲み水の為に、この場所にも井戸を掘った。

水路作りは進んでいるが、完成はまだ先のようだし、最初の井戸からここに持ってくるのは大変だからだ。

クロイチたちが自分で飲めるように傾斜を緩やかにしつつ、下に向けて掘る。

最初の井戸と同じく、深さ十メートルぐらいで水が出てきて安心した。

クロイチたちのトイレとして、浅く掘った場所と、目隠しの衝立を用意する。

ある程度、溜まったら埋めて、また別の場所に用意するのだ。

衝立は、一度、クロが大きい方をしているところを目撃してしまい、しばらく気まずい空気になったことから作るようにしている。

まあ、冬場や夜以外では、クロたちは森でトイレを済ませているようで、なかなか汚れないのだが……

産まれてくる子供たち用と思おう。

この新しい犬たちの為の場所を、今後は犬エリアと呼ぶ事にした。

クロたちも犬エリアに移動するかと聞いたが、拒否されてしまった。

まあ、その方が寂しくなくて嬉しいが……

あ、いや、ザブトンたちの事は忘れていない。

アリス、イリス、ウノ、エリスの新しい面子もトマトは好むようだった。

種族的に好きなのかもしれない。

ある時、俺の持っていたタマネギをエリスが食べてしまい焦ったが、特に問題は無いらしい。

犬にタマネギ系はアウトだと聞いていたが、異世界ではセーフなのだろうか?

いや、油断は駄目だ。

できるだけ食べさせないように注意しよう。

と思っていたら、エリスがやたらとタマネギを気に入ってしまって少し困った。

新しい面子もフライングディスクは気に入ったのか、夢中だった。

腕が疲れた。

気分転換にお茶を飲む。

お茶の木の成長が早いので油断していたが、お茶は新芽を摘んで作るものだった。

さらに、煎る必要があったのを忘れていた。

一回目のお茶はただの葉っぱをお湯に落としただけの味しかしなかった。

新芽に関しては、成長が早いので定期的に新芽を収穫することができた。

お茶を煎ることに関しては……煎り具合など知るはずもないのでトライ&エラーの繰り返しだった。

その結果、常飲に耐える味には一応なった。

前の世界のお茶に比べなければ。

それでも飲む。

お湯より美味しいからだ。

このお茶の欠点は、茶漉しなどの道具が無いから、コップに茶葉が直入れで、最後まで飲めないことだろう。

今度の冬には茶道具を作ることにしよう。