軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第二百二十六話 スープいろいろ

さてと、今日も旅の間に食う作り置きの料理を作るぞ。

フェルたちは朝飯食ったら、また寝ちゃったよ。

ちなみに今日の朝飯は作りおきしておいたボロネーゼをホットドッグ用のバンズに挟んでボロネーゼドッグだった。

トマトソースがパンに染みて実に美味かった。

フェルたちも昼飯時になったら起きて「腹減ったー」って言うだろうから、それまではキッチンに篭るぜ。

今日はスープ類を中心に作っていこうと思っている。

作る予定のものは、豚汁にビーフシチュー、それからクラムチャウダーだ。

クラムチャウダーに使うミニクラムも砂抜きして準備OKだ。

まずはネットスーパーで材料の調達だ。

ジャガイモとニンジンと玉ねぎ、それから大根とゴボウとコンニャクだろ。

あとはデミグラスソース缶と赤ワインと白ワイン、バターにベーコンに牛乳だな。

使う野菜はかぶってるものも多いから、それは多めに買い込んだ。

調味料類はそろってるから大丈夫だ。

あと足りないものが出てきたらその都度買えばいいな。

よし、作り始めるか。

トントントン、トントントン。

ジュッジュ―――。

「ふぅ、出来た。豚汁はこのまま寝かせてからまた煮立ててアイテムボックスにしまえばいいし、ビーフシチューはもう少しコトコト煮込んでからだな」

次はクラムチャウダーだな。

肉のスープは豚汁とビーフシチューを作ったし、魚介もクラムチャウダーだけじゃなくもう一品作ろうかな。

まだ時間にも余裕あるし、よし、作ろう。

何を作ろうかな?

魚介のスープとなると…………あ、簡単だし白身魚のトマトスープにしよう。

まずはクラムチャウダーからだな。

ジャガイモとニンジンと玉ねぎをさいの目切りにして、ベーコンも1センチくらいの大きさに切っておく。

ジャガイモとニンジンと玉ねぎはこの後に作る白身魚のトマトスープにも使うから多めに切っておいた。

次は砂抜きしたミニクラムをよく洗って、深めのフライパンに入れて白ワインで蒸し煮にする。

ミニクラムの殻が開いたら身を取り出して、旨味の詰まった煮汁はこの後に使うからとっておく。

熱した鍋にバターを入れて溶かしたら、ベーコンを入れてサッと炒め、そこにジャガイモとニンジンと玉ねぎを入れてさらに炒めていく。

玉ねぎが透き通ってきたら、弱火にして小麦粉を入れて混ぜ合わせて馴染ませる。

そこに水、固形のコンソメの素、塩胡椒とミニクラムを蒸し煮にしたときの煮汁を加えて野菜が柔らかくなるまで煮ていく。

野菜が柔らかくなったらミニクラムの身と牛乳を加えて一煮立ちさせ、塩胡椒で味を調えたら出来上がりだ。

味見してみる。

野菜もミニクラムもたっぷり入れたから具沢山だし、まろやかで美味い。

上出来、上出来。

さて次は白身魚のトマトスープを作ろう……と思ったところで、フェルたちがキッチンにやってきて「腹減ったー」とのこと。

出来上がった豚汁とビーフシチュー、クラムチャウダーをアイテムボックスにしまい、昼飯の用意に取りかかった。

昼飯は昨日揚げた天ぷらで天丼にした。

みりんと醤油と顆粒だしと砂糖を煮詰めた甘めのタレをかけていただいたよ。

やっぱり天丼には甘めのタレが合う。

みんなも美味そうに食ってくれたよ。

昼飯を食い終わったら、料理再開だ。

白身魚のトマトスープ、これにはタイラントフィッシュを使う。

見た目と違いタラの身みたいにあっさりしていて美味いから、このスープにもピッタリだ。

まずは足りない材料の生のニンニクとカットトマト缶をネットスーパーで買う。

そうしたら、ニンニクをみじん切りにしてと。

オリーブオイルをひいた鍋でニンニクのみじん切りを炒めて香りが出てきたところに、クラムチャウダーを作ったときに切っておいたジャガイモとニンジンと玉ねぎを入れて炒める。

玉ねぎが透き通ってきたら、水とカットトマト缶と固形コンソメの素を入れて野菜が柔らかくなるまで煮ていく。

野菜が柔らかくなったら、一口大に切ったタイラントフィッシュを入れてタイラントフィッシュに火がとおったら塩胡椒で味を調えて出来上がりだ。

味見したけど、野菜たっぷりでトマトの旨味とあっさりした白身魚が非常に合う一品に仕上がったぞ。

「まだまだ時間あるね。もうちょっと作っとこ」

それから前に作って美味かった煮豚と半熟味卵を作り、それと同時に米も炊いた。

それで俺用のおにぎりを何種類か作り、残った飯でオークとブラッディホーンブルとワイバーンの肉で肉巻きおにぎりを作ることにした。

肉巻きおにぎりはフェルたちも美味いって言ってたし、旅先でつまむのにもよさそうだしね。

せっせと米を俵型に握って肉を巻いていき、それを焼いていった。

「ふ~、こんなもんかな」

大量に出来上がった肉巻きおにぎりをアイテムボックスにしまった。

「そろそろ夕飯の支度しないと。昼飯が魚介だったから、夕飯は肉がいいだろうなぁ。面倒だし簡単なのにしよ」

ということで、俺が作ることにしたのはコカトリスの照り焼き丼だ。

市販の照り焼きのタレを使えば超簡単。

コカトリスをこんがり焼いて、市販の照り焼きのタレをちょい多めに入れて絡めるだけ。

多めに入れた市販の照り焼きのタレを皿に盛った飯にかけて、その上に千切りキャベツを乗せる。

その上に食べやすいように切った照り焼きを乗せるだけだ。

簡単だけど間違いない味だぞ。

フェルたちも「美味い美味い」言ってバクバク食ってた。

最後には食後のデザートを要求されて、いつものごとく不三家でケーキやらプリンやらを購入。

しっかりデザートもたいらげて満足そうだったぜ。